蔦屋重三郎 江戸を編集した男

蔦屋重三郎 江戸を編集した男

1,100円 (税込)

5pt

3.8

浮世絵、洒落本、狂歌。江戸文化の要には一人の大編集者がいた。
2025年大河ドラマ主人公の巨大な足跡と、江戸の思考法を描く。

2025年大河ドラマ『べらぼう』の主人公は、蔦屋重三郎。

花の吉原振り出しに
才人鬼才をより集め
幕府に財産取られても
歌麿写楽をプロデュース

この蔦重こそ、数多くの洒落本、黄表紙、狂歌を世に出し、
歌麿、写楽を売り出した江戸最大のプロデューサーだった。
その華麗な人脈は太田南畝、山東京伝、恋川春町、酒井抱一、
市川團十郎、葛飾北斎、曲亭馬琴、十返舎一九とまさに江戸文化そのもの。
江戸文化とは何か、文化を創り出すとはどういうことか。
豊富な図版を入口に、人を編集し、
文化を織り上げた、蔦重の「たくらみ」に迫る。

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蔦屋重三郎 江戸を編集した男 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もしや?と思いながら頁を開くとそこには松岡正剛氏への追悼の言葉があった。
    彼にインスパイアーされ、共に思考を巡らせた田中優子さんが書く蔦屋重三郎は、江戸後期の文化創出を「うつろい・おもかげ」といったキーワードから編集という意図の具現化を切り取った構成で、松岡とのシンクロと感じた。
    もちろん彼女の専門

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    大河ドラマ予習本第2弾。(すでにドラマはスタートしてしまいましたが……)
    江戸文化研究者の書く新書、ということで、まぁそこそこの読みやすさはあるだろうが、真面目にお勉強する感じになるのかなぁと思って読み始めた。
    結果、まぁ勉強の要素もありますが、著者の意外にアツい語り口で、思ったより勢いをもって読め

    0
    2025年01月17日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  何人もの蔦屋重三郎
    第2章  世界が彩られた~蔦屋重三郎の生まれ育った環境
    第3章  吉原を編集する
    第4章  洒落本を編集する
    第5章  なぜ蔦屋重三郎は処罰されたのか?
    第6章  狂歌師たちを編集する
    第7章  浮世絵を編集する
    第8章  芝居と役者を編集する
    第9章  天明

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    絵師では謎の絵師、写楽の記述が気になった。
    作家では山東京伝の本を読んでみたくなった。でも、現代語訳は出版されていないようです。岩波さん、これを機に是非!

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大河ドラマ「べらぼう」を観ているが、知識がないので、どこまで史実なのかわからなかったり、意味が分からなかったりした。この本を読んで、知識を補完できて良かった。
    そして「編集」というものについて考えさせられる機会にもなったと思う。

    0
    2025年05月22日

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