作品一覧 2023/12/15更新 生きかた上手 文庫版 試し読み フォロー 生きていくあなたへ 105歳どうしても遺したかった言葉 試し読み フォロー 生きてるだけで100点満点【DVD無し】 試し読み フォロー いくつになっても、今日がいちばん新しい日 試し読み フォロー いのちと平和の話をしよう 試し読み フォロー いのちの器〈新装版〉 医と老いと死をめぐって 試し読み フォロー いのちの絆【CD無し】 試し読み フォロー いのちのギフト~犬たちと私から送る勇気のエール~ 試し読み フォロー いのちの使いかた【新版】 試し読み フォロー いのちのメッセージ 試し読み フォロー 老いて、若返る~人生、90歳からが面白い~ 試し読み フォロー 思うままに生きる 100歳の言葉 試し読み フォロー 今日すべきことを精一杯! 試し読み フォロー こころ上手に生きる 病むこと みとること 人の生から学ぶこと 試し読み フォロー 最後まで、あるがまま行く 試し読み フォロー 死をどう生きたか 私の心に残る人びと 試し読み フォロー 15歳の寺子屋 道は必ずどこかに続く 試し読み フォロー 人生改造 生活習慣病を防ぐ本 試し読み フォロー 人生百年 私の工夫 試し読み フォロー 「生活習慣病」がわかる本――健康のため、その“習慣”を改めなさい 試し読み フォロー 「生活習慣病」がわかる本【フリーお試し版】 ――健康のため、その“習慣”を改めなさい 無料あり 試し読み フォロー 戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり 試し読み フォロー たっぷり生きる 値引きあり 試し読み フォロー 長生きすりゃいいってもんじゃない 試し読み フォロー 日本の最終講義 試し読み フォロー 日野原重明先生の生き方教室 試し読み フォロー 日野原重明の生き方哲学 よく生き、よく老い、よく病み、よく死ぬ 試し読み フォロー 日野原重明の「わくわくフェイスブックのすすめ」(小学館101新書) 試し読み フォロー 101歳の金言 試し読み フォロー 100歳の金言 試し読み フォロー ボランティアを生きる 〈いのちの泉〉はつきることなく 試し読み フォロー みらいへの教科書 きみと・友だちと・よのなかと 試し読み フォロー 1~32件目 / 32件<<<1・・・・・・・・・>>> 日野原重明の作品をすべて見る
ユーザーレビュー こころ上手に生きる 病むこと みとること 人の生から学ぶこと 日野原重明 こころ上手に生きる 病むこと みとること 人の生から学ぶこと 講談社+α文庫 55-2 著:日野原 重明 けっこう、読んでいて痛かったです。 本書は、病むことで、大切な人を失うことで、気が付く、心の痛みをかたっています その時がこないと人は、その痛みに気づくことができない その時をどう迎えるのか...続きを読む、どう準備するのか、どう向き合えばいいのか、ヒントをかたっています すごかったのは2つ 1つは、日野原先生が、子どものころと、医師になってからと2回大病をされていること、その体験が原点になっていること もう1つは、ほぼ冒頭で、日野原先生が、ぜひ読んでほしいと勧められていた、夏目漱石の小説「思い出す事など」(青空文庫にあり)を読みましたが、えぐかった。病人の目で一人称で語られる景色。病人とはどのような景色を見ているのかを知りたいかたは是非ご一読されたら良いかと思います。 気になったのは、以下です。 ・人間は健康なときには、健康の喜びはわからないものである ・人の痛みがわかるのが人間 ・人間は病んではじめて健康のありがたさがわかる ・ヘルマン・ヘッセ 絶筆「折れた枝のきしる音」は、 なお一夏 なお一冬 と結ばれている ・本当に神がわれわれとともにいます、という信仰を平素もつものには、 祈りは困った場合の神頼みではなく、 いろいろの重大な判断をしなければならないとき 平素の祈りが強い精神の集中力をもって心の中に生じ、声としてさえ出るのである ・いつも感謝し、信仰と祈りに生きたこの婦人に私たちは学ぶことが多かった ・人生のもっとも大きな選択は、どう死を生きるかということである ・人間なれば耐えがたし、真実一人は耐えがたし 北原白秋 ・人との出会いが、本との出会いに介されることもある ・人が長年身につけたものを失うと、それからの一日一日にどうか穴のあいたような落ち着きのなさを感じる それが愛する人からもらった心のこもった贈りものであったり、かたみであったりするときの心情は、 惜しいというより、悲しみに満ちたものである いわんや、愛する子を、親を、共を失った悲嘆の心を受けとめてくれるものは、なかなかない ただただ悲しみの自己の中に滅入るばかりである ・医学には限界があり、人間には、許される有限の命と、必然の死を受容することが必要なのです ・病人を見舞うときにいちばん大切なことは、その病人が、見舞いを受けることで心が和らぐのか、または、 病人は無理して会わなければならないと思っているのか、その区別を見舞い人が知ることである ・ターミナル・ケアという言葉を、末期とか終末ではない、別の言葉に翻訳できないだろうかという問いあわせがありました。 しばらく考えた後、私の心に浮かんだのは、「有終の美」という言葉でした。 ・旧新約聖書のほか、ギリシアの古典や、シェークスピア、モンテーニュ、その他10冊の本は人間を知るためのテキストである よき臨床医になるためには、医学以外の勉強をしなさいと語られたのです ・痛みや苦しみさえなくせば、人間は最後まで、「考える生きもの」でありうるのです 人間をして最後まで人間たらしめる。