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作品一覧
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4.6法治国家の欺瞞を暴くリーガルサスペンス! 駆け出し弁護士・川村志鶴のもとへ、突如、当番弁護の要請が入った。荒川河川敷で起こった女子中学生連続死体遺棄事件――遺体には証拠隠滅のため漂白剤がまかれ、冷酷な犯人像が推測された。容疑者には被害者の中学校に侵入し、逮捕された過去があったが、断じて犯行には関与していないと志鶴に訴える。警察による自白強要が疑われた。 志鶴が刑事司法を志した背景には、高校時代の友人のバイク事故死がある。自動車運転過失致死と処理されたが、彼女は冤罪を疑っている。そんな過去を持つ志鶴は、依頼人の潔白を晴らすため奔走する。 そこに立ちはだかるのは起訴有罪率が99・9%という現実だった。逮捕イコール犯人という世間の目。「人質司法」とも称される長時間勾留で有利に捜査を進めようとする警察・検察。共同弁護を務める先輩すら有罪前提の弁護方針を説き始めるなか、孤立無援の志鶴は依頼人を救い出すことはできるのか――? 構想・取材期間8年に及ぶ超弩級リーガルサスペンス。
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3.4
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3.51~3巻693~770円 (税込)美術館から時価20億円の絵画が盗まれた。学芸員に容疑が掛かるなか、その妹と親しい大学生・城戸友彦は力になりたいと、神楽坂の路地裏に佇む探偵事務所を訪れた。慇懃無礼(いんぎんぶれい)な青年所長が提示した依頼料はなんと3000万円。払えるはずもない額の代償に、その日から仲間になる友彦。狼の如く悪党を追いつめる彼らと共に闇の組織に潜入するのだが――男4人が挑む超弩級ミッション開幕!
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3.7
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4.51~2巻696~710円 (税込)アパートで一人暮らしする久我山柊聖の隣に住むのが、おなじ学校の西森葵。葵の起こしたトラブルから、柊聖は葵と同居することになってしまいます。ひとつ屋根の下、ドキドキの同居生活の日々のなかで、柊聖と葵に恋が芽生えていきます。しかし、柊聖には、忘れられない人がいて・・・。大人気漫画LDKが、ついに小説になりました。小説の主人公は柊聖。ミステリアスな柊聖の赤裸々な感情が明らかになります。
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-1巻696円 (税込)都築りか・高校1年生。野望は「甘い恋」。4月、高校生活の始まりに出会ったみの先輩に恋をした。けれど、みの先輩には片想いをする彼女がいて・・・。初めて覚えた嫉妬と絶望。どんなに想っても届かない甘くて苦い、青春の恋。別冊フレンドで連載されるやいなや、読者の共感を呼び、単行本2冊で100万部を突破した片想いラブの永遠の名作が、ついに小説になりました。あの感動をもう一度、味わってください。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
東京都荒川区で発生した女子中学生連続殺人事件で増山淳彦が逮捕された。
本書は駆け出し弁護士、川村志鶴の弁護活動、裁判の展開について詳述されており、志鶴の弁護活動における課題や警察と検察の圧力による非協力的な警察組織や増山を有罪にしようとする検察との対立。
上司命令により先輩弁護士田口と組むことになったが意見は対立。そして、真犯人の追求に焦点を当てている。
終盤には、事件の真相をさらに追求するためのアクションがまとめられており。
個人的に圧巻のパフォーマンスで読者を魅了する作品だと感じた。
幾度となく繰り返されてきた裁判で、いよいよ最終審議の日が訪れるが、志鶴の増山への信頼と、絶対に冤罪 -
Posted by ブクログ
圧巻です。。。年間を通しても稀にしかお目にかかれない熱量をもった作品でした。この分量だけを見ても、もはや執念と言って間違いないかもしれません。
スポットを当てるのは冤罪の問題。『ある男』の映画化でも耳目をあつめている(かもしれない)、司法の闇がテーマです。警察による長い勾留期間。その背後にある、検察庁エリートたちによる失点回避争い。それはつまり、無罪判決=出世コースからの脱落であり、これこそが有罪率99.9%の裏の顔でした。
真っ向から蟻の一穴を穿とうとするドンキホーテのような本作は、法廷ミステリーファンだけではなく、私のように冤罪とはなんだかんだ対岸の火事と思っている一般の方にも味わって -
Posted by ブクログ
おんんんんんもろしろかった!!!!
600頁超えって読んでる途中で読む行為に身体が飽きちゃうので避けていたんだけど‥しかも開いてビックリ2段組っていう。笑
でもね、めちゃくちゃ良かった!価値アリ◎大アリ◎!
序盤は結構イライラしちゃって、私これダメかもなぁ‥って少し弱気になったんだけど読み進めるにつれて濃い濃い濃い!
法治国家日本、起訴有罪率99.9%
逮捕イコール犯人?「人質司法」で有利に進めようとする警察、検察‥。
もうね、視点が変わるだけでこうも変わるかと。
神様視点で読んでいるから分かることってあるんだって本当に思う。
現実の世界でも『冤罪』って絶対にあるし、捕まってみない