深い作品一覧

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  • 星の子
    3.7
    林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込み、その信仰が家族の形をゆがめていく。野間文芸新人賞を受賞し本屋大賞にもノミネートされた、芥川賞作家のもうひとつの代表作。《巻末対談・小川洋子》
  • パテカトルの万脳薬 脳はなにげに不公平
    3.8
    人気の脳研究者が「もっとも気合を入れて書き続けている」週刊朝日の連載が待望の文庫化。右手を握ると記憶力がアップする!? など、知れば知るほど不思議な「脳」と科学の最新知見。本書の装丁も手掛ける寄藤文平さんとの文庫版特別対談も収録。
  • 天才はあきらめた
    4.5
    「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。 嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。 コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。 その舞台でようやく見つけた景色とは――。 2006年に発売された『天才になりたい』を本人が全ページにわたり徹底的に大改稿、新しいエピソードを加筆して、まさかの文庫化! 格好悪いこと、情けないことも全て書いた、芸人の魂の記録。 《解説・オードリー若林正恭》 【目次】 はじめに プロローグ ●第1章 「何者か」になりたい 「モテたい」という隠れ蓑 母ちゃんの「すごいねえ」 お笑いやってみたら」 全ては芸人になるために 「逃げさせ屋」を無視する 大阪怖い! 人見知りは才能? “ならず者”たちとの日々 先輩の涙 ●第2章 スタートライン 芸人養成所という魔境 相方は絶対男前 暴君山里 キングコングの快進撃 偽りでも天才になりきる 伸びる天狗山里の鼻 「もう許してくれ……」 ●第3章 焦り 富男君 加速する相方への要求 天才ごっこ 圧倒的な敗北感 モチベーションは低くて当たり前 芸人になれない日々 「おもしろい」がわからない 超戦略的オーディション “姑息ちゃん”の勝利 初めてネタを創った日 解散 「もう一度」と言えなかった いいネタはどうしたら生まれるのか? 媚びを売って何が悪い! ピン芸人・イタリア人 最強の相方を探せ! 南海キャンディーズ結成 ●第4章 有頂天、そしてどん底 襲ってくる恐怖感 自分の立ち位置は何か? やっと見つけた僕たちのネタ お前たちは「素人だから」 怒りのパワーを成仏させる 僕を変えた運命の出会い 僕の中のクズとの付き合い方 「お前らのやったことの結果を見ておけ」 マネージャーを志願する男 嫉妬は最高のガソリン! M‐1グランプリ2004スタート 医者ネタ 失うものなんか何もない 夢の始まり M‐1バブル しずちゃんとの初めてのぶつかり合い ドヨーンの始まり 人と話すのが怖い 壊れていく心 M‐1グランプリ再び 「もう終わりだな」 ●終章 泣きたい夜を越えて 「おもしろいから早く死ね」 よみがえる「張りぼての自信」 しずちゃんへの嫉妬 最悪だったコンビ仲が 「M‐1に出たい」 周囲からの攻撃的な言葉 「死んだ! 」 しずちゃんの涙 初めて見た景色 ●解説 ぼくが一番潰したい男のこと 若林正恭(オードリー)
  • ダンシング・ウィズ・トムキャット
    4.3
    海上自衛隊は、アメリカから払い下げてもらった空母〈キティホーク〉を改装し、ついでにノースロップ・グラマン社の倉庫に眠っていたF14も買い取って運用していた。そのF14──トムキャットで洋上訓練をしていた防衛大学校4年生の藍羽祥子に、遭難した漁船の位置確認の命令が下った。向かうは尖閣諸島の魚釣島。果たして祥子は、そこで何を見るのか!?
  • 増補版 子どもと貧困
    4.7
    風呂に入れずシラミがわいた姉妹、菓子パンを万引きする保育園児……。7人に1人とされる子どもの貧困の実態を浮き彫りにし、支援策や制度、専門家の提言など解決を探る。文庫化にあたり、高校中退・学校給食・特別養子縁組を増補。
  • 歴代天皇事典
    3.7
    現在、世界には二十九の君主国が存在する。それら君主国の中で最も古い歴史を持つのが日本の皇室だ。千年以上にわたってその血統を連綿と受け継いできた王室は、世界に類を見ない。また現存する君主国の中で最も人口が多い国は日本である。君主国・世界第二位の規模をもつイギリスの人口が六千万人前後だから、日本は人口規模で比較しても断トツに大きい君主国といえるだろう。つまり日本の天皇家は、世界で最も古い歴史を持ち、かつ世界最大の君主国の皇室ということだ。本書は、初代・神武天皇から今上天皇まで、百二十五代すべての天皇の生涯と事績を、わかりやすく紹介したものである。世界最古の皇室の血統はいかにして受け継がれ、民族の繁栄にどのような役割を果たしたのか。神話時代の国造りエピソードから摂関政治時代の藤原氏との微妙な関係、台頭してきた武家との熾烈な権力争いなど、天皇家を知れば日本の歩みが見えてくる。
  • 三蔵法師の大唐見聞録 (1)
    完結
    4.4
    全3巻650~720円 (税込)
    実はケンカが強くて、熱血漢だった? 『西遊記』でおなじみの三蔵法師。盗まれた貴重な経典を追って再び旅に出ることに!玄奘が再び大暴れ! いま注目の歴史物に一石を投じる、古代中国ロマン、ついに刊行開始です!
  • 増補版 松田聖子論
    2.7
    70年代の象徴・山口百恵のアンチテーゼとして80年に登場した松田聖子。二人のデビューの背景、衣装、歌詞、結婚観などを分析し、50歳となった今もなお女性たちを惹きつける「松田聖子」を読む。『結婚の条件』の小倉千加子が、二人の傑出したスターを通して現代女性の生き方について鋭く考察するフェミニズム入門書にして、徹底的な検証に基づくエンターテイメント・超アイドル論!

