いまひとたびの(新潮文庫)

いまひとたびの(新潮文庫)

737円 (税込)

3pt

3.7

ドライブに連れていって。赤いスポーツカーで――。夫を失った事故ののち、車椅子の生活を送ってきた叔母は若い娘のようにそう言った。やがてわたしは、彼女が秘めていた思いに気づく(表題作)。大切な人と共にした特別な一日。その風景は死を意識したとき、さらに輝きを増してゆく。人生の光芒を切ないほど鮮やかに描きあげ、絶賛を浴びた傑作短編集に、新たに「今日の別れ」を加えた完全版。(解説・北上次郎)

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いまひとたびの(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いまいちど、いまいちどだけでも会っておきたかった-向う岸にいる人への血の出るような想いを綴った表題作をはじめ、「赤いバス」「忘れ水の記」など涙をさそってやまぬ短編小説9編を収録。

    0
    2023年12月18日

    Posted by ブクログ

    単行本が刊行されたのが1994年。1997年に文庫化され、今回新たに書き下ろされた1篇を収録し再刊行された。収録された10篇はどれも“死”がテーマだ。志水辰夫はデビュー作からずっと読んでいたが、この頃から作風が変わり、ついていけなくなってしまった。四半世紀を経て再読すると、今のぼくにはすんなりと読め

    0
    2020年04月26日

    Posted by ブクログ

    1997年に刊行された短編集に、今回新たに書き下ろした1篇「今日の別れ」を加えて再刊行された、10作からなる短編集。

    「今日の別れ」以外は、どの話も主人公は50代半ばの男。終始「わたし」という一人称で語られ、固有名詞を明らかにしないことで、それはどこにでもある50代半ばの男の物語となる。末期の病に

    0
    2020年07月11日

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