作品一覧

  • トキワ荘の遺伝子 -北見けんいちが語る巨匠たちの横顔-
    -
    1巻2,178円 (税込)
    漫画史の空白、スタジオゼロとは? トキワ荘に集った、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、石森章太郎、つのだじろう、赤塚不二夫たちが、1963年に設立したアニメ・漫画の制作会社「スタジオゼロ」。また、そのころ急成長する漫画界では、ちばてつややさいとう・たかをなどが活躍し、出版社の編集者たちもマンガに情熱を燃やしていた。 赤塚不二夫のアシスタントであった『釣りバカ日誌』の作者・北見けんいち氏が、 彼らとの交流を一人一人振り返る…… また、作者のマンガ家になるまでの道のり、『釣りバカ日誌』誕生秘話を、当時の編集者たちとの想い出も含め語る。
  • 「伝わる文章」のための 聞く技術・書く技術
    3.5
    1巻1,400円 (税込)
    40年間で1,500人以上にインタビューをし、数々の書籍を手がけてきた「聞き書き」の達人が、その取材と執筆のノウハウを明かす。聞きたいことを語らせる秘訣、相手の言いたいことを集約するスキル、伝わる文章に仕上げるテクニックなどを、実際のインタビューとそれをまとめた例文を使って、わかりやすく解説していきます。「メモは取るべきか?」「相手が言ってないことも書いていいのか?」「文体は語り口調にするのか、記事調にするのか?」など、誰も教えてくれない素朴な疑問に答えます。また、文体の選び方や字数制限によって、どのように書き分けるのか、話を要約していくのかも、実例を紹介しながら解説しています。ライター志望者はもちろん、マスコミで働く方や志望者、営業やサービス担当などすべてのビジネスパーソン、就職活動中の学生にも、ぜひ活用していただきたい内容です。
  • 日曜日のハローワーク
    3.4
    「あなたの職業は、ひとつである必要はありません」。人生をより味わい深いものにするために、いまの自分とは別の「仮面」(=職業)をかぶって生きてみませんか? 聞き書きの名手である著者・小田豊二を案内人に、世の中にあまり知られていないであろう素敵な「仕事」を、読者にとっての2つ目の仮面という視点で、案内人自らが、その世界に飛び込んで調査するというコンセプトの「面白い職業」ルポルタージュ。驚きました。世の中には、まだ知られていない、こんな素敵な「仕事」があなたを待っています!

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  • のり平のパーッといきましょう(小学館文庫)
    4.0
    1巻825円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 映画『社長シリーズ』や『駅前シリーズ』でおなじみの喜劇役者三木のり平は、実は『雲の上団五郎一座』や『放浪記』などをはじめとする出演・演出で活躍した舞台人でもあった。戦後日本の喜劇界に偉大な足跡を残したこの名優の芸、笑い、酒、友人、女性などの全人生を、聞き書きの名手が構成した演劇的自伝。抱腹絶倒の一代記であるばかりでなく、今の“喜劇”と称するお笑いに対しての痛切な思いも語り尽くした遺言状でもある。

ユーザーレビュー

  • 「伝わる文章」のための 聞く技術・書く技術

    Posted by ブクログ

    聞き書きという、著名人へのインタビューを元にした本の編集のプロの技術が実感できる本。
    話し手が太鼓で、聞き手は撥という例えは、よい話を引き出すイメージとして分かりやすかった。
    本にまとめる以外に、刑事、記者、医者それぞれの書くための聞き方も取材され披露されており、その違いと共通点が見えてきた。
    書き方はセンスや様々なパターンを多く知る経験を重ねるしかなさそうだが、インタビューを文章にまとめるためのプロセスは具体的に示されており、参考になった。
    09-98

    0
    2009年11月08日
  • 日曜日のハローワーク

    Posted by ブクログ

    宝くじの販売や銭湯のペンキ絵描きなど「どうやったらなれるのか」と問われてみれば「確かにその疑問はわく!」というお仕事や、露天商の取りまとめなど”どういうことをしてるのかそもそもわからない”お仕事の紹介など、バラエティーに富んでいて面白かったです。
    聴いているラジオ番組にちょいちょい出演されているアイスマン福留さんがいかにして「コンビニアイス評論家」になったのかもかなり意外で面白かったです。

    個人的には聞き書き作家に興味津々。
    人の話聴くのは大好きな自分にとってはそんな魅力的なお仕事(ボランティア)があるなんて全く想像もしてなかった!
    「聞き書き(ボランティア)講座」にいつか参加して活動できる

    0
    2022年06月13日
  • 日曜日のハローワーク

    Posted by ブクログ

    一風変わった職業を紹介する本ではありますが、
    これぞという人にインタビューして本が構成されています。
    インタビューの過程も書かれているので、
    物語風に読む進めることができます。

    ここに登場する人々は皆輝いて見えます。
    こんな風に輝いて生きていきたいなと思います。

    0
    2015年10月27日
  • 日曜日のハローワーク

    Posted by ブクログ

    本書に出てくる「日曜日のハローワーク」という団体は架空ですって、最後で言われた。ちょっと気になってたのに。それもあって、ちょっと最後まで書き手のスタンス(?)がわからないまま進んでいったけど、おもしろかった。一風変わった、いまの時代に合った働き方論。みんな自由。これが東京書籍から出た、というのがちょっとびっくり。『ナリワイをつくる』とかと同じ編集者かな?

    0
    2015年10月24日
  • のり平のパーッといきましょう(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    「三木のり平」のイメージが変わる一冊。

     のり平といえば、社長シリーズ・駅前シリーズなどでの軽妙洒脱な演技が印象深い。しかし、本書を読んで、その演技も、緻密な理論と多彩な経験とに裏打ちされていたことが、よく分かった。また、氏の演技に対する愛情と不断の努力も赤裸々に語られている。
     
     芸能界という特殊な世界に関するものとはいえ、氏の理論と体験談とは、下手な啓発本やビジネス書よりも、「自己実現」と「成功」を達成するために役に立つように思われた。
     
     さらに、序盤の氏の生い立ちのくだりは、リアルな戦中戦後史でもあって、貴重な資料ともいえる。

    0
    2010年03月04日

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