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最貧困シングルマザー
『最貧困女子』が話題の著者による問題作!! いまや働く単身女性の3人に1人が貧困といわれる日本。虐待、DV、うつの末、貧困の蟻地獄に堕ち、出会い系サイトで売春するシングルマザーの実態に迫った、衝撃のルポルタージュ。途方もない孤独感と絶望感の中で、母親たちは出会い系に「救い」を求めていた――! 「格差の中間にいるあたしたちが、彼女たちを知らなきゃと思う。明日は我が身かもしれないのだし」――(室井佑月さん) -
さいふをなくした
ドアラが名古屋市に出現して20年。今年、作家・ドアラ先生が再起動する――。 ドアラ(名古屋市在住)は、中日ドラゴンズのマスコットキャラクター。愛知県のみならず、全国から愛されるドアラ。つらくても、くるしくても、球場でいつも笑顔をたやさないドアラは、いつだって私たちを癒してくれます。 しかし、その笑顔の裏に、悲喜こもごもの日常が潜んでいることを我々は知りません――。 ドアラ出現20周年を記念して、2年ぶりに作家・ドアラ先生に執筆を依頼。 「さいふをなくした」と題して、全4回にわたる短編エッセイを連載。これまで私たちには見えなかった、ドアラの日々のくらしが紡ぎ出されます。 第1話、「さいふをなくした」では、ドアラがなんと大切なものをなくしてしまいます。その大切なものとは一体……? そしてドアラをへこませた、謎の物体とは……? 「そのまんまじゃないか!」の声が続出の第1回! -
災厄の絵画史 疫病、天災、戦争
ベストセラー「怖い絵」シリーズ著者最新作! パンデミック、飢餓、天変地異、戦争…… 人類の歴史は災厄との戦いの歴史でもある。 画家たちは、過酷な運命に翻弄され、抗う人々の姿を描き続けてきた。 ムンクは疫病で死にゆく者が生き残る者へ示したあふれる愛を、 ミレイは天災から立ち直ろうとする若者の強靱さを、 ゴヤは怒りでいっぱいになりながら人間の蛮行を、 それぞれキャンバスに塗り込め、叩きつけた。 本書は、そんな様々な災厄の歴史的背景を解説しながら、現在も人々の心をつかむ名画の数々を紹介する。 -
災厄のてびき
単行本未収録作品+描き下ろしを加えた新装改訂版。甲斐性無しの売れない小説家がネタ探しで出向いた連続放火の火事現場。最前列には様子がおかしい学生服姿の少年がかならずいた…。火を見ることでしか欲情できない少年と小説家のてびき。 -
再臨勇者の復讐譚(コミック)
「後悔させてやるよ、俺を裏切ったことを」異世界に召喚され勇者として戦う高校生・天月伊織は、魔王討伐の直前に仲間たちに裏切られて殺されてしまい……30年後の同じ世界に再び召喚された! 同じく復讐を志す元魔王の少女と共に、裏切った仲間たちへの復讐を開始する。「小説家になろう」発の復讐ファンタジー、待望のコミカライズ! -
サイレンス
一気読み必至の偏愛サスペンス。 婚約者が雪深い孤島で突然失踪……、故郷の島には恐ろしい“秘密”があった。 深雪は婚約者の俊亜貴を連れ、故郷の雪之島を訪れる。結婚してありふれた幸せを手にいれるはずだった。ところが、祝宴の席で深雪は思いもよらないことを島民たちから知らされ、状況は一変する。やがて俊亜貴は行方不明に……。この島、何かがおかしい――。『暗黒女子』の著者が、人間の奥底にある執着心と狂気を描いた傑作サスペンス。 解説・澤村伊智 ※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
サイレントシンガー
著者6年ぶり、世界が待ち望んだ長篇小説400枚。 内気な人々が集まって暮らすその土地は、“アカシアの野辺”と名付けられていた。たったひとりの家族であるおばあさんが働いているあいだ、幼いリリカは野辺の老介護人に預けられて育った。野辺の人々は沈黙を愛し、十本の指を駆使した指言葉でつつましく会話した。リリカもまた、言葉を話す前に指言葉を覚えた。たった一つの舌よりも、二つの目と十本の指の方がずっと多くのことを語れるのだ。 やがてリリカは歌うことを覚える。野辺の重要な行事である“羊の毛刈り”で初めて披露された彼女の歌は、どこまでも素直で、これみよがしでなく、いつ始まったかもわからないくらいにもかかわらず、なぜか、鼓膜に深く染み込む生気をたたえていた。この不思議な歌声が、リリカの人生を動かし始める。歌声の力が、さまざまな人と引き合わせ、野辺の外へ連れ出し、そして恋にも巡り合わせる。果たして、リリカの歌はどこへと向かっていくのか? 名手の卓越した筆は、沈黙と歌声を互いに抱き留め合わせる。叙情あふるる静かな傑作。 -