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  • 地図―初期作品集―(新潮文庫)
    4.0
    1巻649円 (税込)
    石垣島制圧に沸く琉球国を、祝賀のため訪れた蘭人たち。彼らが献上した軸物を見るや国王はたちまち顔面蒼白になった……。表題作「地図」をはじめ、「怪談」「花火」など同人誌等掲載の初期作品を通して、中学生津島修治から作家太宰治誕生までのドラマを読む特別篇。後年、太宰の筆と確認された「断崖の錯覚」や、文庫初収録の「貨幣」「律子と貞子」など文豪への出発点を刻印する作品群。(解説・曾根博義)
  • 国境のエミーリャ 1
    4.7
    1~14巻649~781円 (税込)
    鉄道漫画の旗手・池田邦彦が挑む新境地!! 『カレチ』『甲組の徹』『グランドステーション』など、 数多くの鉄道漫画を生み出してきた池田邦彦が 新たに挑むのは「仮想戦後活劇」! 物語の舞台は、太平洋戦争末期に本土決戦を経て 「1946年1月」に敗戦を迎えた日本。 ソ連を含む各国軍によって分割占領された日本は、 やがて「日本民主共和国」と「日本国」として独立。 それぞれが東西陣営に属する国家となり、 列島には鉄のカーテンが降ろされることとなる。 両国の境界には強固な壁が建設され、 国境の街となった東京は東西に分断されてしまう。 1962年の東トウキョウ。 押上で暮らす19歳の杉浦エミーリャは 十月革命駅(旧上野駅)の人民食堂で働く女性。 その彼女が持つもうひとつの顔、 それは東から西へ人々を逃がす脱出請負人としての顔。 若くして危険な橋を渡る彼女を待つ未来は果たして!? “可能性としての東京”を舞台に、 壁の街で自分の道を模索する人々の物語、ここに開幕。
  • えげつない! 寄生生物(新潮文庫)
    4.0
    自らの都合で他の生物をコントロールする寄生生物たち。その恐るべき生態とは? 繁殖のため、泳げないカマキリを水に飛び込ませるハリガネムシ、卵を守るため、カニの神経系まで支配するフクロムシ、ヒトやネズミの性格をも操ってしまうトキソプラズマ。えげつない寄生の裏には、驚くべき生存戦略があった。残酷なのに清々しい! 無慈悲だけど華麗! 今すぐ誰かに話したくなる生物雑学。(解説・田島木綿子)
  • 虹いくたび(新潮文庫)
    3.5
    建築家水原のそれぞれ母の違う三人の娘、自殺した母の悲劇と戦争に恋人を奪われた心の傷(いた)みのために次々と年下の美少年を愛する姉百子、京都の芸者の子である妹若子、全く性格の違う姉や妹をはらはらと見守る優しい麻子。大徳寺、都踊、四条から桂離宮――雅(みやび)やかな京風俗を背景に、琵琶の湖面に浮かんだ虹のはかなさ美しさにも似た三姉妹の愛と生命(いのち)の哀しみを詩情豊かに描く名作。(解説・北条誠、田中慎弥)
  • お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記
    4.0
    父の急逝から1年半。年金の停止、銀行口座や携帯電話の解約、会社の後始末・・・・・・と、お墓どころではなく、いまだに骨壺は神棚に置かれたまま。いよいよお墓を買うべきか悩むキミコさんだったが、まさかのコロナ禍が到来。白猫も到来。そんな中、うっかり市営霊園の抽選に当たってしまい――。お墓、買うの? 誰が? ・・・・・・私が!? はたして骨壺の運命やいかに。みなさんはお墓、どうしてます!? 脱線上等! 笑いありしんみりあり(と新たに家族となっためんこい白猫と)のつれづれ北海道日記!
  • 光の箱 1
    無料あり
    4.3
    先の見えない世界で、光を照らす場所がある Twitterで話題を読んだ「制服ぬすまれた」の作者・衿沢世衣子が贈る ミステリック・オムニバスが登場! 生と死の狭間に立つコンビニエンスストア。 その明かりに引き寄せられる人々が最後に買い求めるものは何なのか。 そして、そこで働く青年二人の秘密とは――
  • ブロッコリー・レボリューション(新潮文庫)
    3.5
    近所にあるパン屋をめぐる彼の変化を私が描く「楽観的な方のケース」。突然の訪問者が繰り広げるラップに衝撃を受け、横浜の街に思いを巡らす「ショッピングモールで過ごせなかった休日」。人はいつだって誰かの思いや言葉、記憶の中の場所に思いをはせるものだ――。実存や不可能性を超越した、第35回三島由紀夫賞受賞の表題作を含む全5編の短編集。多和田葉子氏との特別対談も収録!(解説・高橋源一郎)
  • 現実主義勇者の王国再建記 1
    完結
    4.6
    「おお、勇者よ!」  そんなお決まりのフレーズから異世界に召喚された相馬一也の冒険は――始まらなかった。 自らを守るためにした富国強兵の献策が国王に気に入られてしまったソーマは、なんと王位を譲られてしまう! しかも国王の娘を婚約者とされ、逃れられない状況になってしまい――。 こうしてソーマは冒険に出ることもなく、国を再建するための人材募集を始める。これから出会う人々は、果たしていかなる多種“多才”な能力を持っているのか……!? 「小説家になろう」発、かつてない革新的なファンタジーがここに開幕!
  • これはただの夏(新潮文庫)
    4.0
    1巻649円 (税込)
    その瞬間、手にしたかったものが、僕の目の前を駆け抜けていったような気がした――。テレビ制作会社に勤める秋吉、知人の結婚式で出会った風俗嬢の優香、育児放棄気味の母親と暮らす十歳の明菜、末期癌を患う秋吉のクライアント、大関。長い人生の中でのほんの一瞬、四人は絶妙な距離を保ちながらも、ひと夏を過ごす。嘘で埋めつくされた日常の中で、願いのようにチカリと光る「本当」の物語。(解説・菊地成孔)
  • 前科者 1
    完結
    4.2
    現代日本のリアルを抉った核心的人間ドラマ 現代日本において再犯防止を考えるのは、必須の課題である。 「罪を犯してしまった」者や「道を踏み外した」非行少年の社会更正の橋渡しをするのが、保護司の役目だ。保護司は法務省が委嘱する非常勤で無報酬の国家公務員であり、ボランティアである。 立場の弱い人間が抱える問題に、主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙する。保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とは何であろうか?本作は現代日本が抱える問題を掘り下げる本格ヒューマンドラマです。 是非ご一読ください。
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)
    4.2
    セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典、半世紀を経て新訳成る。(解説・小池真理子)
  • 行人(新潮文庫)
    4.1
    学問だけを生きがいとしている一郎は、妻に理解されないばかりでなく、両親や親族からも敬遠されている。孤独に苦しみながらも、我を棄てることができない彼は、妻を愛しながらも、妻を信じることができず、弟・二郎に対する妻の愛情を疑い、弟に自分の妻とひと晩よそで泊まってくれとまで頼む……。「他の心」をつかめなくなった人間の寂寞とした姿を追究して『こころ』につながる作品。(解説・大野淳一)
  • QED 百人一首の呪
    3.1
    1~28巻649~1,056円 (税込)
    百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて……。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?
  • 「科学的」は武器になる―世界を生き抜くための思考法―(新潮文庫)
    4.5
    福島原発事故直後からインターネット上の情報発信によって注目され、放射線調査にも大きな役割を果たした科学者が、サイエンスマインドの大切さを語る。エビデンスのある発信のパイオニアは、いかにして静かな研究室を飛び出し、世界を疾走し、科学を社会のために活用してきたのか。フェイクの飛び交う不確実性の時代に「ぶれない軸」を持って正しい判断をするための強力な羅針盤となる一冊。
  • 名前で呼ばれたこともなかったから―奈良少年刑務所詩集―(新潮文庫)
    4.7
    彼らはみな、加害者である前に被害者であった――。貧困、育児放棄、虐待、発達障害によるいじめ、厳しすぎるしつけ。過酷な環境で過ごし、犯罪に走った少年たち。そんな彼らの固く閉ざされた心の扉が「物語の教室」を通して少しずつ開かれ、心の内に秘めた思いが詩となって溢れ出す。受刑者に寄り添い向き合ってきた作家が編んだ奇跡の詩集、待望の第二弾。『世界はもっと美しくなる』改題。
  • きみは僕の夜に閃く花火だった
    3.0
    高二の夏休み、優秀な兄の受験勉強の邪魔になるからと田舎の叔母の家に行くことになった陽。家に居場所もなく叔母にも追い返され途方に暮れる陽の前に現れたのは、人懐っこく天真爛漫な女子高生・まつりだった。「じゃあ、うちに来ますか?その代わり――」彼女の“復讐計画”に協力することを条件に、不思議な同居生活が始まる。彼女が提示した同居のルールは――1.同居を秘密にすること、2.わたしより先に寝ないこと、3.好きにならないこと。 強引な彼女に振り回されるうち、いつしか陽は惹かれていくが、彼女のある秘密を知ってしまい…。
  • 怖い患者
    3.5
    区役所に勤務する愛子は、同僚女子の陰口を聞いたことがきっかけで、たびたび「発作」を起こすようになる。この世の終わりに直面したような、とてつもない恐怖に襲われるのだ。心療内科で受けた「パニック障害」という診断に納得できず、いくつもの病院を渡り歩き……(「天罰あげる」)。介護施設を併設する高齢者向けクリニックには、多くのお年寄りが集まってくる。脳梗塞で麻痺のある人、100歳近い超高齢者などさまざまな症状の利用者みなに快適に過ごしてほしいと施設長は願うが……(「老人の園」)。「我ながら毒気の強い作品ばかりであきれます」と書いた本人もため息。現役医師が描く、強烈にブラック短編全5編!
