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鞠の意匠をあしらった「鞠巾着」が人気となり、安定した仕事をもらえるようになった律。涼太との祝言の日取りも決まり、幸せをかみしめながら、職人の仕事も一生続けていこうと決意するのだった。そんな折、拐かし一味の女の似面絵を頼まれた律は、仕上げた絵に何か引っかかるものを感じて――。恋に仕事に一途に生きる女職人の姿を描く、人気シリーズ第五弾。
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Posted by ブクログ
鞠巾着が人気となり涼太との祝言も決まって公私共に順調なお律。偽物騒動が池見屋の雇っているもう一人の上絵師の仕業だったとは。鞠巾着なら誰が書いてもいいだろ、と開き直るんじゃなくて自分だけの何かを作り出せばいいのに。でも「池見屋で売っているお律の書いた鞠巾着」じゃないと知ったらいらないと言われて辰吉ショ...続きを読むックよね。祝言当日に騒ぎがあって延期になって残念だけど香が懐妊してめでたい。
ひっぱる~w これまでの繋がりがいい感じに絡み合って前に向いてる感じだし、全体的に幸せな雰囲気に包まれてる第5巻でした。気持ちよ~く読めました。 2024年20冊目。
上絵師 律の似面絵帖、シリーズ5作目。 着物の柄を描く仕事で一人前になろうとする若い女性の暮らしを描きます。 律は、両親を亡くし、裏長屋で一人住まい。 上絵師だった父の手伝いをしていた仕事場で、身を立てようとしています。 巾着に鞠をモチーフにした絵を描いた「鞠巾着」が売れ出して、池見屋の女主人の類...続きを読むにもいくらか認められるようになる。 隣には、手習い指南所の今井先生が住んでいて、幼馴染や見回りする同心がお茶を呼ばれに来たりする日々。 幼馴染の涼太は、表通りの大きな茶屋の跡取り息子。 前作で気持ちを伝えあい、結婚の話も出ました。 改めて涼太の両親に会うことになり、緊張する律。 予想がつかないでいましたが‥ 結納、祝言の準備と、話が進む中、仕事にはちょっとした波乱もあります。 人気が出た鞠巾着を真似た偽物が出たり。 鞠巾着が気に入った人からの上絵の依頼に喜んだものの‥ 可愛い娘の着物、という注文に、意外な事情があったり。 武家の感じのいい娘さん・史織と知り合うのですが、その叔母からの依頼はねぎられたりするのでした。 定廻り同心の広瀬保次郎の頼みで、似面絵(似顔絵)を描くのも、けっこうひんぱんになっていました。 事件のためでなければ描くのを止めようと思っていたところ‥? 思わぬ縁結びに。 前に出会って仲良くなった6歳の本田秋彦と過ごした翌日、秋彦がさらわれた? しかも、涼太の妹で親友のお香も婚家に帰っていないという大事件。捜索が始まり… 如何に? 真面目でつつましく、親切で、いざとなると冷静さもあるお律さん。 幸せになるんだよ~(笑)
上絵師・律の似面絵帖シリーズ第5弾。 幼馴染みとの祝言控え、これでめでたしめでたしと思いきや、やっぱりうまくことは進まない。 これからどうなることやら… 定廻り同心の広瀬から悪人の似面絵を頼まれている律はいつも事件に巻き込まれてしまうけど、心が温かい人達にかこまれているので安心して読める。 現在と比...続きを読むべて仕事を始める歳も隠居する歳も早かった江戸時代。40歳過ぎたら年寄り扱いされているのは何だか辛いなぁ(笑)
内容(「BOOK」データベースより) 鞠の意匠をあしらった「鞠巾着」が人気となり、安定した仕事をもらえるようになった律。涼太との祝言の日取りも決まり、幸せをかみしめながら、職人の仕事も一生続けていこうと決意するのだった。そんな折、拐かし一味の女の似面絵を頼まれた律は、仕上げた絵に何か引っかかるものを...続きを読む感じて―。恋に仕事に一途に生きる女職人の姿を描く、人気シリーズ第五弾。 令和2年7月22日~24日 8月1日~2日
シリーズ5作目。涼太と律の祝言も決まり、幸せそうで微笑ましい。新キャラの史織が登場、過去に登場した人物たちもチョイチョイ再登場してくれる。特に秋彦さまが可愛い。「鈴の神さま」を読んだ時も思ったけど、知野さんは可愛い子供を描写するのが上手いなあ。
鞠の意匠をあしらった「鞠巾着」が人気となり安定した仕事をもらえるようになった律、涼太との祝言の日取りも決まり幸せをかみしめながら職人としても続けていこうと決意する。そんな折、拐かし一味の女の似顔絵を頼まれた律は何か引っかかる者を感じる。 シリーズ第5弾
202202/1~7巻まとめて。先に読んだ「神田職人えにし譚(しろとましろ)シリーズ」が面白かったので、こちらも購入。弟がいる女性職人が主人公ってことで、似たようなところも多いけど、こっちもなかなか面白かった。
女上絵師、律は幼なじみの涼太との祝言も決まり、鞠巾着の仕事も軌道にのってきたなかで起こる拐かし一味との事件。 控えめながら、淡々とし落ち着いた主人公律のようなイメージで物語が進む。
知野みさき 著「つなぐ鞠」、上絵師 律の似面絵帖シリーズ№5、2019.6発行。上絵師 律23歳と青陽堂の若旦那 涼太24歳、いよいよ結納の儀が終わり祝言へと向かうところ、祝言の前日、涼太の妹の香と秋彦という子供のかどわかしが。事件が解決したら、今度は香のつわりが。ということで、祝言は第6巻になりま...続きを読むした。知野さん、願わくば、もう少しテンポよくお願いしますw。
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つなぐ鞠(まり)~上絵師 律の似面絵帖~
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