サイレント・スクリーム
寂れた郊外の街を震撼させる連続殺人事件に型破りな警部キム・ストーンが挑む。イギリスのベストセラー警察小説シリーズ第一弾! -
サイレント・ブレス 看取りのカルテ
誰もが避けては通れない、 愛する人の、 そして自分の「最期」について静かな答えをくれる、 各紙誌で絶賛された現役医師のデビュー作。 2018年6月21日のNHK「ラジオ深夜便」にて紹介され、話題沸騰中! 「生とは何か。死とは何か。答えの出ない問いへの灯りのような一冊」(書評家・吉田伸子さん) 「本書を読んで何よりも私は、救われた、と感じた」(書評家・藤田香織さん) 大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷”を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎”を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、大切な医療ではないかと気づいていく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、苦しみ、逡巡しながらも、大きな決断を下す。その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか? -
サイレントマザー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 虐待と貧困の連鎖の渦にいながら、助けを求める声を上げられない母親たち=サイレントマザー。 育児放棄や暴力などの子どもへの虐待、父親の娘への性暴力を見て見ぬふりをする、ついには子どもを殺してしまう……。社会問題にもなった虐待事件のルポルタージュや資料を丹念に読み込み、不登校と向き合う母親、子を愛せない母親、破壊衝動をもつ母親、子を病気に仕立てる母親などの調査事例も多角的に検証する。 サイレントマザーは夫の暴力や経済的な貧困に苦しみ、自身の子ども時代の暴力経験から心身を害している場合も多いことを明らかにして、「助けて!」を言えずに沈黙・貧困・虐待のスパイラルから抜け出せないと指摘する。児童虐待防止の関係者が「沈黙しないで! 助けを求めて! 自分と子どもの命を輝かせて!」と訴えて、すべての機関・関係者に対抗策・防止策を提示する。 -
サイレント 黙認
あのとき、わたしが黙っていなければ――。 見て見ぬふりの負の連鎖が、おぞましい悪夢を呼び寄せる。 デビュー作『スイート・マイホーム』が映画化決定! ホラーサスペンス界の鬼才が放つ、戦慄のサイコ・スリラー! 建築会社に勤める勝人は、コーヒーショップ店員の華と運命の出会いを果たす。一目で心を奪われた勝人は、彼女との距離を少しずつ縮めていく。ところが、それから勝人は奇妙な子どもの姿を目撃するようになる。自分以外の誰にも見えない幻影に苦しめられながらも、華の優しさに救われる勝人。一方、華の弟である星也は、突然様子が変わった姉が気に入らない。華の彼氏は、本当に信用できるやつなのか? 血のつながらない姉にほのかな恋心を寄せる星也は、親友の葉月とともに、勝人のことを調べ出すが……。 -
佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!
ひとつ年下の美少女・佐伯貴理華と同棲することになった弓月恭嗣。なぜかエッチなアプローチしてくる佐伯さんに翻弄される弓月くんの未来は……!? 『カクヨム』ラブコメジャンル累計1位獲得作ついに登場! 巻末には電子特典としてフルカラー描き下ろしイラストを収録! -
佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!
