翼 cry for the moon

翼 cry for the moon

1,067円 (税込)

5pt

父の自殺、学校での苛め、母には徹底的に拒まれて…。幼い頃に受けた仕打ちで凍りついた篠崎真冬は心に深い傷を抱えて生きてきた。その愛に閉ざされた心を解き放つのは、ニューヨーク。恋人、ラリーの幼い息子ティムも、実の母親から虐待を受けて育った子供だった。自分の居場所を求めて模索し幸せを掴みかけたその時、真冬にさらなる過酷な運命が襲いかかる。そして舞台は広大なアリゾナの地へ。傷ついた真冬は再び羽ばたくことができるのか? 一人の女性の魂の再生と自由を描く感動長編。

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翼 cry for the moon のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    父親の自殺を見てしまい、母親からは周りを不幸にする。と言われて育てられた真冬。

    日本を捨ててアメリカで子供のいる男性と出会い、やっと幸せになれると思いきや、男性が子供と真冬を残して亡くなってしまう。

    その後、お葬式をするために男性の故郷アリゾナ州へ。

    テーマは変わることが出来る。じゃないかなぁ

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    「不安が風船のようにふくらんで割れる寸前までいくと、
    子供の心はそれを抱えておくことができなくなって、
    自分で風船を割ってしまうんだ。
    相手を挑発してわざわざ攻撃を引き出すことによって、
    自分のいだいている恐怖を現実のものにしてしまおうとするのさ」
    「そんな…どうして?」
    「現実にさえな

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい!話の展開がとても大胆かつスムーズで、のめり込んで読んでしまった。
    村山由佳さんの書くお話は、辛い境遇で育った人がよく出てきますが、このお話もそう。で、過去の自分とどう折り合いをつけて未来に向かって進んでいくのか。そういうところを丁寧に丁寧に流れるように描写してあるから、感情移入しやすいの

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    親の虐待や学校でのいじめを経験し心に闇を抱えて育った真冬がアメリカの大学で自分を理解してくれる恋人と出会う。彼は結婚式直後に事件に遭い死んでしまう。先妻の子ティムをつれて彼の両親の元に行く。彼の家族もまた複雑であった。父親がインディアンの女性とのあいだに作ってしまったブルースだけが真冬とティムが心許

    0
    2022年10月22日

    Posted by ブクログ

    解放と邂逅の物語。自分で子どもを産んでから、前半が辛くて仕方なかった…でも、こんな親にならないためにするには、こういう人間にならないためにどうしたらいいか、最初に読んだ時よりもずっと、考えられるようになった。

    0
    2021年02月26日

    Posted by ブクログ

    悲しい出来事に多々遭いながらも、それでも自分の心と戦い続ける真冬を、かつての私に重ねながら読んでいました。どの人物も心の闇や後悔を抱えながらも懸命に生きようとしているのが分かって、胸を打たれました。ずっと手元においておきたい本。

    0
    2014年06月22日

    Posted by ブクログ

    自分と重ねることもあり、良い意味でショックな作品でした。

    人の死より、犬の死の方がショックで真夜中に号泣した。

    0
    2013年04月13日

    Posted by ブクログ

    これはぜひみなさんにも読んでいただきたい。

    読書苦手な人には少し長いけどそれが逆にいいから。

    0
    2012年10月06日

    Posted by ブクログ

    前半からかなり泣きました。アリゾナの大地、ネイティブアメリカンなど興味深く、主人公が立ち直る?受け入れて生きていく様子が印象的でした。

    0
    2012年08月10日

    Posted by ブクログ

    すごい。
    社会問題も、内的課題も、ひっくるめて、アリゾナの地で主人公の葛藤が展開していく。

    村山由佳の情景描写は、作品をおおいつくし引っぱってゆくようで本当に好きなのだ。
    深呼吸したい。

    登場人物は壮絶な人生をうったえてくるのに、読者を引き込みむしろ自然の中に放出させる。
    解放された気持ちになる

    0
    2012年08月15日

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