  • 血も涙もある(新潮文庫)
    3.5
    不倫? 倫理が何かは自分で決める――。35歳の和泉桃子は当代随一の料理研究家・沢口喜久江の助手を務めつつ、彼女の夫・太郎と付き合っている。「人の夫を寝盗ること」を趣味とする桃子だったが、喜久江を心から尊敬してもいる。一方の喜久江は、太郎の女癖を受け流すのが常だったが……。“lover”と“wife”と“husband”三者の視点で語られる「危険な関係」の行方は。極上の詠美文学!(解説・平松洋子)
  • LIFE MAKER 1
    完結
    3.7
    全5巻649~715円 (税込)
    人類は今、「禁断」に触れる…!! 偶然。あるいは必然なのか。 数奇な運命にいざなわれ、 ある共通の力を持った少年と少女は出会う。 「生命を、創造する力」。 その出会いは、近い将来、 世界が新たな局面を迎えることを意味した。 「内藤死屍累々滅殺デスロード」の作者がおくる 新たなる叙情派ホラーエンターテインメント!!
  • できない男
    3.5
    芳野荘介28歳。彼女いない歴も28年。田圃と山しかない地元・夜越町で冴えない広告デザイナーをしている非リア充日本代表。一方、河合裕紀32歳。超一流クリエイター・南波仁志の右腕でありながら、独立や彼女との結婚には二の足を踏み続けていた。そんな真逆の二人が《夜越町農業王国》プロジェクトでチームを組むことに。迎えた人生の転換期、「できない男」たちが出した結論とは? 共感必至! 自分のダメさと向き合い成長する、頑張るアラサーのための青春小説!!
  • カラスは飼えるか(新潮文庫)
    4.5
    カラスはペットにできないの? カラスの肉って食べられるの? 頭の良さで知られながら嫌われもする身近な野鳥。彼らを愛してやまない研究者がその生態と魅力を熱く語る。フクロウや渡り鳥の秘密。伝説となったドードー。カラスじゃない鳥類についても考察しつつ、気が付けばまたアイツの話に――。カラス博士による愉快でためになるエッセイ集。あなたのカラスの見方がきっと変わる!
  • 全部ゆるせたらいいのに(新潮文庫)
    3.8
    夫は毎晩のように泥酔する。一歳の娘がいるのに、なぜ育児にも自分の健康にも無頓着でいられるのだろう。ふと、夫に父の姿が重なり不安で叫びそうになる。酒に溺れ家庭を壊した父だった。夫は、わたしたちはまだ、立ち直れるだろうか――。家族だから愛しく、家族だから苦しい。それでもわたしが夫に、母が父に、父が人生に捨てきれなかった希望。すべての家族に捧ぐ、切実なる長編小説。(解説・桜木紫乃)
  • 影に対して―母をめぐる物語―(新潮文庫)
    3.9
    なぜ父と母は別れたのか。なぜあのとき、自分は母と一緒に住むと勇気を持って言えなかったのか。理由は何であれ、私が母を見捨てた事実には変わりはない――。完成しながらも手元に遺され、2020年に発見された表題作「影に対して」。破戒した神父と、人々に踏まれながらも、その足の下から人間をみつめている踏絵の基督を重ねる「影法師」など遠藤文学の鍵となる「母」を描いた傑作六編を収録。(解説・浅井まかて)
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)
    4.5
    19世紀末の土耳古(トルコ)、スタンブール。留学生の村田は、独逸(ドイツ)人のオットー、希臘(ギリシア)人のディミィトリスと共に英国婦人が営む下宿に住まう。朗誦の声が響き香辛料の薫る町で、人や人ならぬ者との豊かな出会いを重ねながら、異文化に触れ見聞を深める日々。しかし国同士の争いごとが、朋輩らを思いがけない運命に巻き込んでいく――。色褪せない友情と戻らない青春が刻まれた、愛おしく痛切なメモワール。
  • モナドの領域(新潮文庫)
    3.9
    河川敷で若い女性の腕が発見された。ほどなく近隣のベーカリーでアルバイトの美大生が精巧な腕形のバゲットを作り、店の常連の美大教授が新聞のコラムで取り上げ、評判を呼ぶ。次に教授は公園で人を集め、その全知全能を示し始める。自らを神の上の「無限の存在である創造主」だという教授の真意とは。そして、バラバラ殺人の真相は? 天才筒井康隆がその叡智の限りを注ぎ込んだ歴史的傑作。(解説・池澤夏樹)
  • ここはとても速い川
    3.7
    読んでいる間、ずっと幸福でした。――川上弘美 保坂委員が説明の途中で嗚咽した場面は 野間新人賞の選考の歴史に刻まれよう。――長嶋 有 選考委員--小川洋子、川上弘美、高橋源一郎、長嶋 有、保坂和志-- 満場一致の、第43回野間文芸新人賞受賞作 【あらすじ】 児童養護施設に住む、小学五年生の集。 一緒に暮らす年下の親友ひじりと、近所を流れる淀川へ亀を見に行くのが楽しみだ。 繊細な言葉で子どもたちの目に映る景色をそのままに描く表題作と、 詩人である著者の小説第一作「膨張」を収録。 選考委員の絶賛を呼び、史上初の満場一致で選ばれた、第43回野間文芸新人賞受賞作。
  • 旅だから出逢えた言葉
    3.3
    1~4巻649~748円 (税込)
    悩むなら、旅に出よ。「言葉」を巡る紀行文。 「旅は、思わぬ出逢い、思わぬ人の一言を耳にして、考えさせられることが数々ある。このエッセイはそういう旅で出逢った言葉なり、人の行動を書いたものだ」(あとがきより) 世界を巡る作家・伊集院静が、20年以上続く国内外の旅の日々を振り返りまとめた、心に残る33の言葉。巡礼の道を辿ったスペイン、クロード・モネを取材した北フランスのルーアン、ウィスキーの蒸溜所を見学したスコットランド・アイラ島、白神山地の森を歩いた青森県。旅先の風景、忘れがたいエピソードとともに、フランシスコ・ザビエル、ヘミングウェイ、王貞治、城山三郎、恩師、家族らの言葉を紹介する。それらは何気ない事柄でも、私たちに人生を考えるヒントや勇気を与えてくれる。大切にしたい“ひと言”を見つけられる紀行文集、待望の文庫化!
