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人生って
この先の人生に何が起こるか分からないから人間は面白おかしく生きていくことが出来る。なるようにしかならない生き方をしている著者は、だからこそ力強くやっていけるのだろう。
亡くなった鷺沢萠の素顔が垣間見られて(喋り方、乱暴な車の運転など) 読んでて楽しかった。
Posted by ブクログ
久しぶりに群ようこを読んだ。
自伝的エッセイで、これまで読んだことのある経歴にも改めて触れられて面白かった。
お金も名誉も人からの評価もとことん興味なく、ものごとに執着しないところがかっこいい。芯が一本通っていて、自分の意思に反することには正々堂々とノーと言う。その反面、流れに身を任せて生きてきた側面もあるのが面白い。群ようこの嘘がない人柄がよくわかる。二度も求婚されたり、鷺沢萌に初対面から懐かれたことからも、魅力溢れる人なんだろう。信じられる人、というか。
中瀬ゆかりや白川道とのエピソードもあり、中瀬ゆかりファンとしても興味深く読んだ。新人時代から群ようこに「こいつ、なんでこんなに面白いんだ」と思わせ、編集者としても敏腕の中瀬ゆかり…憧れるなぁ。
かもめ食堂が、元々はもたいまさこを主人公にしていた、という裏話もおもしろかった。
Posted by ブクログ
群ようこさんの、物書き人生を振り返る内容のエッセイ。
こういうエッセイって、群さんにはめずらしい。
群さんにとっては、過去の悲しいことや、怒りの感情を改めて思い出して文章化するのはなかなかつらいことなのではないかと思ったけど(それくらい、激怒の感情が伝わってくる近年の出来事があり)、読む方としては興味深く、たのしく読みました。
手書きからワープロ、パソコンと移り変わっていくのは、歴史の証人だなぁ。
亡くなった仲間への眼差し。
かもめ食堂のこと(キャストと舞台まで決まった映画化ありきで小説の執筆依頼があったとは驚きだ。書き直しのときは、周囲も相当気を遣っただろうな。もたいさんご本人が言うとは)。
れんげ荘のこと。
本って、こうやって作られるんだなぁって、興味深い。
それとも、群ようこさんが大先生だからこうなのかな?
読者を想定せずに書いているって、さらりと書いていたけどすごい話だ。
物書きの方って、読む人に届くようにとか、メッセージとかあるのだと思っていたが、群さんは、世に出た本のことは、読み手に委ねます、任せます、という潔さ。
長くコンスタントに仕事をしていくには、これくらいの腹の据わり方をしていないとならないのかもしれない。
Posted by ブクログ
最近群ようこの著作を何冊か読んだが、何となく愚痴っぽい感じでイマイチだなーと思っていた。
でもこれは良かった。愚痴っぽい感じはあるが、自分を突き放した感じが群ようこの本領を発揮している。
そうだよ、こういうのを読みたかったんだよ群ようこは。
大学卒業後、転職を繰り返して「本の雑誌社」に入社し、物書きになって四十年。様々な人との邂逅、仕事における大小のトラブル、愛猫との出会い、趣味の着物や麻雀、母親との確執、映画「かもめ食堂」、出版不況......思い返せば色々あった。でも、何があっても「だめになったら、それはそれでしょうがない」と淡々と書いてきた。自伝的エッセイ。
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