さよならクリストファー・ロビン

さよならクリストファー・ロビン

1,232円 (税込)

6pt

お話の中には、いつも、ぼくのいる場所がある──いつも考えている幼い少年と、なにかを書く仕事をしているパパ。「お子さま携帯」が時々「けいほう」を鳴らす日々。ぼくは何でもパパに聞き、パパは一緒に考える。物語をめぐり、あらゆる場所を訪れ、新しい物語の誕生に立ち会う。「虚無」と戦うものたちの物語。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • ページ数
    223ページ
  • 電子版発売日
    2012年10月12日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    1MB

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注意事項あり
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さよならクリストファー・ロビン のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    さよならクリストファー・ロビン
    (和書)2012年09月06日 19:34
    高橋 源一郎 新潮社 2012年4月27日


    むかし高橋源一郎のファンだったことがある。かれのファンであったことで得たものと言えば柄谷行人を知ることができたことだろう。しかし柄谷行人を知ったことで高橋源一郎がなんだか嫌にな

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    大人になってくこと、自分が成長、変化していくこと、童心を忘れることなど深く考えさせられることが多い作品でした。

    失うことについてもよく考えさせられました。

    0
    2015年11月17日

    Posted by ブクログ

    新しい文体や伝え方を読みたいという要求のほうが、ストーリーの先を知りたいというよりも優先してしまう。筒井康隆や安部公房が好きなのもこのような性向を持つからだろうと思う。テキストという歴史のある限られたメディアのなかでこのような実験を行い、成功しているのは高橋源一郎だろう。それは、一部音楽に対するRO

    0
    2012年06月04日

    Posted by ブクログ

    不思議な感覚でありながらもすごく読み心地が良く、あっという間に読んだ。文学としてとても挑戦的な感じがする。頭に浮かぶ景色はとても切なく繊細なものだが、ずっと霧がかかっているような、そんな感覚がした。

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

     なんか久しぶりに著者らしい作風の作品を読んだような印象。
    「けいほう」や「アトム」からはあの震災も連想される(ちょうど震災を挟んだ前後に「新潮」に掲載されている)。
     6篇の短編集のようにみえるが、全短編で一つの作品ととらえた方がわかりやすいかと思う。
     ラストの汽車(あるいは汽車の中らしき

    0
    2018年01月06日

    Posted by ブクログ

    【星降る夜に】
    『二十五年…わたしは、自分の口から出たことばに驚いた。二十五年も書きつづけていたのだ。誰も読まない小説を! その間に、もっとなにかできることがあったのではないだろうか? 山に登るとか、動物園に行って熊を写生するとか。もう少し、有益なことが。』

    【お伽草子】
    「『せっくす』というのは

    0
    2017年01月28日

    Posted by ブクログ

    これは夢なの?

    微睡の中、夢と現実が行き来するとき、物事のストーリーは曖昧になりつかまえたはずのつながりも、ゆるゆると解けてばらばらになっていく。思考は繰り返し、時間の流れも行きつ戻りつ。

    夢の世界も心の奥底で流れる思いが反映しているはず?作品で描かれる世界のモチーフは何だろうと考えるのだけれど

    0
    2015年06月17日

    Posted by ブクログ

    くまのプーさんが「虚無」と戦ったり、鉄腕アトムが銀河鉄道の旅に出たり。読んだ後には不思議な喪失感が残る、楽しい、けれども切ない読書体験だった。
    佐伯一麦「日和山」と並んで、震災後の世界を反映させた名作。まだ発表されていないが、新潮文庫の「日本文学100年の名作」第10巻にはぜひ両方とも収録されるべき

    0
    2015年09月10日

    Posted by ブクログ

    第48回谷崎潤一郎賞受賞作ということで予約してみた作品。表題作は「くまのプーさん」をモチーフにした作品。いくつか「アトム」が出てきたり、現実世界の作品と結びついた作品が出てくる。わかりにくいものも少々あったけれども、全体的に優しく温かな雰囲気が漂っている作品。2012/651

    0
    2015年04月13日

    Posted by ブクログ

    3.11に対する回答としての小説。
    旨く言えないが、死者の思い出、とは何かを考えているのだと思う。

    0
    2014年03月06日

さよならクリストファー・ロビン の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • ページ数
    223ページ
  • 電子版発売日
    2012年10月12日
  • コンテンツ形式
    XMDF
  • サイズ(目安)
    1MB

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