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江戸と諸国を独りで結ぶ、通し飛脚。並外れた脚力に加え、預かった金品を守るため、肝がすわり機転がきき、腕も立つ男でなければ務まらぬ。蓬莱屋勝五郎の命を受け、影の飛脚たちは今日も道なき道を走る。ある者は寄る辺ない孤児を拾い、ある者は男女の永遠の別れに立会う。痛快な活劇と胸を打つ人間ドラマを共に備えた四篇を収録。著者の新世紀を告げる時代小説シリーズ、ここに開幕。
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Posted by ブクログ 2020年09月28日
とにかく、面白い。 久々に、読んでいると、空が明るくなるまで読んだ。 時代小説は、2作目だが、早速 大人買いして読もうと思う。 小説ってこうじゃなきゃ。
Posted by ブクログ 2012年03月27日
痺れた!。傑作。ラストの一行がビシッと決まる。 素晴らしい。 江戸の旅ものが続くけど偶然ではない。つい、惹かれてしまう。本書の一編に、きよのさんのように豪勢な旅をして買った物を家に送る女性が登場する。きよのさんのようなキャラでは無いのだけど。
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