高校二年生の春、ひとり暮らしを始めるはずだった僕こと弓月恭嗣は、何の冗談か不動産屋の手違いで、ひとつ年下の佐伯貴理華さんなる女の子と同居するはめになってしまった。やたらと距離を縮めてきたがる彼女に、ささやかな抵抗を続ける僕だったが、なんと彼女も同じ高校! 学校でも家でも彼女に振り回される日々が始まって――。常に冷静な弓月くんと、とびきりの美少女なのにちょっとHな佐伯さんが繰り広げる同棲&学園ラブ・コメディ、開幕です。 -
冴子の母娘草
「母娘の闘いは、大変だ。笑えるくらい、愛が噛み合わないことがある」(町田そのこ)――それは北海道に住む母と二人きりで向かった鳥取へのご先祖様墓参ツアーから始まった。二人の旅路はトラブル満載。結婚問題をめぐる数年来の母娘デスマッチのゴングが鳴る。話すほどに事態は混迷。母親がテレビの結婚相談に出演したことを知った娘は憤り、ついに絶縁状をたたきつけ……。自立した社会人として生きたい小説家の娘と、「人並みの女の幸せ」を望む専業主婦の母。恋愛、結婚、離婚、オンナの仕事、友情、そして世間。人生観をめぐる母と娘の衝突と和解の数々を、笑いあり怒りあり涙ありで綴るパワフルエッセイ。待望の復刊! -
サエズリ図書館のワルツさん
世界情勢の変化と電子書籍の普及により、紙の本が貴重な文化財となった近未来。そんな時代に、本を利用者に無料で貸し出す私立図書館があった。“特別保護司書官”のワルツさんが代表を務める、さえずり町のサエズリ図書館。今日もまた、本に特別な想いを抱く人々がサエズリ図書館を訪れる――。本と無縁の生活を送っていた会社員、娘との距離を感じる図書館常連の小学校教師、本を愛した祖父との思い出に縛られる青年など、彼らがワルツさんと交流し、本を手にした時に訪れる奇跡とは。書籍初収録短編を含む、伝説のシリーズ第1弾、待望の文庫化。/【目次】第一話 サエズリ図書館のカミオさん/第二話 サエズリ図書館のコトウさん/第三話 サエズリ図書館のモリヤさん/第四話 サエズリ図書館のワルツさん/番外編 ナイト・ライブラリ・ナイト/真夜中の図書館のこどもたち/単行本版あとがき/文庫版あとがき それでもこの手に本を抱いて -
坂口恭平のぼうけん
行け、行け、恭平! 0円ハウス、都市型狩猟採集生活、独立国家の原点がここに。パリ・ロンドン・東京を駆け巡る、著者25~26歳の冒険日記を完全収録。日々のごはんがおいしそうな匂いをたて、本は思想を語り、音楽が本来の音を鳴らす――。読み手の心に生きる喜びを灯す青春の記録。パソコンもなく、風呂もなく、エアコンもなく、文章を書く習慣もなかった著者が、「私・自分・僕」と語り口を変えつつ、まんが喫茶でつづる日記で文章を鍛える。ホームページと自分の本(著作)という分身を手に、偶然のような必然の出会いに導かれるように「どうせうまくいく」の境地で活動の場を広げていく。泣いても笑っても戻ることのないあの頃……、読み手の心にそれぞれの25歳を思わせずにはおかない、最新刊にして、すでに懐かしい一冊。00年代の青春日記としても痛快無比! -
さかさま
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第6回リブロ絵本大賞 第7位入賞! 第50回造本装幀コンクール 入賞! (日本印刷産業連合会会長賞受賞) 同じページで上下2つのストーリーが進行する、今までになかった斬新な絵本。 「赤い星」と「青い星」の人々は、それぞれ幸せに暮らしていました。 しかし、しだいに隣の星からくる匂いや煙が気になってきました。 幸せな生活を取り戻すために、どうすればいいの――? 親子で向かい合ってそれぞれの物語を読み、 そのあとひっくり返してもう1つのストーリーを読むという体験を通じて、 お互いの立場や主張について思いやり、考えることができる本です。 本書の紹介動画はこちら → https://www.youtube.com/watch?v=zHEAhloj2tM#t=45 -
さかさま おとなのいいぶんとこどものいいぶん
