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Posted by ブクログ 2021年04月06日
昭和50年=1975年、子供が生まれ、入籍。作品が文庫化し儲かる。
昭和52年=1977年、マキ、癌手術。家の問題。
昭和55年=1980年、不安神経症の診断。森田療法。
といった、いわば「「ガロ」以降」の私生活を、1983年から「小説現代」に連載した、というか、売ったというか。
子が生まれて5年...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月23日
長男誕生前後は微笑ましい場面もあったが、その後は育児の苦労に加えて妻の癌、自身の不安神経症など雲行きはどんどん怪しくなり、下降の一途。そんな状態を、ここまで書くかというくらい赤裸々に綴る。でも、悲惨な私小説を読んだという読後感がない。それが、つげによる日記文学の妙味。
そして、松田哲夫による秀逸な巻...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月11日
つげ義春の昭和50年から55年にかけての日記。文庫本ブームで収入が増え子供もできる一方、妻の癌に始まり自身の不安神経症の発症といった波乱の日々?を淡々と妻や周りの人間への不満を吐き散らかしながら記したもの。
基本、漫画のイメージそのままの神経質というか「気にしぃ」な人だったんだな。
解説によると奥さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月20日
つげ義春 日記 昭和50年(38才)〜昭和55年(43才)
常に不安で心細く頼りない自分、辛うじて生きてきた自分を赤裸々に綴っている日記〜癌への不安や不安神経症に悩まされる日々、奥さんへの愚痴 が多め
著者は 自身と同じ境遇、気質を持つ人を慰め、勇気づけるために この本を出したように思う。...続きを読む
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