チエちゃんと私
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チエちゃんと私

作者名 :
559円 (税込)

225pt

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作品内容

イタリア雑貨の買い付けをしながら一人暮らしをしていた私の家に、七歳下の従妹チエちゃんがやって来た。率直で嘘のないチエちゃんとの少し変わった同居生活は、ずっと続くかに思われたが…。家族、仕事、恋、お金、欲望。現代を生きる人々にとって大切なテーマがちりばめられた、人生のほんとうの輝きを知るための静謐な物語。

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    文春文庫
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2016年01月29日
  • 紙の本の発売
    2009年04月
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

チエちゃんと私 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月19日

    好き
    カオリちゃんと自分の重なる部分があって、好きでした。周りではなく、自分の中の何かを大切に生きれること、生きれる環境が描かれてて理想の世界でした。吉本ばななさんの小説初めてだったのですが、もっと読んでみたい!

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月22日

    従妹のチエちゃんと暮らす「私」の日々。未婚の母とオーストラリアのヒッピーコロニーのようなところで育ったチエちゃんはちょっと独特な感性をもっている。そんなチエちゃんの言動も以下のような感じですてきなんだけど……
    「私はサーフィンをしなくて見ているだけだけれど、見るのは好き。ずっと見ていると少しわかって...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年03月07日

    ばななさんの哲学がそこかしこに散りばめられていた。
    例えば、「人は毎日を自分でこねあげて作り出している」、「今私がいるのは自分の小さい部屋だけれど、目を閉じるとそのあらゆるすばらしい場所に、私だけの場所に存在することができる」。
    大きな悲劇はないけれど、小さな不幸を幾つか持った主人公が、幸せを見つけ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年12月17日

    ときめきとひらめきにはあらがわない
    何があっても大した違いはないのだ

    何かを決めるというのは大人のすることで、私はまだ大人になっていなかったのでなるべく何にも決めたくなかったのだろう。

    私がいなくても大丈夫なチエちゃんでいてもらうこと、それが今の私の愛。

    読み進めて行くうちに特別な本になった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月16日

    難しい!
    流れに乗るってどうやってやるんだろう?

    『「違うこと」をしないこと』を再読してからこっちも再読しないと。

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    どうにもならない自分を抱えて生きること。自分がどういうわけか存在してしまっていること。問い続けること、擦れて疲れてしまったとき、よしもとさんのことばは、自分という端的な事実をそのままに描いてくれる。
    今回は誰かと暮らすということ、誰かと生活を共にするということの在り様を静かに語っているように思える。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月20日

    同氏の本は恐らく4冊目。一番面白かった、肌に合ったというべきか。相変わらず主人公は読んでいて腹が立つんだけど、同居人のチエちゃんが救ってくれる。彼女は、ぱっと見、とろそうだけど、実のところ、その眼差しは真直ぐで、確固たる自分を持っていて、周りに左右されなくて、大変しっかりしている。その彼女を起点にし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月10日

    私にとってのよしもとばなな作品は、心が弱ってるとき、心が渇いてるときに読んで「しみしみ」するものだった。
    久しぶりに読んで、渇いてなくとも「じわじわ」とした。
    自分の重ねた年月と変化も同時に味わった。

    0

    Posted by ブクログ 2016年12月14日

    チエちゃんとの関係は、側から見たら奇妙かもしれないけど、こんな風にお互いの存在を理解し合い、大切に思える人が側にいるのは羨ましい。周りに影響されず、自分の中の大切なもの、譲れないものをしっかり持っている主人公の人間性もよかった。

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    Posted by ブクログ 2016年11月22日

    久しぶりにばななさんを一冊読み切った。今回はあまりスピリチュアルな内容が含まれておらず、日常生活だったので読みやすかった。やっぱり文章からにじみ出る空気感が好き。その一言に尽きる。

    0

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