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版の特性上、視点を変えてご覧になる場合、使用機器やストアの提供する環境に制限され紙版と同等の読書体験ができない場合があります。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。 大好評、向きを変えて(さかさま)読むと、まったく違う物語と価値観が展開される、驚きの絵本の第2弾! 本書のテーマは、親の考えと子どもの考え。それぞれの言い分には、理由があるのだけど……。錯視など、ページの中のさまざまなしかけも楽しめる。 -
サカサマホウショウジョ
【SD名作セレクション(テキスト版)】ある日、魔法少女たちが住まう魔法国家まほろばがこの世界に現れた。親善大使として日本の学院に派遣された魔法少女・ゆうまは不安にかられる国民の安全のため、この世界の征服を企んでいた! 手始めに派遣先の学院を支配しようとするゆうまだったが、そこに待っていたのは想像を絶する能力を持った生徒たちばかり! ここでは魔法少女などただの一個性でしかなかったのだ。早々と世界征服をあきらめたゆうまだったが、学院にはさらなる影が迫っていた…!? 第10回SD小説新人賞優秀賞受賞作、リリカルに登場!! ※この商品にはイラストが収録されていません。 -
杯(乙女の本棚)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第45弾は、文豪・森鷗外×イラストレーター・今井キラのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 「わたくしの杯は大きくはございません。それでもわたくしはわたくしの杯で戴きます」 夏の朝、温泉宿から泉に向かう七人の少女たち。そこで、彼女たちとは様子の異なる第八の少女と出会う。 森鷗外の名作が、乙女心をくすぐる作品で知られ、本シリーズでは太宰治『待つ』、『女生徒』を担当するイラストレーター・今井キラによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。 -
魚食え!コノヤロー!!!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK・Eテレ「ギョギョッとサカナ★スター」、 NHK総合「超ギョギョッとサカナ★スター」等出演 水産庁お魚かたりべ、枕崎かつお節大使、 浦安 鮮魚泉銀三代目 ✕フィッシュロック・バンド「漁港」包丁Vocal、 森田釣竿さん初著書! [Special対談]さかなクン×森田釣竿 「海より深い魚愛!?さかなクンと魚屋のお魚談義」 [グラビア]いらっしゃい!泉銀へ Fish Rock 第一章 魚さばけ!コノヤロー!!! 自分でさばこう! 丸魚/いきなりデカい魚に挑戦する 鰹、食べ尽くし! 鰹武士流! 鰹さばき!! 食べ方いろいろ(塩鰹・フライ・なめろう・塩焼き・煮付け・しぐれ煮・出汁・酒盗) 番外編・尾ビレの爪楊枝 お客さんからよく訊かれる 魚さばきのアレコレ サメをさばく!! フィッシュロック・バンド「漁港」 DISCOGRAPHY 第二章 魚食え!コノヤロー!!! 【魚食】 一魚集中食べのススメ 家庭の刺身はもっと自由でいい! 刺身のタレ バリエーション さばくことと食べること 魚さばきで大切にしていること 魚さばきと手のケガ 子ども時代のシンプルな魚食 フィッシュ界のメジャーとインディーズ 魚が連れてくる豊かな時間 【魚屋】 日本の食文化を魚に戻し鯛! 削れ! 鰹節 地元の海苔漁師 魚屋が水族館になった日 鮮魚の命 魚の生まれ故郷と手板 魚屋のSNSと井戸端会議 子どもからお年寄りまで集う場 忘れがたい常連さんの思い出 マグロの頭と「もったいない」 フィッシュロック マグロの食べ残しゼロ! 泉銀と私 【ミニコラム】 魚屋に来るワタ屋さん 泉銀のシャッター 信用・信頼・新鮮 ほか 【寄稿】魚売る日々ー上田勝彦 ウエカツ水産代表取締役・東京海洋大学客員教授 上田勝彦さんご推薦! 個人経営の小さな魚屋が、三年間で一万件も減りつつあるという世相の中で、 その生き残り方、在りようはさまざまだ。(中略) 「魚食え!コノヤロー!!!」と雄たけぶ渾身の叫びの奥に、あなたは、単に魚だけでなく、 島国ニッポンの原点たる魚と食卓をつなぎとめようとする彼のたゆまぬ使命感と、 その先にある、切ないほどに人を愛し寄り添う温かいまなざしを見るだろうーー 魚売りはいつだってライブ。フィッシュロックそのものなのだ。 -