  • 自分をいちばん幸せにする生き方
    4.0
    かつて私には、「自分は幸せだ」と言い聞かせていた時期があった。しかし、どうしても幸福感はなかった。だからこそ、伝えたい――世の中のなんと多くの人が、幸せになろうとして報われない努力を続けているのだろうか。金持ちも貧乏も、成功も失敗も、健康も病気も、多忙も暇も、合格も浪人も、結婚も離婚も、恋愛も失恋も、それ自体は「幸福」でも「不幸」でもない。いま自分が感じている苦しみの原因を、まったく違って解釈している人は多い。それでは人は、死ぬまで幸せになれない。この本は、本当に幸せになるためにはどう考え、どう行動したらよいかを考えた。                       加藤諦三

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  • へんろ宿(新潮文庫)
    3.0
    1~2巻649円 (税込)
    江戸回向院前の「へんろ宿」には訳ありの旅人がやってくる。旗本の嫡男で剣の達人だった市兵衛と一弦琴の名手の佐和夫婦が安い宿賃ながら心を込めてもてなす――。死期迫る浪人が江戸で最後の願いを遂げるべく投宿するが(表題作)。江戸藩邸内で消息を絶った父親を救いに関所を躱してやってきた娘(「名残の雪」)。実直そうな紙商人が宿に戻ってこない(「通り雨」)。こころ打つ人情ものの傑作四編。(解説・縄田一男)
  • 完全犯罪の恋
    3.6
    「すごい小説を読んでしまった。 私はこの先も、何度も自分の血を辿るように この作品を読み返すと思う」              ――紗倉まな 「人は恋すると、罪を犯す。 運命でも必然でもなく、独りよがりの果てに。 その罪を明かさないのが、何よりの罰」              ーー中江有里 「私の顔、見覚えありませんか」 突然現れたのは、初めて恋仲になった女性の娘だった。 芥川賞を受賞し上京したものの、変わらず華やかさのない生活を送る四十男である「田中」。 編集者と待ち合わせていた新宿で、女子大生とおぼしき若い女性から声を掛けられる。 「教えてください。どうして母と別れたんですか」 下関の高校で、自分ほど読書をする人間はいないと思っていた。 その自意識をあっさり打ち破った才女・真木山緑に、田中は恋をした。 ドストエフスキー、川端康成、三島由紀夫……。 本の話を重ねながら進んでいく関係に夢中になった田中だったが……。 芥川賞受賞後ますます飛躍する田中慎弥が、過去と現在、下関と東京を往還しながら描く、初の恋愛小説。
  • 成功は一日で捨て去れ(新潮文庫)
    3.6
    「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」新たな信念のもと、フリース、スキニージーンズ、ヒートテック、ブラトップなど数々のヒット商品を生み出し、グローバルな挑戦を続けるユニクロ。しかしその背後には大企業病の阻止、後継者の育成、海外展開、社内構造改革等への弛まぬ努力の連続があった。世界一を目指す組織はいかにして作られたのか――経営トップが明かす変革の記録。
  • ポロック生命体(新潮文庫)
    4.5
    画家の作品をそっくり再現するAIが現れた。科学倫理の研究者である水戸絵里は「盗作」ではないかと開発者に迫るが、晩年の画家の作品はAIが描いたものだったという衝撃の事実が明かされる――。再現なく創造し続けるAIこそ真の芸術家であり、無為な日々を過ごすことを選ぶ人間の方こそロボット的ではないか……。絵画や小説、将棋を通じて知性と生命の本質を問い、近未来を幻視する短編集。(解説・ドミニク・チェン)
  • リバースエッジ 大川端探偵社 1
    完結
    4.1
    東京・浅草…隅田川沿いの雑居ビルに、小さな探偵社があった――。『オールド・ボーイ』『湯けむりスナイパー』のひじたか憂峰、『軍鶏』『かぶく者』のたなか亜希夫。常に“人間”を描き続けた唯一無二の原作者と、漫画界随一の画力で驚異的な描写を続ける稀代の絵師。名作『ボーダー』で多くの信者を生み出した黄金コンビが、20年ぶりに奇跡の復活!!
  • 百(新潮文庫)
    3.9
    「おやじ、死なないでくれ――、と私は念じた。彼のためではなく私のために。父親が死んだら、まちがいの集積であった私の過去がその色で決定してしまうような気がする」百歳を前にして老耄のはじまった元軍人の父親と、無頼の日々を過ごしてきた私との異様な親子関係を描いて、人生の凄味を感じさせる純文学遺作集。川端康成文学賞受賞の名作「百」ほかに三編を収録する。(解説・川村二郎)
  • 処方箋上のアリア 1
    完結
    3.9
    心揺さぶられる薬剤師ドラマ!! 街外れにある「亜理亜薬局」の薬局長・麻生葛は 口は超悪いが、知識豊富で洞察力も優れたキレ者。 天然ボケボケの新米薬剤師・浜菱愛莉と共に、 凸凹コンビで訪れた患者が抱える様々な悩み&問題を あぶり出し、それらを解決していく! 「ただ薬を渡すだけ」じゃない!  心揺さぶられる薬剤師ドラマ!!
