作品一覧 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 ミシンと金魚 4.0 小説 / 国内小説 1巻561円 (税込) 「カケイさんは、今までの人生をふり返って、しあわせでしたか?」――ある日、ヘルパーのみっちゃんからそう聞かれた“あたし”は、絡まりあう記憶の中から、その来し方を語り始める。母が自分を産んですぐに死んだこと、継母から薪で殴られ続けたこと、犬の大ちゃんが親代わりだったこと、亭主が子どもを置いて蒸発したこと。やがて、生活のために必死にミシンを踏み続ける“あたし”の腹が膨らみだして……。この世に生まれ落ちて、いつの日か死を迎え、この世を去る。誰もが辿るその道を、圧倒的な才能で描き出す! 著者デビュー作にして第45回すばる文学賞受賞作!! 試し読み フォロー ジョニ黒 3.6 小説 / 国内小説 1巻1,760円 (税込) 1975年、横浜。少年アキラと“犬”とのひと夏の冒険が始まる―― 4年前、海水浴中にはぐれてしまった父さんは今もまだ帰ってこない。 あれ以来、母親のマチ子は時々どっかから拾ったオスをつれてくるようになった。 日出男はその「オス犬」のひとりだった。 欠落を抱えて生きる大人たちと、鬱屈を抱えて生きる子どもたち。 ままならない世界の哀しみと愛しさが胸にこみ上げる、すばる文学賞受賞作『ミシンと金魚』著者待望の最新作! 試し読み フォロー Web新小説 - 小説 / 国内小説 1~11巻500円 (税込) <特集>『新・日常考―きのうまでと違うこと』 「非日常」が私たちの「日常」を覆いつくしてから、二年余りが過ぎました。いままた恐ろしい「非日常」を告げるニュースが途切れず、不安な日々が重ねられていきます。それでも、きのうより今日を、明日こそはと願う気持ちは万国共通のはず。新・日常考―きのうまでと違うこと。「日常」を問い直し、新たな日々を編むための試みです。 【目次】噓でもいいから/堀江敏幸、斎藤茂吉の危機と再生/小池光、離れて働く、みんなと働く/酒井順子、特集とりとめな記/ 特集編集班、週末のアルペジオ/三角みづ紀、藤沢周・連作小説館⑥/藤沢周、猛獣ども/井上荒野、町田康の読み解き山頭火/町田康、しおり物語/岡もみじ、アマネク ハイク/神野紗希、兼好のつれづれ絵草紙/三遊亭兼好、漱石クロニクル―絵で読む夏目漱石の生涯―/大高郁子、楸邨山脈の巨人たち/北大路翼、Dr.よねやまの芸脳生活芸術家の生き様を医学で考える/米山公啓、江戸の愛猫/宮川匡司、気まぐれ編集後記/万年editor 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 永井みみの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> ミシンと金魚 小説 / 国内小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 辛いことや頑張ってきたこと、乗り越えてきたことがたくさんあり、そんな人生の終盤で認知症を患っているおばあちゃんのカケイさん そんなカケイさん目線で語られるトンチンカンだけどちょっとおもしろい会話や過去のカケイさんの話 カケイさんがかわいくてクセになる! そしてこのお話がすごく好き! 0 2025年10月31日 ミシンと金魚 小説 / 国内小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 好き。 すごく好き。 もう、 人生の全部が詰まってる。 人生ってきっとこう。 時代は違うけど、人と人はこんなふうに社会で支えあったりすれ違ったり、自分の思いをうちに秘めて、生きる。 0 2025年10月07日 ミシンと金魚 小説 / 国内小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ おばあちゃんの語り 楽しくもあり淋しくもありました 嫁とのやり取りやヘルパーさん(みっちゃん)とのやり取りがちょっと違うのが感心しました 毎日ミシンを踏んで頑張ったこと お兄さんや広瀬のばーさん 夫や息子 そしてみっちゃん いろんなことを思い出して 幸せだったと言える人生 手に花が咲くまで 私も楽しく幸せな人生を送りたいなとおもいました 0 2025年10月02日 ミシンと金魚 小説 / 国内小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 面白過ぎて一気に読んでしまいました。ユーモアもあり哀しさもあり色々な感情になりました。ぜひまた読み直したいです。 0 2025年09月27日 ミシンと金魚 小説 / 国内小説 4.0 (30) カート 試し読み Posted by ブクログ 医療職者だからか、 認知症で短期記憶が覚束ない女性目線の話はものすごく勉強になった。 あれは気を遣ってくれてたのかとか そんなふうに思ってたのかとか。 覚えたいことは忘れちゃうのに 忘れたい過去ははっきり覚えてる。 その間で揺れる主人公。 斬新で読みやすいのに 心に深く沈む小説。 0 2025年09月25日