魚は数をかぞえられるか? 生きものたちが教えてくれる「数学脳」の仕組みと進化
すべての生きものは数をかぞえている。チンパンジーや犬だけじゃない。鳥も魚もネズミもライオンもイルカも数をかぞえ、アリもハチも計算し、セミは素数の周期を把握していた! 「人間特有のもの」と一般に考えられている数的能力は、進化の過程で発達してきた。つまり言語をもたない生きものも、食べて繁殖して生存するために、数を認識し、かぞえている。いや、計算すらしているのだ――この大胆な仮説を、認知神経心理学の第一人者にして数的能力の遺伝について研究を続けてきたロンドン大学名誉教授が検証。数学を中心に神経科学、社会人類学、進化生物学と、学問分野を縦横につなげて、「生きものは数をかぞえているのか」というユニークなテーマに迫る。 本書では、京都大学霊長学研究所の計算できるチンパンジー・アイや、後者関数を理解し数学の自習までした伝説のヨウム・アレックスといった”天才動物”にとどまらず、さまざまな生きものをとりあげる。 ・「サルと大学生の基礎数学」 ・ヒヒは脳で計算し、足で投票する ・敵の数をかぞえて戦略を立てるライオン ・数を多めに見積もるネズミ ・クジラとイルカの高度な数的能力 ・猫の脳で観測された「計数」細胞 ・「名前のない数」を考えていたカラス ・ハトの記憶容量はグーグルマップを超える? ・さえずりで数的能力を鍛える ・鳥のちっぽけな脳内はニューロンでいっぱい ・5回鳴いて婚活に勝つオスガエル ・オタマジャクシの数的能力は魚に劣る? ・生後1日のグッピーも大きな群れを選ぶ ・数の変化で魚の脳も変化する ・7時間訓練すればアリは「数」を学べる? ・クモは獲物の数をかぞえる ・イカの数の感覚は感覚は人間の子どもと同程度? ・シャコは経路積分で巣穴に隠れる ・カタツムリはチンパンジー並みに数に敏感 哺乳類から無脊椎動物まで、動物が「数」をどのように認識しているか、数を使って何をしているかは、私たち人間の進化プロセスをたどることであり、「人間は数をどうとらえ、どうかぞえているか」を発見する旅でもある。 昨今、「生涯年収は計算能力で決まる?」などと問われているが、それも当然かもしれない。ガリレオは「宇宙は数字で書かれている」と言い、ピタゴラスは「万物は数でできている」と述べ、ノーベル物理学賞受賞者のユージン・ウィグナーは「数学は世界を説明する道具だ」と語った。人間を含めたあらゆる生きものの命の目的、つまり「セックスと食物の獲得と生存」に不可欠なサバイバルツールが計数なのだから、数的能力が人生に影響を及ぼしても不思議はない。 さあ、あなたはどうかぞえているか? 知的好奇心をかきたてる話題作。 -
魚を抱いて 私の中の映画とドラマ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 約束をすべて果たして水になる今ほんとうにあなたに会えた 『ビッグ・フィッシュ』より 忘れられないとびきりの映画とドラマについて、歌人・東直子が短歌と絵を添えて心で観た世界を綴るエッセイ集。 33本の映像作品、22点のイラスト、41首の短歌を収録! 花を掬うように魚を手のひらに ひとときの芯したたるばかり 『火の魚』より 風がふいてふりかえったらもういない君は花びらそのものだから 『パリ・テキサス』より うつくしい一瞬だけでよかったの 川を流れてゆく柩たち 『いつか読書する日』より 映画やドラマに触発されて作った短歌は、その細部を新しく記憶でき、自分の感覚をまじえてその世界を胸にしまっておけるような気がします。さらに、映像として体験した世界を、そこに生きている人をいとおしく思い、讃えるような気持ちで絵を描きました。 ――「はじめに」より 目次より はじめに 『火の魚』 本のめぐりを生きる緋 『2001年宇宙の旅』 未来を見る未来 『アンという名の少女』 フェミニストとしてのアン 『耳に残るは君の歌声』 忘れないで、でも、忘れて 『野のなななのか』 「やさしさ」のための遺言 『ビッグ・フィッシュ』 ありったけの愉快な嘘を 『山の郵便配達』 見たことのない懐かしい道 『すいか』 居てもいい場所で、生きる 『はちどり』 14歳、意志の火をともす。 『平清盛』 ひたむきに夢みた海の都 『パリ、テキサス』 砂地をつらぬく長い道 『トニー滝谷』 あなたに足りないものはなに? 