椿姫

椿姫

1,188円 (税込)

5pt

パリの社交界で金持ちの貴族を相手に奔放な日々を送る美貌の高級娼婦マルグリット。彼女はある日、青年アルマンと出会う。初めて真実の愛に目覚めた彼女は、これまでの享楽的な生活を捨て、パリ近郊の別荘で二人は暮らし始めるのだが、そこへ訪ねてきたのはアルマンの父だった。そしてアルマンを愛するがゆえにマルグリットが下した決断は……。フランス恋愛小説、不朽の名作。

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椿姫 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フレーズの一つ一つが心に染み渡ってくる。オペラで知っている(オチを知っている)状態でこれほど心を揺さぶってくる作品はなかなか巡り会えない。

    恋と哀れみが入り混じって、ある女性のことをずっと考えてしまい、自分の手で守りたいと思う純粋な優しさと、自分のものにしたいという独占欲が爆発している状態。マルグ

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    アレクサンドル・デュマの『椿姫』です
    と言っても『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』で有名なアレクサンドル・デュマじゃなくて息子の方です
    光文社では作者名はデュマ・フィスとなっていますね
    フィスはフランス語で息子という意味だそうですが、自分には「大デュマ」「小デュマ」って言い方のほうが馴染みがあります

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    1848年発刊。映画はもちろん、オペラや演劇、バレエやミュージカル、はてはマンガにとさまざまなメディア化がされている本作。フィクションでありながら、著者自身が二十歳の頃に、高級娼婦マリ・デュプレシスに惚れ込んで散財した経験がもとになっており、彼女の最後を知るにいたり、いったいどこまでが事実なのだろう

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    軽い気持ちで読み始めたら思いの外すごくよかった。アルマン……仕方のないやつ……。

    解説に載っていて覚えておきたいと思った言葉。477ページ。
    『ジャンルとしての小説には固有の知恵があり、その知恵は個々の小説家よりもすこしばかり聡明である。そしてこの「小説の知恵」に耳を傾けず、みずからの小説よりも聡

    0
    2022年06月26日

    Posted by ブクログ

    19世紀、著者の実体験を元にした恋愛小説。金持ちを相手に享楽的な生活を送る高級娼婦が真実の愛に目覚める。

    ズバリ泣ける話だ。冒頭からもう、悲劇のニオイがぷんぷん。一体何があったのかと興味を引く、聞き手を配して一人称で語らせる構造もうまい。エンタメの洪水に慣れすぎている現代人にとってはベタな展開とい

    0
    2022年06月16日

    Posted by ブクログ

    泣ける。マルグリットは悪女だ、という風に描かれることも多いけど、どちらかというと娼婦という人生を歩まないといけない女性が、その中でどうやって愛を貫くかのお話だった。
    いつの時代も、相手にちゃんと話さないこと、ミスコミュニケーションにより起こる悲劇は鉄板だなと。意外と自分の人生でも起こるんだよなぁ。

    0
    2021年09月27日

    Posted by ブクログ

    La Dame aux camélias.
    アルマンとマルグリットの恋愛物語。
    筆者がアルマンの話とマルグリットの日記を元にこの小説を書いているという設定。
    二人の純愛と、高級娼婦という肩書の為にその関係が崩れてしまうという悲劇的な物語を書いている。読みやすく、いつの時代も変わらない男女の純粋な心が

    0
    2021年07月26日

    購入済み

    とても共感できました

    現役ホステスです。
    とても共感出来るところや経験したことあるなあという事が多々ありました。
    そして羨ましくも思いました。
    説明や解説も解りやすく読みやすいので、ぜひ現役ホステスさんに勧めたい一冊です。
    今も昔も男と女は根本が大して変わって無いからこそ現代でも愛される作品なのかなと思いました。

    0
    2021年03月28日

    Posted by ブクログ

    光文社のこの文庫は古典でもすごく読みやすい!

    恋愛ものはあまり読まないけれど、これはとても引き込まれた...アルマンしっかりして!マルグリットを信じて!って心から最後の辺りは思ってた笑
    知らず知らずのうちにマルグリットの人柄に惹きつけられていった。

    0
    2023年03月19日

    Posted by ブクログ

    他作品に引用され登場したのを懐かしく思い、新訳にて再読。
    読みやすく、分かりやすい訳にとにかく驚いた。
    訳本にありがちな妙な言い回しがひとつもなく、美しく流れるような表現のおかげで、作品の純愛度が増したように思う。学生の頃は悲恋に憧れ、作品に没入した印象だったけれど、今回は違う選択をした場合、に興味

    0
    2024年02月01日

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