久しぶりに本棚に眠っていた本書をもう一度読んでみた。
斎藤一人さん関係の本はそれなりに読んでいるが、素晴らしい本でなかった試しがない。そのくらい良い本が多い。
斎藤一人さん関係の本は、斎藤一人さん自身が書いた本とそのお弟子さんが書いた本に分かれる。
どちらも難しいことを簡単に書かれており、読みご
...続きを読むたえがある。また、読んでいると本の内容をそんなに理解していなくとも、振動数や波動が上がることが実感できる。
斎藤一人さん自身が書いた本の方が、やはり内容は充実しているのだが、お弟子さんが書いた本もそれぞれに個性があり、エピソードも多く、面白い。
例えば、舛岡はなゑさんの本は優しさと穏やかさに溢れているし、逆に、宮本真由美さんの本は活発で明るい印象がある。柴村恵美子さんの本を読んでいると心が洗われるような思いをすることも多く、性格の純粋さが伝わってくる。女性のお弟子さんは本から気の強さが伝わってくることが多い。
鈴木達矢さんの本は明るく笑いに満ちているし、永松茂久さんの本はお弟子さんの中では特殊で、話し方などのテクニックを具体的に述べてあるなど、一人さんファン以外の人にも読みやすい内容になっている。
長々と斎藤一人さん関係の本について、述べてしまったが、本書の内容についても述べておく。
本書を要約すると
「笑顔で天国言葉を言おう」
となる。シンプルで簡単に実行できる教えである。
最近の一人さん関係の本は、やれ龍神の背に乗れだの、やれ心身を浄化せよだの、やれふわふわなどという意味不明の言葉を口にせよだの普通の人には理解のハードルが高い本が多い(笑)。
その点、本書は天国言葉と笑顔など、基本的なことしか述べられていないため、理解もしやすい。私もこの本を読んで改めて天国言葉を言う、笑顔でいるなどの基本の大事さに気づいた。
斎藤一人さんファンでなくとも読みやすく、また、一人さんファンにも初心を思い出してもらう意味で読んで頂きたい一冊である。