人生の道しるべ

人生の道しるべ

小説・文芸
561円 (税込)

2pt

4.2

困難な時代を生き抜く、知恵の対話。創作、家族、人間関係、健康、死生観…。小説が問いかける「幸せ」のかたちとは。20年ぶりに出会った世代も作風も異なるふたりの作家の共通点は、人間の「生」を力強く肯定する作品を書き続けていること。「ぼくは、小説の世界では、心根のきれいな人々を書きたい」(宮本輝)。「読んだ人に『自分と同じだ』と感じてもらえたら、ちょっとした治癒が起きるんじゃないか」(吉本ばなな)。思索が詰まった珠玉の対話集!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

人生の道しるべ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    吉本ばななと宮本輝の対談集。温かい雰囲気で、素敵な時間だったのだろうと思われる。

    宮本輝の温かい言葉が並べられたあとの(あとがきで本人は言葉を省略していることを反省しているけれど)、吉本ばななの鋭い一言に何度も考えさせられた。きっかけをもらって、その対談とは全然違うことを考えることも多かった。

    吉本ばななが「世界中のひきこもりのような感じの人に『あなたの本を読んで救われた』と言ってもらえるんです」と述べているとおり、生きづらさを抱えながらもがんばって生きている人たち(私を含む)にとって、吉本ばななの職人のようにコツコツと救いを届けるための本を書いてくれる人がいることは、非常にありがたいと思う。

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    大学生の時、友人に勧められて読んだ「優駿」「青が散る」が深く心に染み渡り、青春時代のもやもやとした思いや生きている中でふとしたことで感じる縁や運命的なことを重ね合わせ、その後、事あるごとに読み返しています。
    宮本輝さんの小説は、心の中に鬱屈した感情も抱えつつ、様々な事柄や周囲の人たちに翻弄されながらも、人生に向き合っていく心の根のきれいな主人公を丁寧に描いていて、生きることの大変さとそれでも生きていくことの意味を考えさせられて生きる勇気と人生の深さや豊かさを感じられるので30年来の愛読者です。
    吉本ばななさんとの対談の中からお二人に通ずる人生観に触れられて、何かとても爽やかで幸せな気持ちになりました。

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    お恥ずかしながら宮本輝作品を読んだことがなく、きれいな作品というイメージばかりが先行して手に取ってこなかったのだけど、対談を読んだらそんなこと言ってないでさっさと読まねばという気になりました。私はきれいの奥にあるどろどろを感じられるだろうか。
    またおふたりに通ずる繊細かつ豪胆な小説家の業を教えてもらえておもしろかった。

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    私が作家でいちばん大好きなのでは宮本輝さん。
    吉本ばななさんと、作家の世界観を語り合う対談集。二人の高度な作家魂をほんの少しでも理解できて嬉しかったです。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    宮本輝さんの作品は読んだことがなかったのですが、これから読んでみよう!ときっかけになる対話集でした。

    0
    2025年06月12日

    Posted by ブクログ

    過去の対談を集めたもの、死生観のことを掘り下げていて読み応えあり。
    死は当たり前のこと、死は日常と思っていれば死を淡々と受け入れられるようになるのか…。
    いやいやそれにはもっと修行が必要だわ。
    85歳まで書いていたいから健康には(糖質制限)気を使っているという宮本輝、85とは言わず90になっても書いていてほしい。
    1年に必ず再読する本が3冊あるという。
    「赤毛のアン」全巻と
    藤村の「夜明け前」
    西行の詩      の3冊

    赤毛のアンは特に6巻がいいらしい。
    「赤毛のアン」は「続赤毛のアン」までしか読んでないから、6巻となると遠い道のりだわ。

    0
    2024年10月22日

    Posted by ブクログ

    好きな作家達の、素敵な題名な対談本に惹かれて読んでみた。
    2人の人柄の良さが改めてよく分かった。
    ささっと読めるので、もう一度日をあけて読もうかな。

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    当時若き作家の吉本ばななと往年作家の宮田輝の雑談書。中でも気になったのが「若い人が『名作に出会っていない』ことで精神的に大人になっていない」と言う。読書が減りネット情報が主の世界に大人になる為の精神的な感情などが欠けていると言う。子供の時に出会う著名な本は必ずや何かの時の礎になり心の支えにもなるはずだ、と言う。それには大人が教えてこそ出会いがあると思う。(その大人に名作との出会いがなければ、話が始まらない)

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     惜しい本を、読み飛ばしていた。
     が、単行本が出た2015年は、まだ読書生活を復活させてなかった頃だった。

     しかも、2011年の新刊『三十光年の星たち』を読んで、宮本輝ともちょっと距離を置こうとしていた時期にも重なる。その『三十光年の~』のレビューの冒頭には、こう記してある。

    「宮本輝も齢をとったな、と思わせる一冊だった。佐伯という老人を通して今の若者世代に説教したいことをちりばめたような何とも後味の悪い印象。」

     その少し前の作品あたりから、金持ちな老人が出てきて話を引っ張りまわすような感じがあり、うすうすと感じていた説教臭さ、関西の親戚の叔父貴がいかにも言いそうな、蘊蓄や御宣託が多くて、ヤになったのだ。
     その後、そろそろどうかな?と、新作を手に取ったのは2021年の『灯台からの響き』。実に10年も間が空いてしまった。

    「でも、宮本輝が、ヤなジジイのままではなく、また佳き作家として戻って来てくれた印象を持てた本書は、二重丸だ。」

     とレビューしたので、その後は、なるべく読んではいる。
     10代、20代のころのように、新刊が出ればすぐに全部読んでいたころとはちょっと違うけど。

     そして対談相手が吉本ばなな。こちらも、20代の頃、彼女がデビューした時からの初期の数冊は、単行本ですぐに読んでいた。素敵な感性と表現力を持った大好きな作者さんだ。
     そんな二人の対談。ハズレるわけがない。

     主に、作家論だったが、とても示唆に富んでいる。何かを創作する人の姿勢、死への心構え、なにより人生との向き合い方が多く語られている。

     小説の面白さを教えてくれた人生の大先輩と、同じ時代の空気をすって育ってきた同世代。発せられる言葉が、どちらの口から出ても、スっとしみ込んで腹落ちするのは、数多たの作品を通して、自分なりに感じてきた作者のヒトトナリと合致するところがあるからだろう。
     作品や、エッセイから感じ取っていた人物像から、予想通りの、人肌感が伝わるひと言ひと言に、大いに感銘をうけた。

    0
    2024年10月04日

人生の道しるべ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す