『過去のない男』 人生は後ろには進まない 『あのこは貴族』 窓を見る、ドアを開く 『リリーのすべて』 身体の奥から生まれた願い 『あまちゃん』 一人残らず好きになる 『サイダーハウス・ルール』 生きていくための儀式 『スナック キズツキ』 ノンアルコールスナックの自由 『友だちのうちはどこ?』 ジグザグ道に希望を託して 『歩いても 歩いても』 確かに生きていた 『いつか読書する日』 長い長い階段と恋 光の名前 ~映画短歌~ 『81/2』 『地球は女で回ってる』 『あ、春』 『富江』 『夢』 『日の名残り』 『火火』 『ミス・ポター』 『転々』 『アダムス・ファミリー2』 『オアシス』 『バベットの晩餐会』 著者紹介 東直子(ひがし・なおこ)著 歌人・作家・イラストレーター。1996年歌壇賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』など。小説に『とりつくしま』『さようなら窓』『階段にパレット』ほか。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。 -
坂の上の楽園
王林学院の第一寮・入須荘に入寮することになった元気いっぱいの少年・日生真澄。一癖も二癖もある先輩&教師に囲まれて、楽しくも賑やかな学園生活を送るが、何かと彼を助けてくれる天羽 有の存在が気になり出して……!! 少年たちのピュアな想いが交錯する青春☆ラブ! -
盛り場で生きる
戦後、高度成長、バブル、21世紀。時代ごとに変容しながらも、盛り場には常に欲望をぶつけあう人間たちがいた。 戦後闇市で暮らした人や、男娼、キャバレー王、芸者、興行師など11人の男女のオーラルヒストリーから浮かび上がる、もうひとつの日本現代史。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください -
探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった
【日本経済新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化】 〈お金では買えない「人生の富」はどこにある?〉 NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家が、「手放す」「信じる」「応答する」「聞く」「読む」「書く」などの小さな言葉から、深く生きるためのヒントを照らすエッセイ集。 ********** 解答を多く持つ人は、世のなかで華々しく活躍するかもしれない。 しかし私は、存在の深部で人生の問いに応答し続ける人たちにも出会ってきた。 そうした人たちと言葉を交わすたび、財産とはまったく異なる人生の富と呼びたくなるようなものを受け取る。(本文より) ********** 【目次】 この本の用い方―はじめに 1.失われた物語性を求めて……新美南吉 2.老いて増す能力……永瀬清子「第三の眼」 3.花について……岡倉天心『茶の本』 4.読書家・購書家・蔵書家……井筒俊彦とボルヘス 5.伝統と因習について……池田晶子の教え 6.話す・書く・聞く……金子大栄「対応の世界」 7.信念について……小林秀雄・論語・坂村真民 8.かなしみとは……鈴木大拙『無心ということ』 9.良知とは何か……王陽明の教え 10.偶然と運命について……九鬼周造の思索 11.人生の問い……C・S・ルイス『悲しみをみつめて』 12.言葉を練磨する……マラルメ「詩の危機」 13.本との出会い……石垣りんの詩と随筆 14.たった一つの言葉……サン=テグジュペリと須賀敦子 15.研究・調査・読書……井筒俊彦の創造的「誤読」 16.意志について……フィヒテ『人間の使命』 17.画家の原点……中川一政『画にもかけない』 18.写生について……正岡子規から島木赤彦へ 19.創造的に聞く……ミヒャエル・エンデ『モモ』 20.抽象と具象について……道元『正法眼蔵』 21.読むことの深み……ドストエフスキーをめぐって 22.想像力について……三木清『構想力の論理』 23.好奇心について……アーレントとモーム 24.手放すとは……『ゲド戦記』と美智子さまの詩 25.深秘とは……リルケと原民喜 おわりに ブックリスト ********** -