  • 100文字レシピ おかわり。(新潮文庫)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 だれにでも簡単にできて、ヘルシー。そして何といっても美味しい! 三拍子そろった「100文字レシピ」が、パワーアップして帰ってきました。疲れて帰宅した日の夕食、ちょっと小腹がすいた時、また気合を入れたおもてなしにも、大活躍間違いナシのお料理をたっぷり教えちゃいます。和食に洋食、エスニックやデザートまで。超優秀レシピをさあお試しあれ! 『100文字レシピ Returns』改題。(解説・阿川佐和子) ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • あたしたち、海へ(新潮文庫)
    4.1
    有夢と瑤子と海は、いつも好きなアーティストの話で盛り上がる親友同士。しかし私立女子中学校に進学後、関係が一変する。クラスを仕切る女子に反発した海に対し、報復のいじめが始まったのだ。有夢と瑤子も次第に抗いきれなくなり――。海の母親、担任ら、大人の視点からも浮かび上がる理不尽な社会の「仕組み」。心を削る暴力の輪に組み込まれ、もがく全ての人に、一筋の光を照らす長編小説。(解説・鴻巣友季子)
  • 青い風、きみと最後の夏
    4.5
    中3の夏、バスの事故で大切な仲間を一度に失った夏瑚。事故で生き残ったのは、夏瑚と幼馴染の碧人だけだった。高校生になっても死を受け入れられず保健室登校を続ける夏瑚。そんなある日、事故以来疎遠だった碧人と再会する。「逃げるなよ。俺ももう逃げないから」あの夏から前に進めない夏瑚に、唯一同じ苦しみを知る碧人は手を差し伸べてくれて…。いつしか碧人が特別な存在になっていく。しかし夏瑚には、彼に本当の想いを伝えられないある理由があって――。ラスト、ふたりを救う予想外の奇跡が起こる。
  • スリープ
    3.7
    テレビ番組の人気レポーター・羽鳥亜里沙は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする〈未来科学研究所〉を取材するために、つくば市に向かうことになった。撮影の休憩中に、ふと悪戯心から立ち入り禁止の地下五階に迷い込んだ亜里沙は、見てはいけないものを見てしまうのだが……。どんでん返しの魔術師が放つ傑作ミステリー、待望の文庫化! (解説 香山二三郎)
  • 護衛艦あおぎり艦長 早乙女碧(新潮文庫)
    3.8
    1~2巻649~781円 (税込)
    ようやく、海に戻れる――。デスクワークに頭を悩ませる日々を経て、艦長に抜擢された、早乙女碧二佐。あおぎりはヘリを搭載する本格的な護衛艦で、艦乗りとして胸の高鳴る職場である。だが、いよいよ待ち望んだ初出港、というときに、電測員一名が姿を消したことを知る。このまま出港すべきか、否か。三尉として海上自衛隊に身を置いた著者が、女性指揮官の誇りとリアルを描く。新たなる組織小説の誕生。(解説・村上貴史)
  • 太陽・惑星(新潮文庫)
    4.0
    太陽は毎日輝いている。そりゃそうだ。けど、輝き果てた後には何が残るのか? 金か、それともカネかーー。新宿の安ホテルで、アフリカの赤ちゃん工場で、パリの蚤の市で、インドの湖畔で、我ら人類は飽くなき欲望をスパークさせ、挙げ句の果てに太陽による錬金術が完成。ついには不老不死が実現する。バンザーイ!……なのかどうかはあなたが決める。異能の芥川賞作家の伝説的デビュー作。(解説・町田康)
  • 愛という名の支配(新潮文庫)
    4.4
    どうして私はこんなに生きづらいんだろう。母から、男から、世間から受けてきた抑圧。苦しみから解放されたくて、闘いつづけているうちに、人生の半分が終わっていた。自分がラクになるために、腹の底からしぼりだしたもの――それが“私のフェミニズム”。自らの体験を語り、この社会を覆い尽くしている“構造としての女性差別”を解き明かす。すべての女性に勇気と希望を与える先駆的名著。(解説・山内マリコ)
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)
    4.2
    1巻649円 (税込)
    喜びも悲しみも、分かち合っていけたら――。1927年、関東大震災で妹を亡くした八重は妹の婚約者竹井と結婚し、同潤会アパートへ。最新式の住宅にも、自分同様に無口な夫にも戸惑う八重だったが、ある日、妹が竹井に送った手紙を見つけ……。時代の激流に翻弄されながらも、心通わせる相手と出会い家族をつくり、支え合って生きた四世代、70年の歴史。あたたかな気持ちで満たされる家族小説。(解説・北上次郎)
  • 義時 運命の輪
    3.2
    北条義時。鎌倉幕府第二代執権の座に就くまでの彼は、あまりにも無力だった。姉・政子と義兄・頼朝の非情かつ強烈な個性に翻弄され、父・時政にはないがしろにされ続ける。己が権力を持つことなど、考えることさえできなかった。運命の輪が回り始めるまでは──。頼家の乳母一族として権勢を振るう比企氏を滅ぼし、頼家を幽閉、暗殺した事件から、義時はその本領を発揮し始める。繰り広げられる血で血を洗う抗争。権力者の死、仲間の叛乱、数々の権謀術数、そして、叶わぬ恋。2022年NHK大河ドラマの主人公・北条義時の半生を静謐な熱を込めた筆致で描く歴史小説。
  • 異邦人(新潮文庫)
    3.9
    母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作。(解説・白井浩司)
  • いとをかし!百人一首 平安時代へタイムスリップ
    5.0
    2人の小学生が……小野小町に会っちゃった! 素敵なナリ先輩に憧れて、百人一首クラブに入った小学4年生のスズ。ある日、不思議なおじいさんの家で、「開けてはいけない」というフスマを開けてしまったら……なんとそこは、平安時代だった!!
  • 「女子」という呪い
    4.5
    日本はジェンダーギャップ指数120位。この国で「女子」でいることは、しんどい――。15年以上にわたり、貧困問題に取り組んできた著者が、実体験を交えて女性の生きづらさ、理不尽さを初めて綴る。女性応援エッセイ。北原みのりとの文庫版特別対談も収録。
  • ゴリラの森、言葉の海(新潮文庫)
    4.2
    野生のゴリラを知ることは、ヒトが何者か、自らを知ること――アフリカの熱帯雨林でゴリラと暮らした霊長類学者と、その言葉なき世界の気配を感じ取ろうとする小説家。京都大学の山極研究室で、野生のサルやシカが生息する屋久島の原生林の中で、現代に生きるヒトの本性をめぐり、二人の深い対話は続けられた。知のジャングルで、ゴリラから人間の姿がいきいきと浮かび上がる稀有な一冊。
  • 百鬼解読
    3.9
    不気味に魅了する妖怪たちの正体! 希代の妖怪案内書――妖怪とは何か? いかにその名と姿を与えられ、今に伝えられてきたのか? 姑獲鳥、魍魎、火車、絡新婦、ひょうすべ……京極夏彦の「妖怪シリーズ」に登場する妖しきものどもを網羅、解読し、学問的に位置づけた驚異のガイドブック。妖怪世界の奥深い魅力へと誘う、初心者から研究者まで必読の一冊。
  • 君と漕ぐ4―ながとろ高校カヌー部の栄光―(新潮文庫nex)
    4.5
    スター選手、蘭子にスカウトされてペアを組むことになった恵梨香。二人は圧倒的な記録を叩き出し、日本代表選手と目される。努力を重ねる希衣もまた、親友でライバルでもある千帆の実力に迫りつつあった。一方、初心者だった舞奈もいよいよ大会デビュー。ついにカヌー部女子四人揃ってフォア競技に挑むことに! 新入生も加入、新たなステージを迎える熱く切ない青春部活小説第四弾。
  • 文豪たちの友情(新潮文庫)
    3.6
