あらすじ
「あなたの職業は、ひとつである必要はありません」。人生をより味わい深いものにするために、いまの自分とは別の「仮面」(=職業)をかぶって生きてみませんか? 聞き書きの名手である著者・小田豊二を案内人に、世の中にあまり知られていないであろう素敵な「仕事」を、読者にとっての2つ目の仮面という視点で、案内人自らが、その世界に飛び込んで調査するというコンセプトの「面白い職業」ルポルタージュ。驚きました。世の中には、まだ知られていない、こんな素敵な「仕事」があなたを待っています!
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Posted by ブクログ
宝くじの販売や銭湯のペンキ絵描きなど「どうやったらなれるのか」と問われてみれば「確かにその疑問はわく!」というお仕事や、露天商の取りまとめなど”どういうことをしてるのかそもそもわからない”お仕事の紹介など、バラエティーに富んでいて面白かったです。
聴いているラジオ番組にちょいちょい出演されているアイスマン福留さんがいかにして「コンビニアイス評論家」になったのかもかなり意外で面白かったです。
個人的には聞き書き作家に興味津々。
人の話聴くのは大好きな自分にとってはそんな魅力的なお仕事(ボランティア)があるなんて全く想像もしてなかった!
「聞き書き(ボランティア)講座」にいつか参加して活動できるくらいまで頑張りたい、という目標ができました。
Posted by ブクログ
一風変わった職業を紹介する本ではありますが、
これぞという人にインタビューして本が構成されています。
インタビューの過程も書かれているので、
物語風に読む進めることができます。
ここに登場する人々は皆輝いて見えます。
こんな風に輝いて生きていきたいなと思います。
Posted by ブクログ
本書に出てくる「日曜日のハローワーク」という団体は架空ですって、最後で言われた。ちょっと気になってたのに。それもあって、ちょっと最後まで書き手のスタンス(?)がわからないまま進んでいったけど、おもしろかった。一風変わった、いまの時代に合った働き方論。みんな自由。これが東京書籍から出た、というのがちょっとびっくり。『ナリワイをつくる』とかと同じ編集者かな?
Posted by ブクログ
好きなことをやる、仕事以外の日にやる、
大変そうに見えない方たちの現実にほっと癒されもした。
職業についての歴史が細かすぎて読み飛ばしてしまう箇所があり。
あとがき最後の名言、前から好きな言葉なので勝手に共感。