嵯峨野より
嵯峨野の自然と人生を流麗に綴る好エッセイ―― 剃髪して京都の郊外嵯峨野に庵を結んだ著者が、樹木、野の草をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の来しかた、人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を読む者に与える好エッセイ。 吾れ、常に、ここにおいて、切なり、と心につぶやく。すると、心の中に涼しい風がおこり、もやもやした俗情がさっぱり吹き払われる……。剃髪して京都・嵯峨野に庵を結ぶ著者が、草花、樹木をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を与える好エッセイ。 -
サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する
各紙誌で絶賛された新たな「宮沢賢治論」 (『産経新聞』評者・江上剛氏、『河北新報』評者・土方正志氏、『毎日新聞』評者・池澤夏樹氏)ほか 「『廃線紀行』に代表される鉄道紀行と『狂うひと』に代表される作家研究が融合しあい、比類のない作品が生まれたことを心から喜びたい」原武史氏(『カドブン』) かつて、この国には“国境線観光”があった。樺太/サハリン、旧名サガレン。何度も国境線が引き直された境界の島だ。 大日本帝国時代には、陸の“国境線“を観に、北原白秋や林芙美子らも訪れた。また、宮沢賢治は妹トシが死んだ翌年、その魂を求めてサガレンを訪れ、名詩を残す。 他にチェーホフや斎藤茂吉など、この地を旅した者は多い。何が彼らを惹きつけたのか? 多くの日本人に忘れられた島。その記憶は、鉄路が刻んでいた。賢治の行程を辿りつつ、近現代史の縮図をゆく。 文学、歴史、鉄道、そして作家の業。全てを盛り込んだ新たな紀行作品! 【目次】 第一部 寝台急行、北へ 一 歴史の地層の上を走る 二 林芙美子の樺太 三 ツンドラ饅頭とロシアパン 四 国境を越えた恋人たち 五 北緯50度線のむこう 六 廃線探索と鉱山王 七 ニブフの口琴に揺られて 第二部 「賢治の樺太」をゆく 一 「ヒロヒト岬」から廃工場へ 二 賢治が乗った泊栄線 三 「青森挽歌」の謎 四 移動する文学 五 大日本帝国、最果ての駅へ 六 オホーツクの浜辺で 七 チェーホフのサハリン、賢治の樺太 八 白鳥湖の謎 九 光の中を走る汽車 十 すきとおったサガレンの夏 おわりに 文庫版のための長めのあとがき 主要参考文献一覧 解説 池澤夏樹 ※本書は小社より2020年4月に刊行した作品を文庫化したものです。 -
サキト・シリーズ
『黄昏の空の森の女王の宝冠』!? …なんだか、宝の地図の暗号みたいだね、と思ったサキトに、七実は言った。「その通り。宝探しのヒントの言葉なの。お願い、手伝って!」。高校の受験も終わった春休み、こうやって、ふたりの宝探しが始まった。大伯父さんが遺したという宝物をめぐって、裏ではどす黒い陰謀が渦巻いているらしい……!? 少年探偵サキトの推理が冴えるロマンチック・アドベンチャー! -
崎谷はるひ作品集 はるならい
「慈英&臣シリーズ」「信号機シリーズ」「グリーン・レヴェリーシリーズ」ほか、各種小冊子収録作などをまとめた待望の作品集!! -
サキュバスの愛撫
サキュバスは、人間のみだらな欲望が大好物の美しい悪魔。ピュアな恋に心を震わせる少女たちは、サキュバスに願いを叶えてもらうことと引き替えに、ある「取引」をして、男たちに体を開くことに…。ロマンティックでエロチックな、恋と欲望の連作集! ・「サキュバスの愛撫」…片想いの彼をふりむかせるためにきれいになりたい―。男たちと寝てその精をサキュバスに捧げれば願いが叶うと言われた地味子の真白は…。 「あなたに捧げる私のすべて」…真優の彼は束縛の激しい男。でも、サキュバスに変えて欲しいのは彼じゃなくて、自分自身だという真優。どんな彼でも受け入れられるように、なんの隠し事もない、裸の姿をみせられるように…。 ・「お姉さまの玩具」…つるぺた幼児体型の美愛が願ったのは「大人の女」になること。そのために毎晩サキュバスに愛撫されるうち、美愛の体も心も変わってきて…。 ・「翼を脱いだ天使の誘惑」…見知らぬ男に犯された辛い過去を持つミキ。優しい彼氏ができたけれど、どうしても男性に触れることができない…。サキュバスはそんなミキに「セックスできる体にしてあげる」とささやくが…。 ・「淫密な夜に懺悔する」…サキュバスが誘惑しようとするのは、お堅そうな神父サマ。サキュバスの泣き顔となまめかしい体を目の前にした神父サマは…!? -