    佐藤春夫と堀口大學は、仲良しすぎて恋人だと疑われた? 芥川龍之介は友達を思って己のパンツを貸した? 国木田独歩と田山花袋はケンカばかりなのに同居していた? 「ぼくのお父さんになって」と懇願される夏目漱石? 近現代史にその名をとどろかせる文豪たち。彼らの人間関係は一口に友情と呼ぶのもはばかられるほど濃厚な魅力に満ちていた。文庫化に際し、新章を加え大幅改稿した完全版。
  • 私の少女マンガ講義(新潮文庫)
    4.2
    日本の漫画は世界でも希有な文化である。中でも少女マンガは男性とは異なる視点で新たな物語を生み出してきた。その第一人者である萩尾望都が2009年、イタリアで行った講演で繙いた、『リボンの騎士』から『大奥』へ至る少女マンガ史、そして、自作の解説と創作作法を収録。'19年にデビュー50周年を迎えてなお現役であり続ける著者が、日本独自の文化である少女マンガの「原点」と「未来」を語る一冊。(解説・中条省平)
  • 自衛隊失格―私が「特殊部隊」を去った理由―(新潮文庫)
    4.2
    戦前生れの厳格な祖母から「女々しいことをするくらいなら死を選べ」と言い渡されて入隊した海上自衛隊。イージス艦「みょうこう」の航海長だった’99年、人生が一変する。能登半島沖で北朝鮮工作船と対峙したのだ。一触即発の事件を機に防衛庁初、特殊部隊の創設に関わることになる。日本人の奪還という迫り来る使命の為に全精力を傾けた8年間。『邦人奪還』の著者が本気(マジ)で明かす国防の真実。(解説・かわぐちかいじ)
  • 再現使いは帰りたい 1
    3.8
    著者累計80万部突破! 『竜殺しの過ごす日々』赤雪トナ最新作。「再現」の使い手となった青年の異世界での運命は? 大学の夏を満喫していた秋山平太は突如非日常に放り込まれる。 瞬きするとそこは実家のキッチンではなく、見覚えのない暗い部屋。 目の前にいるのは見知らぬ老人、言葉の通じない人々。 現状を理解できない平太は、一人の少女に手をひかれて、 外へ出ると広がっていたのは日本ではないどこかの街並みだった。 「小神エラメーラ」と名乗った少女と話していくうちに、平太は現状を知る。 誘拐も同然に異世界へと連れてこられたことに怒りを抱き、 エラメーラになだめられたこともあって、 平太はこの世界で過ごすことを受け入れるのだが―――。 やがて多くの人と出会い、多くの事件に遭遇する平太の異世界譚が始まろうとしていた。 赤雪 トナ(アカユキトナ):福岡県在住。『竜殺しの過ごす日々』(ヒーロー文庫)にてデビュー。他著に『チート薬師の異世界旅』など。 toi8(トイハチ):イラストレーター、アニメーター、漫画家。画集、小説の挿絵、アニメやゲームのデザインなど幅広く活躍。 「まおゆう魔王勇者」などラノベの挿絵も多数担当している。
  • 死に至る恋は嘘から始まる(新潮文庫nex)
    3.3
    高二の夏、教室で息を潜める宮下永遠(とわ)の前に、目立ちすぎる転校生が現れた。長瀬刹那(せつな)――人形のような整った容姿に高慢な態度、色めき立つクラスメイトを無視して、永遠に歩み寄り、首筋に噛みつき、囁(ささや)いた。「君はすごくおいしそうな匂いがする」 自称・人魚で傍若無人な刹那と、心を閉ざし続ける永遠。正反対の嘘で武装した二人が運命的に出会い、命がけの恋の物語がはじまる――。
  • リバース&リバース(新潮文庫)
    3.8
    大切なものは、些細なことで壊れてしまう――。ティーン向けファッション誌の編集者・禄(ろく)は、お悩み相談ページに投稿してきた渚との間にトラブルを抱えていた。地方に暮らす中学生の郁美は親友の明日花とともに同誌を愛読中。だが、東京からの転校生・道成の存在が二人の関係を次第に変えてゆき……。出会うはずのない人生が交差するとき、明かされる真実とは。心揺さぶる新時代の青春小説。(解説・朝井リョウ)
  • ふたりぐらし(新潮文庫)
    3.5
    元映写技師の夫・信好は、看護師の妻・紗弓と二人暮らし。映画脚本家の夢を追い続けて定職はなく、ほぼ妻の稼ぎで食べている。当の妻は、余裕のない生活で子供を望むこと、義母との距離、実母との確執など、家族の形に悩む日々だ。幸せになるために生涯を誓ったはずなのに、夫婦とは、結婚とは、一体何だろう。夫婦が夫婦になっていく“家族のはじまり”を、夫と妻交互の視点で描く連作短編集。(解説・友近)
  • 春待ち雑貨店 ぷらんたん(新潮文庫)
    3.7
    京都の小さなハンドメイド雑貨店「ぷらんたん」には、恋愛や仕事の悩みを抱えた人々が日々訪れる。なぜかイヤリングを片方だけ注文する女性客や、恋人から奇妙な暗号が刻まれたネックレスを贈られた大学生……店主の北川巴瑠は一人ひとりに寄り添い、進むべき道を照らしていく。そんな彼女もまた、ある秘密を抱えて闘っていて――。懸命に生きる人の心に春を呼び込む、癒しの連作ミステリー。(解説・彩瀬まる)
  • 「日本の伝統」の正体(新潮文庫)
    3.9
    その伝統、本当に昔からあった? お正月の定番「初詣」も「重箱おせち」も、実は私鉄や百貨店のキャンペーンから生まれた新しい文化。喪服は黒、土下座が謝罪のポーズになったのも実はごく最近。行事・風習・食生活……日常のいたるところに潜む、一見それらしい“昔からのしきたり”や“和の心”の裏側には、面白エピソードが盛りだくさん。楽しく学べるベストセラーに大幅増補して文庫化。
  • 庭(新潮文庫)
    4.1
    私は夫と離婚をする。そのことを両親に報告せねばならない。実家へ向かう路線バスのなかで、老人たちがさかんに言い交わす「うらぎゅう」。聞き覚えのない単語だったが、父も母も祖父もそれをよく知っているようだ――。彼岸花。どじょう。クモ。娘。蟹。ささやかな日常が不条理をまといながら変形するとき、私の輪郭もまた揺らぎ始める。自然と人間の不可思議が混然一体となって現れる15編。(解説・吉田知子)
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)
    3.8
    秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった……。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。
  • 真昼のプリニウス
    4.1
    頂上で、わたしの世界に何かが起こる――情報過多の社会で自らの生き方に疑いを覚え、女性火山学者は火口を目指した。自然をそのままに見つめることで、紡ぎだされる物語の美。静かに心を打つ稀有の小説世界。
  • 浄土るる短編集 地獄色
    完結
    4.2
    19歳の鬼才、降臨。衝撃の問題作、爆誕。 彗星のごとく現れ SNS上の話題を一心に集めた “浄土るる”。 いじめを題材にし、 SNS上で累計10万いいね獲得『鬼』や、 幸せについて思いをめぐらす 人間ではない生き物たちの苦悩を描いた『猫殴り』など 目を離せないラインナップ。 さらに未発表の短編『こども』も収録し、 圧倒的密度であなたに濃密な“気持ち”をお届けいたします。
  • 静かに、ねぇ、静かに
    3.6
    海外旅行でインスタにアップする写真で“本当”を実感する僕たち、ネットショッピング依存症から抜け出せず夫に携帯を取り上げられた妻、自分たちだけの“印”を世間に見せるために動画撮影をする夫婦――。SNS短編3部作。
  • 夏の朝の成層圏
    4.4
    漂着した南の島で否応もなく始まった孤絶の生活。 文明世界を脱した青年は、自然と一体化する至福を刻々と体感していく――。 この上なく鮮烈な長篇デビュー作。
  • はないちもんめ
    3.5
    八丁堀の同心たちの役宅近く、北紺屋町に料理屋“はないちもんめ”はある。口やかましいが食材選びの目利きの大女将・お紋、美貌で姉御肌の女将・お市、そして女だてらに啖呵を切る見習い娘・お花。女三代が営む賑やかな店に、常連の同心・木暮が浮かぬ顔で現われる。横行する追い剥ぎを捕えられずにいるというのだ。女三代がかしましく事件を解決する新シリーズ第一弾!
