さよならバースディ

さよならバースディ

605円 (税込)

3pt

霊長類研究センター。猿(ボノボ)のバースディに言語習得実験を行っている。プロジェクトの創始者安達助教授は一年前に自殺したが、助手の田中真と大学院生の由紀が研究を継いだ。実験は着実に成果をあげてきた。だが、真が由紀にプロポーズをした夜、彼女は窓から身を投げる。真は、目撃したバースディから、真相を聞き出そうと…。愛を失う哀しみと、学会の不条理に翻弄される研究者を描く、長編ミステリー。

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さよならバースディ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    読み終えて鳥肌が立ちました

    2018年08月12日

    この作家さんは、ものを書くために生まれてきた天才なんだと思います。
    読み終えた時、あまりの切なさに胸が締め付けられ、涙も勿論出たのですが、鳥肌が立ちました。
    人の儚さ、弱さ、したたかさ。そして、強さ、優しさをここまで文字に表せるっていうのは、この作家さんの根底に、人に対する愛があるからだと思いました...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月03日

    苦手な分野が舞台なので、最初は読むのが進まなかったが、やはりこの方のお話は総じて温かくて優しい文章なので最後まで飽きずに読み進められた。

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    Posted by ブクログ 2013年09月10日

    これは泣いた。最後の場面なんか涙がぼろぼろでて、ろくにページが見えなかった。バースディがとてもかわいい。

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    Posted by ブクログ 2023年12月10日

    後半の展開に一気読み。あらすじを見ずに読み始めたので、いい感じで裏切られた。マコとバースディがいいコンビ。いつか再開できることを祈ってます。

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    Posted by ブクログ 2023年05月07日

    あらすじも知らずに読み始めました。
    主人公が周りが見えてないながらも、解決に近づく様は淡々と書かれているなあと思いました。
    最後、恋人からの気持ちが分かるくだりでは泣けてしまいました。
    バースディの今後は私は良かったなあと思いました。

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    Posted by ブクログ 2022年12月24日

    バースディが愛おしく
    タイトルから別れることになるとは思ったが
    どういう事になるのかなかなか見えず
    後半は一気に読んでしまった。
    ゆきの想いがまこに伝わってよかったが
    とても悲しかった。

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    Posted by ブクログ 2022年08月13日

    前半はバースデーの可愛さに癒されながら読み進めていくと…
    物語の概要はわかってはいたものの後半は人間の身勝手なドロドロした世界に純粋な人ほど苦しくなっていく…
    人間世界にふりまわされるバースデー 
    う〜ん、切ない…

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    Posted by ブクログ 2021年09月17日

    研究事というのは、何をもって成果があった、と判断するのか不明瞭であり、研究者の主観が強いなと思います。バースディは、最後悲しい事実が待っていましたが、物語を通して研究に携わる人と本当の家族のように関わっていました。田中さんにとって、この研究はきっと大成功だったのだと思います。

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    Posted by ブクログ 2021年06月05日

    素敵な女性から素敵な作品をお借りして読み終わりました。バースデイのしぐさや、周りの人達とその情景がリアルに伝わってくる素晴らしい作品だと思いました!。荻原浩さんの作品をもっともっと読んでいきたいです!

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    Posted by ブクログ 2015年04月19日

    バースディという名のボノボに言語習得をさせる研究をしている主人公、まこと。
    研究室の教授が自殺して一年後、共に研究していた恋人のゆきまで死んでしまう。
    ふたりの死の理由はなんなのか。ゆきの死の瞬間を見たバースディに、まことは必死に話しかける。

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