ミシンと金魚

ミシンと金魚

561円 (税込)

2pt

「カケイさんは、今までの人生をふり返って、しあわせでしたか?」――ある日、ヘルパーのみっちゃんからそう聞かれた“あたし”は、絡まりあう記憶の中から、その来し方を語り始める。母が自分を産んですぐに死んだこと、継母から薪で殴られ続けたこと、犬の大ちゃんが親代わりだったこと、亭主が子どもを置いて蒸発したこと。やがて、生活のために必死にミシンを踏み続ける“あたし”の腹が膨らみだして……。この世に生まれ落ちて、いつの日か死を迎え、この世を去る。誰もが辿るその道を、圧倒的な才能で描き出す! 著者デビュー作にして第45回すばる文学賞受賞作!!

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ミシンと金魚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    audible⭐︎
    めちゃくちゃ面白い‼︎大好きな物語に出会えた♡

    カケイさんが可愛くてクスクス笑ってしまった。
    お茶目なカケイさんにも壮絶な過去があり、生まれた時から孤独、暴力、苦労、が付き纏っていた。
    カケイさんの兄はろくでもない人かと思っていたら…後半その半生を聴いて涙した。妹のカケイさんを

    0
    2026年01月23日

    Posted by ブクログ

    (花はきれいで、今日は、死ぬ日だ)
    この一言の中に、どれ程の想いが、時間が詰まっていることか。
    人が生きるということ、一人の人が人生を全うし終えるということの重さ(と、それが他者からは見えないという残酷さ)をしみじみ味合わせてくれた良作。

    どんな人のうちにも人生の花畑はあり、けれどそれを他者に見せ

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    人の人生が幸せかどうかは、他人にはわからない

    生きている間はずっと、幸せには気づかずに日々が過ぎていってるのかもしれない

    わたしは今生きているこの人生を、死ぬ時にどう振り返るんだろうと考えながら読んだ

    手のひらに、花を、見られるだろうか

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    読んでいてどこまでも切なくなってしまった.

    日々の仕事で触れ合う認知症を持つ高齢者の方々の心の奥底に触れたような,「本音」を突きつけられたような,何とも言えない居心地の悪さと共に,「一人の人であること」の尊さを強烈に感じた.間違いなく,明日からの,いや,今日からの振る舞いに大きな導きを与えてくれた

    0
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

    辛いことや頑張ってきたこと、乗り越えてきたことがたくさんあり、そんな人生の終盤で認知症を患っているおばあちゃんのカケイさん

    そんなカケイさん目線で語られるトンチンカンだけどちょっとおもしろい会話や過去のカケイさんの話

    カケイさんがかわいくてクセになる!
    そしてこのお話がすごく好き!

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    好き。
    すごく好き。

    もう、
    人生の全部が詰まってる。

    人生ってきっとこう。
    時代は違うけど、人と人はこんなふうに社会で支えあったりすれ違ったり、自分の思いをうちに秘めて、生きる。

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    おばあちゃんの語り  
    楽しくもあり淋しくもありました 
    嫁とのやり取りやヘルパーさん(みっちゃん)とのやり取りがちょっと違うのが感心しました

    毎日ミシンを踏んで頑張ったこと お兄さんや広瀬のばーさん 夫や息子 そしてみっちゃん いろんなことを思い出して 幸せだったと言える人生 

    手に花が咲くま

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    面白過ぎて一気に読んでしまいました。ユーモアもあり哀しさもあり色々な感情になりました。ぜひまた読み直したいです。

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    医療職者だからか、
    認知症で短期記憶が覚束ない女性目線の話はものすごく勉強になった。
    あれは気を遣ってくれてたのかとか
    そんなふうに思ってたのかとか。

    覚えたいことは忘れちゃうのに
    忘れたい過去ははっきり覚えてる。
    その間で揺れる主人公。

    斬新で読みやすいのに
    心に深く沈む小説。

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    読後感がなんとも言えない 読後感がなんとも言えない、は褒め言葉です。
    面白かった、の一言では片付けられないなにかがある。
    特に好きなシーンは、冒頭にカケイさんが「あの女医は外国で泣いた女だ」と言い、ヘルパーのみっちゃんが女医に確認すると、おそらく当たっている。
    そしてこのみっちゃんは、病院からの帰り

    0
    2025年12月18日

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