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 氷血
    4.1
    北海道に帰省していた原麻希一家は、観光に寄った札幌の公園で、氷漬けとなった女性の遺体を発見する。女性は以前、東京に住んでいた際に、警視庁「女性犯罪」捜査班にストーカー相談に訪れていたことがわかった。捜査を開始した麻希は、警察官を志すきっかけとなった北海道警の瀧正義警部と再会するも、その姿は変わり果てていた――。天才捜査官・原麻希の切ない過去が初めて描かれる、人気シリーズ第4弾!!
  • 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者
    3.6
    警視庁管内にて、税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。身代金取引現場の近くに偶然居合わせた「女性犯罪」捜査班の原麻希が捜査に加わるが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子供の遺体が発見される。そして同じ多摩川流域で“第3の遺体”も見つかり――。天才捜査官・原麻希が、犯人の“見えない”難事件に挑む、人気シリーズ第3弾!!
  • 愛と贖罪
    3.0
    「俺が抱かれてる姿を見て、どう思った?」愛する両親を失い絶望する大学生の歩(あゆむ)。美貌の叔父・直人(なおと)に引き取られるが、ある日、男に縛られ別人のように喘ぐ直人の姿を目撃してしまう!! 動揺する歩の部屋を訪れた直人は、今までの優しさから一変!! 聖人の仮面を剥ぎ、歩の無垢な体をたくみにねじ伏せてくる。肌を愛撫する指と唇に翻弄され、怯えつつも未知の快楽に溺れていく歩だが…!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
  • 路地の子(新潮文庫)
    4.0
    昭和39年、大阪――。中学三年生の龍造少年は学校にはいかず、自らの腕だけを頼りに、天職と信じた食肉の道へと歩み始めた。時に暴力も辞さない「突破者(とっぱもん)」と恐れられ、利権団体や共産党、右翼やヤクザと渡り合いながら食肉業界を伸し上がった一匹狼――。時代の波に激しく翻弄されながら、懸命に「路地の人生」を生き抜いた人々の姿を、大宅賞作家が活写した、狂おしいほどに劇的な物語。
  • どこから行っても遠い町(新潮文庫)
    3.8
    捨てたものではなかったです、あたしの人生――。男二人が奇妙な仲のよさで同居する魚屋の話、真夜中に差し向かいで紅茶をのむ主婦と姑、両親の不仲をみつめる小学生、そして裸足で男のもとへ駆けていった女……。それぞれの人生はゆるくつながり、わずかにかたちをかえながら、ふたたび続いていく。東京の小さな町を舞台に、平凡な日々の豊かさとあやうさを映し出す連作短篇小説。
  • ガラスの街(新潮文庫)
    3.9
    「そもそものはじまりは間違い電話だった」。深夜の電話をきっかけに主人公は私立探偵になり、ニューヨークの街の迷路へ入りこんでゆく。探偵小説を思わせる構成と透明感あふれる音楽的な文章、そして意表をつく鮮やかな物語展開――。この作品で一躍脚光を浴びた現代アメリカ文学の旗手の記念すべき小説第一作。オースター翻訳の第一人者・柴田元幸氏による新訳!
  • 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(新潮文庫)
    3.8
    鳥類学者、それは神に選ばれし存在である。スマートな頭脳に加え、過酷なフィールドにいつでも出張できる体力が必要なのだから。かわいいメグロからの採血。噴火する孤島への上陸。ある日は吸血カラスの存在に驚き、ある夜は蛾の襲来に震え……。美女たちよ、わたしに近づくな。やけどするぜ。生き物を愛する人にも、そうでもない人にも、絶対に楽しめる、汗と笑いの自然科学エッセイ。(解説・谷村志穂)
  • 鬼門の将軍 平将門(新潮文庫)
    3.7
    触れた者は呪われ、不審死も相次いだという東京・大手町の将門の首塚。GHQも怖れたその塚が壊され、男の生首が転がった。一方、京都・宇治川には首なし死体が。将門の首が宙を飛んだという伝説の再現なのか。事件の謎ときは、歴史の謎へと連関し、成田山新勝寺や神田明神の常識を覆す推理の連打で、隠された解に到達する。伝説の真相を鮮やかに見抜く歴史ミステリー。『鬼門の将軍』改題。
  • カエルの楽園(新潮文庫)
    4.0
    1~2巻649~693円 (税込)
    国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。(解説・櫻井よしこ)
  • さよなら世界の終わり(新潮文庫nex)
    3.6
    校内放送のCreepを聴きながら、屋上のドアノブで首を吊ってナンバーズの数字を見ようとしていた昼休み、親友の天ヶ瀬が世界を壊す未来を見た。彼の顔を見ると、僕は胸が苦しい。だから、どうしても助けたいと思った――。いじめ、虐待、愛する人の喪失……。死にたいけれども死ねない僕らが、痛みと悲しみを乗り越えて「青春」を終わらせる物語。生きづらさを抱えるすべての人へ。
  • 漢字のいい話(新潮文庫)
    4.0
    「道」という文字には怖い意味がある。「女」「母」「婦」「妻」などの文字からわかる古代人の女性観は? 「為」は昔、中国に象がいた証拠! 甲骨文字の由来や筆記用具と書体の密接な関係、ローマ字に比べ「遅れた文字」とされてきた漢字が、コンピュータやスマホの時代には意外に便利で新しいことなど、日本人が日常的に使う表意文字の面白さと奥深さを、漢字学の第一人者が縦横無尽に語る。(解説・阿刀田高)
  • ユートピア
    3.6
    太平洋を望む美しい景観の港町・鼻崎町。先祖代々からの住人と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った久美香は、幼稚園の頃に交通事故に遭い、小学生になっても車椅子生活を送っている。一方、陶芸家のすみれは、久美香を広告塔に車椅子利用者を支援するブランドの立ち上げを思いつく。出だしは上々だったが、ある噂がネット上で流れ、徐々に歯車が狂い始め―。緊迫の心理ミステリー。
  • 信長嫌い(新潮文庫)
    4.0
    織田信長さえ、いなければ――。天下を獲れたはずの男・今川義元。戦に賭けた男・真柄直隆。逃げ続けた男・六角承禎。将軍殺しの悪名と生きた男・三好義継。戦より茶を愛した男・佐久間信栄。老躯をおして仇を狙う伊賀上忍の男・百地丹波。祖父の影を追い続けた男・織田秀信。乱世の主役、信長に翻弄された時代の“脇役”たちもまた、己が人生を必死にもがき生き抜いた。敗者たちの戦国列伝。(解説・清水克行)
  • 魂でもいいから、そばにいて―3・11後の霊体験を聞く―(新潮文庫)
    4.1
    未曾有の災害で愛する者に突然死なれ、絶望の淵に立たされた人々の心を救ったのは、奇跡としかいいようのない体験だった。布団に入ってきた夫を「抱いてあげればよかった」と悔いる妻。階上の息子の足音を聞く母。死亡届を書いている時に兄からメールを受け取った妹。それは夢だったのか、幻なのか――。再会を願う痛切な声と奇跡を丹念に拾い集めた感動のドキュメンタリー、待望の文庫化。
  • 30歳からの「時間」の投資術 今のあなたは、1年前に決まっていた
    4.5
    30歳から伸びる人、伸び悩む人の決定的な違いは、時間の使い方にある!◎30歳からは、時間の使い方に「戦略」を持て◎同じ1時間でも、消費する人、浪費する人、投資する人◎30代は、どんなに忙しくても「人と会う機会」をつくれ◎「自分でやる」から「人を動かす」働き方へシフトする◎これからは、「やらないこと」を明確に決めるのが重要◎30歳から増やしていくべき「リーダーシップを学ぶ時間」◎心と体をメンテナンスする時間をちゃんと確保せよ……この考え方・習慣・行動が、仕事と人生に「大きなリターン」を生む!