これは、ホスピス医学の福音です ・しかし、科学だけでは人間たらしめることはできません。 科学はあくまで土でできた人間のかたちを守るだけです 目次 はじめに 第1章 人は病むことで成長する 第2章 こころ上手な癒し方 第3章 こころは生まれ変われる 第4章 私が人の死から学んだこと 第5章 病院へ行くとき、見舞うとき 第6章 医師である私の使命 ISBN:9784062566643 出版社:講談社 判型:A6変 ページ数:272ページ 定価:740円(本体) 発売日:2002年10月04日第1刷 Posted by ブクログ 生きかた上手 文庫版 2 日野原重明 生きかた上手 2 著:日野原 重明 第2巻は、日野原先生が、病に耐えること、待つことの大切さを語る 運命も、健康も、変えられるのは、自分自身だけです 失敗しても、つまずいて転んでも、また起き上がって歩きだせばいいんです 大事なことは、続けていくことだといっています 気になったのは以下です ...続きを読む ・耐えて待つことのなかに、希望を抱く力を私たちはもっています ・日本人は「耐えて待つ」ことを生きているうえで大事にしてきた民族である ・薬や注射だけが、患者さんが病から癒えるのを助けるのではありません 愛する家族との語らいや、宗教を信じる人には信仰、心安まる音楽、 あるいは、春まだ浅い時期の早咲きの桜や、土に植えたばかりのチューリップの球根でさえも、 患者さんの心に希望を芽吹かせ、肉体的苦痛をも和らげることがあります ・艱難は忍耐を生み出し 忍耐は練達を生み出し 練達は希望を生み出す 新約聖書 ローマ人への手紙 05,03 ・回心:方向を失っている人生に新たな価値観を手にいれること いわば全人間的な変革です 改心:ふたたび悪を行わないと心を入れ換える、とはちがうものです ・孔子が人倫の基本としてあげた「恕」 あなたを意味する「如」と、「心」の、2文字からなる「恕」は、 自分のことのように相手を思い、その存在を尊重する心のことです ・いつまでも自分に挑戦することをあきらめない ・幸運は備えある人にだけ恵む 一生懸命に準備した人に幸運は訪れるといっています ・湯川秀樹 一流の科学者になりたかったら、小説をたくさん読みなさい ・ケアの原義は、Karaで、嘆きかなしむという意味です ケアの本質は、悲しむことであり、悲しみを経験することであり、ともに悲しむことなのです ・ドイツのことわざ 「ともに喜ぶのは二倍の喜び、ともに苦しむのは半分の苦しみ」 ・自分のからだは自分で守る あなたのからだを守るのは、医師ではなく、あなた自身です ・日々を生き抜くとは、自分の目標を達成し続けることです ・新渡戸稲造 勇気とは、「心穏やかな平静さのなかにあるもの」 ・リングから降ろされないかぎり、次のラウンドが待っている 目次 1 待つこと、耐えること 2 心にモデルをもつ 3 思いやりを習慣に 4 健やかであるために 5 人生をどうよく生きるか 6 悲しみを乗り越えるには ISBN:9784946491504 出版社:ハルメク 判型:A6変 ページ数:256ページ 定価:524円(本体) 発売日:2008年04月14日初版発行 Posted by ブクログ 生きかた上手 文庫版 1 日野原重明 生きかた上手 1 著:日野原 重明 人はいくつになっても生き方を変えることができます 日野原先生の前向きで、おもいやりのある言葉の数々 気になったことは、以下です ・不幸には過敏、しあわせには鈍感 ・しあわせは目的ではなく、結果でしかない ・青い鳥:しあわせは外にではなく、心の内にある ...続きを読む ・健全なる精神は、健全なる身体に宿る 欠陥があるにも、かかわらず健やかである という生き方を求めていくべきだと思います ・いいものはいい、わるいものはわるい、 とはっきりものを言う憎まれ役に ・才能はいつでも、花開く日を待っている ・死ぬ瞬間まで「人生の現役」 ・今日一日を精一杯、激しく生きる ・人はひよわいからこそ、寄り添って、生きることができます ・面倒だからと、人とのかかわりあいの一切から遠ざかっているかぎり、人としての成長は期待できません もちろん人のふれあいのなかで心揺さぶられる感動を味わうこともできません ・まず、人間の不完全さを謙虚に自覚する ・最後に、「ありがとう」と言って死ねるかどうかだと、私は理解しています ・ビジョンは大きく描く 「小さな円を描いて満足するより、大きな円の、その一部である弧になれ」 目次 1 何事もとらえかた次第 2 長生きはするもの 3 寄り添って生きる 4 いきいきと生きる 5 治す医療から癒す医療へ 6 死は終わりではない ISBN:9784946491498 出版社:ハルメク 判型:A6変 ページ数:256ページ 定価:524円(本体) 発売日:2008年04月14日初版発行 Posted by ブクログ 死をどう生きたか 私の心に残る人びと 日野原重明 初めての患者さんの死と向き合い人間を看取ること、医療としての責任、人間力を深化させていくことの大切さを知ります。病気をみるだけでなく、一人の命としてみるかを学べる一冊。 Posted by ブクログ いのちと平和の話をしよう 日野原重明 読んだ後に優しい気持ちになれる本です。また、戦争について、平和についても書かれている本なので、今の時期読んでほしい、読みたい本だと思います。 ・印象的だった言葉 『ただ「生まれて良かった。本当に意味があったよ」という言葉を遺して死にたいなと思います。』 『死が近づいた最後に、自分が生まれたことに感...続きを読む謝して、大地に帰れればと希う心なのです。』 Posted by ブクログ 日野原重明のレビューをもっと見る