落ちぬ椿~上絵師 律の似面絵帖~

落ちぬ椿~上絵師 律の似面絵帖~

715円 (税込)

3pt

辻斬りで母を亡くし、上絵師の父も失意のうちに死んだ。律は、幼い弟のためにも、父の跡を継ぎ、布に家紋や絵を描く上絵師としての独り立ちを目指していた。そんな折、馴染みの同心が持ち込んだ似面絵に「私が描く方がまし」と口走り……。副業として請け始めた似面絵が、様々な事件を解決へと導いてゆく! 恋に仕事に一途な女職人の活躍を描く新シリーズ。

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落ちぬ椿~上絵師 律の似面絵帖~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月08日

    時代物は身構えがちになってしまうけれど、これはとても読みやすかったです。
    亡くなった父親の仕事を受け継ぎ、上絵師になる律ですが、父親の技術力には及ばず、弟と二人、細々と小さな仕事を請け負って暮らしています。そんな律に似面絵を描く機会が訪れ、似面絵で才能開花します。
    貧しいながらも実直に生きている律に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    内容(「BOOK」データベースより)
    辻斬りで母を亡くし、上絵師の父も失意のうちに死んだ。律は、幼い弟のためにも、父の跡を継ぎ、布に家紋や絵を描く上絵師としての独り立ちを目指していた。そんな折、馴染みの同心が持ち込んだ似面絵に「私が描く方がまし」と口走り…。副業として請け始めた似面絵が、様々な事件を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月05日

    じれったいーー。
    涼太と律がお互い想い合ってるのになんとじれったいことか。
    律の気持ちもわからないではないけど、歯がゆい。まーだから、面白いのだけど。
    次巻も楽しみ!

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    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    苦手な時代物だけど、この方の小説は相性がよいのか読みやすい。勿論おもしろい。
    ちょっとじれったさもあったりして(笑)、今後への期待もこめて★は4つにしておきます。

    最近の読書量的にシリーズものは敬遠していて読むのが遅くなってしまったけど、これは読み進められそうです。まぁ焦らず今年の読書目標の1つ、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月23日

    女絵師が主人公のシリーズ1作目。
    上絵師とは、着物の柄を描く職人のこと。注文に応じて描くので、芸術性も高い仕事ですね。

    律はふた親を亡くし、一回り下の弟と一緒に、神田相生町の裏長屋で暮らしています。
    父は上絵師で腕が良かったのですが、5年前に母が亡くなった時に父も怪我をして、以前のようには仕事が出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月09日

     時は江戸時代。着物や商人の前掛けなど、布に家紋や絵を描く上絵師として自立を目指す女性職人の活躍を描く短編集。
     シリーズ第1作目となる本作は、主人公の律がなぜ上絵師として独立しようと決意したのか(江戸時代においては女性は若くして嫁ぐため、女性の職人は珍しい)、その経緯と苦悩が丹念に描かれている。ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月11日

    読みやすくて一気に読めた。律が副業で描く似面絵が事件を解決に導く……というあらすじだけど、幼馴染の涼太にも特技があって、涼太もけっこう活躍してくれる。脇役もみんな良いキャラだ。二人の恋は切ないというかじれったいというか。今のところ律は、寒さに耐える残雪の「落ちぬ椿」だけど、この先はまた違う絵を描くよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月25日

    知野みさき 著「落ちぬ椿」、上絵師 律の似面絵(にづらえ)帖シリーズ№1、2016.7発行です。母は辻斬りに殺され、父も不審な死に方をし、9歳の弟慶太郎と暮らしている律21歳、上絵師として修業中、上手な似面絵が功を奏して事件などの解決に。律の幼馴染みで、今は茶屋「青陽堂」の若旦那である涼太22歳の思...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月18日

    「恋に仕事に一途な女職人の活躍を描く新シリーズ」
    とのことなので、続きが今後出てくるのだとは思いますが、
    終わり方が私個人としてはちょっともう少しスッキリ終わらせてくれた方がよかったなーという感じ。
    ただ、話は読みやすく律がこれからどう色んな気持ちを受け入れるなり、見切りをつけていけるのか気になるの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月26日

    辻斬りで母を亡くし、上絵師の父も失意のうちに死んだ。律は幼い弟と、父の後を継ぎ、布に家紋や絵を描く上絵師としての独り立ちを目指している。そんな折、馴染みの同心が持ち込んだ似顔絵に私が書いた方がましと口走り・・・
    副業として似顔絵を描くことになり、様々な事件を解決していく。

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