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  • 日本の歴史がわかる本<幕末・維新~現代>篇 これであなたも歴史通!
    3.5
    教養"として身につけておきたい、日本通史の決定版!幕末から明治維新、富国強兵、二つの世界大戦、そして現代まで。一気に読むから、歴史の"流れ"と"変化"がよくわかる!■徳川幕府崩壊! なぜ慶喜は「大政奉還」に踏み切ったのか?■明治維新――なぜ新政府は「版籍奉還」「廃藩置県」を行なったのか?■日清戦争・日露戦争――国を支えたのはいったい何だったのか?■なぜ日本は成算なき日米決戦を決意したのか?etc……激動の近現代を駆け抜けた主人公たちの「舞台ウラ」が、ここにはある!読めばあなたも歴史通!

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  • 「心の疲れ」が消えていく瞑想のフシギな力。 1日10分でできる「心のお洗濯」
    5.0
    朝日カルチャーセンターの人気講師で、これまで1万人以上に瞑想指導をしてきた著者が教える心をピュアにする瞑想の本。瞑想というと、人里離れた山の中で一人静かに座禅をするイメージを持たれるかも知れません。でも、本当は、日常生活のさまざまな場面で心をきれいにしていくことが瞑想の真の実践です。生きていくことは、汚れていくことです。誰でも、毎日お風呂に入って、体をきれいにするでしょう。心も汚れていくのが当たり前なら、毎日きれいにしていくのです。では、どうやって、心を洗濯するのでしょうか。この本で紹介する、今の瞬間に「気づく」瞑想をすることによって、です。1日10分の瞑想で、「心の疲れ」が消え、悩みがなくなり、人生が好転していくフシギを、あなたも体感してください!

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  • ちょっとしたことで大切にされる女 報われない女 男と女の「脳の違い」を知ればうまくいく!
    4.0
    「なぜ?」「どうして?」 男と女の〈すれ違い〉がなくなる本この「話し方」「ふるまい」「心くばり」で……女性がいちばん、ほしいものがすべて手に入ります!素直に口に出せなくて、だけど察してほしい、あの気持ち……。なぜ、気づいてくれないの?男と女の脳は、驚くほど違うのだから、それも当然。だからこそ、「いい女、かわいい女、できる女」になる、言葉の紡ぎ方、情の交わし方が、あるのです。◇ 男には「責務」を与えればいい◇ この「問いかけ」で男は気持ちを揺さぶられる◇ こんな「無邪気さ」は無敵◇“イヤな気持ち”の処理法◇「いい子ちゃん」で自分を苦しめないで◇ 女を艶やかにする「知的な生き方」「運のいい女」は、実践しています ……賢く、戦略的に生きなくちゃ!

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  • こまり顔の看板猫! ハチの物語
    4.0
    ひたいの八の字模様から「こまり顔」といわれるハチは、「幸運のまねきねこ」として知られています。一方で、飼いねこなのに「ひとり暮らし」、昼間はたばこ店で「アルバイト」と、生活はナゾにつつまれていて…!? なぜひとり暮らし?? なぜアルバイト?? そこには、いくつかの偶然と、ハチと飼い主、ハチとたばこ店店主親子の間の深い絆がありました。誰も知らなかったハチのヒミツに迫る、心ほっこり感動物語!!
  • 小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜
    4.5
    世紀の大発見が、ここにある! のび太が恐竜博の化石発掘で見つけた化石。恐竜のたまごだと信じたのび太は、タイムふろしきで化石を元の状態に戻すと…生まれたのは双子の恐竜! しかも、未発見の新種だった。のび太に似て、ちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界が来てしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちとともに6600万年前へと出発。キューやミューの仲間を探す旅がはじまった!
  • アルキメデスは手を汚さない
    3.4
    「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。さらに、クラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、学内は騒然! 大人たちも巻き込んだ、ミステリアスな事件の真相は? 1970年代の学園を舞台に、若者の友情と反抗を描く、伝説の青春ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。
  • ピアニストだって冒険する(新潮文庫)
    3.5
    華やかで力強いピアノの魂とともに――。何も知らず母に連れられて行った三歳のレッスン。十五歳でソリストを務めたN響世界一周演奏旅行。十八歳でジュリアード音楽院に留学して味わった挫折感。自らの人生をユーモラスに描き、国際コンクールの舞台裏、かけがえのない友人や恩師、そして日本の未来への想いを綴った文章の数々……。亡くなるひと月前まで書き継がれた最後のエッセイ集。
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)
    3.7
    高千穂の夜神楽の真っ只中で男性の首なし死体が発見された。一方宇佐神宮では御霊水の井戸に禍々しいものが……。その九州で「卑弥呼の調査に行く」と言ったまま行方不明の従弟・漣を追う萬願寺響子。実在する凶首塚古墳、百体神社の謎。奇妙な天岩戸伝説と隠蔽された事件とは。そして天皇家が鎮魂の儀式を続けてきた真の理由とは。この国の黎明に何があったのか。瞠目の古代史ミステリー。
  • 人生教習所(上)
    3.8
    1~2巻649円 (税込)
    新聞に不思議な広告が掲載された。「人間再生セミナー 小笠原塾」。実態は謎だが、そうそうたる企業が後援し、最終合格者には必ず就職先が斡旋されるという。再起をかけて集まってきた人生の「落ちこぼれ」たちは、期待と不安を胸に抱き、はるか小笠原諸島へと出航する! 迷える大人たちのための、新たなエール小説。
  • 綴られる愛人
    3.5
    人生に何の展望も見出せないでいる、富山に住む21歳の大学生、森航大(もりこうた)。編集者である夫に束縛される、東京住まいの35歳の作家、天谷柚(あまがいゆう)。二人は文通コミュニティ「綴り人の会」を通じて手紙を交わし始める。航大は充実した生活を送る35歳のエリートサラリーマン、クモオとして。柚は夫からの暴力に怯える28歳の専業主婦、凜子として。次第に熱を帯びる手紙は、二人を危険すぎる関係へいざない――。
  • きみの世界に、青が鳴る(新潮文庫nex)
    3.7
    真辺由宇。その、まっすぐな瞳。まるで群青色の空に輝くピストルスターのような圧倒的な光。僕の信仰。この物語は、彼女に出会ったときから始まった。階段島での日々も。堀との思い出も。相原大地という少年を巡る出来事も。それが行き着く先は、僕と彼女の物語だ。だから今、選ばなければいけない。成長するとは、大人になるとは、何なのかを。心を穿つ青春ミステリ、堂々完結。

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