蔦重

蔦重

781円 (税込)

3pt

4.3

2025年、大河ドラマの主人公。
絵師、戯作者の才能を巧みに操り、次々と流行を生み出した
蔦屋重三郎の光と影を描く。

細谷正充さん絶賛!
――吉森大祐、長篇だけでなく短篇の名手でもあったのか。
喜びと悲しみ、希望と絶望、令和の日本人と変わらぬ人間の姿がここにある。

喜多川歌麿、東洲斎写楽、恋川春町、山東京伝、曲亭馬琴……
鋭い閃きと大胆な企てで時代を切り開いた稀代の出版プロデューサー・蔦屋重三郎が世に送り出した戯作者や絵師たち。
江戸の精華として誰もが知る彼らの人生の栄光と悲哀を描いた、連作短編集。

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蔦重 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月17日

    2025年の大河ドラマは蔦屋重三郎!

    島田荘司さんの【写楽 閉じた国の幻】を読んで以来、蔦屋重三郎を主人公にした作品を探しており、久々に出会えました!

    蔦屋重三郎を知らない人の為に紹介します
    江戸時代の田沼意次から松平定信の時代を生きた本屋さん!?
    喜多川歌麿、山東京伝、十返舎一九、写楽や葛飾北...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月25日

    他の本では、蔦重が考えに考えて作られたスーパースターって感じの存在の写楽が、あんまり…だけどまぁ…みたいな感じになってるのが面白い。
    狩野派の人の話が一番良かった。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年04月22日

    2025年NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の予習として。

    全く知識のない世界だからこそ、史実と創造の両面から楽しめた。

    ○美女礼讃
    狩野派鳥山石燕の弟子勇介が蔦重の斡旋で、売り出し要員遊女の水揚錦絵を描く。絵師として、病む妻のため。
    勇介は喜多川歌麿、そしてその妻於理世の名は本当に...続きを読む

    0

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