詐欺師はもう嘘をつかない
詐欺師の母親の元でノーラは何度も名前を変え、その度に人を騙す方法を学んできた。ある日、彼女は友人と強盗事件に巻き込まれ…… -
詐欺の家 SWINDLER HOUSE
闇バイト&誘拐で“ハウス”に閉じ込められた男女たち。 脱出条件は、ただ一つ。 詐欺で1億稼げ。 「特殊詐欺グループ」VS.「撲滅を目指す警察」の策謀と心理戦! 社会構造の歪みを描いた、著者渾身のコンゲーム小説 「詐欺で一億稼ぐまで家から出られません」 フードデリバリー配達員のアオイは、闇バイトで集まった若者と謎の家に監禁された。モニターに映る道化が命じたのは、皆で高齢者を騙して金を奪うこと。 何とか脱出するため嘘の電話を掛けるアオイたち。だが、一億達成目前で、金の回収係が捕まった! 捜査が「家」に迫る時、道化の正体、詐欺を生む“この国の仕組み”が暴かれる――。 【『スウィンダラーハウス』改題作品】 -
サギ、欲情に鳴く プチキス
「私は30半ばをとうに過ぎても」「いまだ少女のように自分を探し続けている」最近サギ被害に悩まされているある町で、羽田りつかは子供は作らなかったが経済的に安定した夫と一軒家に二人暮らしをしている。世間的に見れば恵まれた方だと言われるが、彼女は「自分には価値がない」と思わない日がない。将来に夢がなく世界から取り残された思いを抱きつつ日々を送っている。彼女がパートで入っている惣菜店には毎週火曜日に必ず唐揚げを買いにくる「からあげくん」と呼ばれる高校生男子がいた。周囲から風変わりな男子と見られている彼とりつかはある小さな事件で関わりを持つことになる。自分が彼にのめり込んでいくとも知らずに…。 -
策士な御曹司と世界一しあわせな政略結婚
「君に愛を注いで甘やかしたい」 不本意なお嫁入りのはずが最愛妻に!? 箱入り娘の東子は、大企業の御曹司・一成との政略結婚を渋々受け入れる。顔を合わせずに入籍が済み、そのまま愛のない結婚生活を過ごす…はずだったのに、いざ対面した彼は、溢れる色気と過保護な溺愛で翻弄してきて!? さらに「君のすべてを俺のものにする」と独占欲を加速させる一成。初めての恋心や悦びを教え込まれ、東子は甘く開花していき…。 -
策士な彼はこじらせ若女将に執愛中
東京でOLとして働く沙耶にかかってきた、一本の電話。それはなんと、母と兄が経営する旅館『瀬野』が潰れかけていることを知らせる内容だった! 実家に戻る決意をした沙耶は、海外に転職予定の恋人・直に負担をかけまいと、一方的に別れを突きつける。だが納得しない彼は「一年後に会いに来る」と告げるのだった。一年半後、旅館瀬野には若女将となった沙耶の姿が。彼女が自ら連絡を絶ったせいで、約束の時期に直と再会することはなかった。けれど彼女の努力も空しく、旅館の状況は改善しないまま。そんな折、銀行の融資担当者から、融資を約束する代わりに結婚を迫られた彼女は、その条件を呑んでしまう。ところが直後、『経営コンサルタント』として再び直が現れて――!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。 -
策士な紳士と極上お試し結婚
超恋愛体質なバツ五の母親を見てきたため、結婚願望がまるでない二十八歳のOL・沙霧。そんな彼女に、ある日突然、上司から断りにくいお見合い話が舞い込んでくる。そのお相手は、家柄も容姿も飛びぬけた極上御曹司! なんでこんな人が自分と、と疑問に思いながらも、穏便にお断りしようと考えていた沙霧だったが……紳士の仮面を被ったイケメン策士・久宝により、何故かお試し結婚生活をすることになってしまい!? 「全力で愛しますので、覚悟なさってきてくださいね」一つ屋根の下、逃れられないとろ甘ノンストップラブ! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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