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Posted by ブクログ
本で解き明かす日常の謎のミステリーですね。
「古書カフェすみれ」シリーズ三冊目です。
すみれさんはアラフォーに、紙野頁君は三十六才に、ほまりさんは二十八才になりました。成長物語でもあるのです。
連作短編の四話の物語。
今回は本の内容と謎解きに力が入っています。
すみれさん、紙野君、ほまりさんの三人で謎解きをするシーンもページを割いています。
そしてもちろん料理の蘊蓄もたっぷり楽しめます。
里見さんに限らず、作家の多くは読書好き、美味しい物が好きなようですね。謎解きにはそんな作家の一面も語ります!
人間模様の複雑な心理描写も滑らかな文章で、優しく紐解いていくのはさすがですね。
「一期一会のサプライズ」では、江戸前の寿司の見事な解説は、へ~と、思わず感嘆の声が口から飛び出しました。
「天狗と少女と玉子サンド」では、幼い少女の物言わぬ悩みを(子育ての経験もされているのかも)見事に浮かび上がらせています。
他の作品も謎解きの醍醐味をたっぷり楽しめます。
次回作も楽しみですね。特にすみれさんと紙野君の恋の行方が気になります。
Posted by ブクログ
絶品メニューと名著が味わえる日常ミステリーの第3弾。
深く追求しなければ、「こんな事もあった」だけで終わってしまいそうな出来事。
だけどそのままだとお互いが納得いかずに関係性も悪くなってしまう…という日常の謎に本を紹介し、読んでもらって解決する。
その古書担当の紙野君が紹介する本に凄さを感じる。
なぜ、その本⁇なのか…
今回4冊とも読んだことのない本なので内容がわからなかったことに関係するのかも…⁇と思ったが、
やはり最後まで完璧に予想はできなかった。
「シェアハウスのランチ部事件」は、アッパレとしかいいようがなかった。
この中で勧めていたカーポティ短篇集「銀の酒瓶」は読んでみたいと思った。
(アメリカの小さな田舎町のクリスマスの空気感が伝わる…。
自分がそこに居合わせたような臨場感…。)
この一冊で他の本の魅力も感じられるのが良い。
そして毎回、すみれさんの料理の美味しさが紙面からも伝わってくる…(食べに行きたい)
すみれさんと紙野君のジリジリする距離感。
ちょっとは、近づいたのかなぁ。
スルーしがちな続編シリーズを教えて頂き感謝です。
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