幻影の星

幻影の星

559円 (税込)

2pt

この世はすべて幻影? 震災後の生と死を鋭く問う、白石一文の問題作!
酒造メーカーに勤める熊沢武夫。彼が東京で買ったネーム入りのコートが、故郷・長崎で発見された。だが武夫の部屋のクローゼットには新品のコートがかかったまま――。なぜ、まったく同じコートがこの世に二つ存在するのか? 謎を追いかける武夫の前に、ある女性の存在が浮かび上がる。3・11後の世界を舞台に「生きること」の実相を描く。

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幻影の星 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    白石さんの本は現実的でもあり、現実的ではないところもあり、完全に理解できないけど好き。
    博多弁も好き。
    理由はなく直感。
    九州に行ったことがないのに、惹かれるのは前世の影響かもしれない。

    0
    2016年07月03日

    Posted by ブクログ

    何作目かの白石一文さんの作品

    書評を見る限り、これが彼の骨頂なんだとは思うが、おー、、そういう感じねという驚き(何か謎が明確に紐解かれていくのかしら?)と思いながら読み進めていたため若干思っていたのとは違ったが面白かった

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    最近はまっている白石さん。
    かなり期待して読み始めましたが、最後まで共感や理解が追いつかないこともあって、少し落胆気味です。
    しかし、本書は非常に抽象的かつ身近な事柄をテーマとしているため、はっきりとした答えや結末を出さず、筆者の一つの“考え”を紹介していると解釈すると、興味深い部分もありました。

    0
    2020年04月01日

    Posted by ブクログ

    長崎市諫早市いさはやし ほんみょう本明川 めいめい銘々適当に飲み始める イリュージョン 中洲の旗艦店 デキャンティング 重度の子宮内膜炎を患っていて 過去の姿の連なり 既に無くなったものの集積 江戸川橋 神楽坂 書籍取次大手のトーハン 逆転式一方通行 ひるがれい昼餉ひるげ 都電荒川線に乗って早稲田と

    0
    2019年04月21日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災を経て変化した人生観を描いた作品だと思うのですが、あまり関係ないと思える描写が多く、かつパラレルワールドでもない不思議な要素も加わって、何がポイントなのか理解できなかった。
    相変わらず白石作品は難解で、なのについ読んでしまうところが魅力なのか。

    0
    2018年03月14日

    Posted by ブクログ

    死生観、生きている今と死んだ世界
    この世界観がずっと漂ったお話
    何となくこの世界観の中にいることは
    心地よく感じた

    0
    2017年09月09日

    Posted by ブクログ

    久しぶり本著者の作品が読みたくなり手に取る。
    やはり独特の文体。自分の信条、考えをこれでもかという風に出してくる。小説の広げ方にもこんな方法が有るのだなあと思う。

    未来から来たとしか思えない自分のレインコートと出合い、「時」を考える話。

    東日本大震災も一つのテーマになっている。放射能の問題、生ま

    0
    2015年06月30日

    Posted by ブクログ

    今までの白石さんの雰囲気とは異なる内容だった。
    震災直後に執筆されたようで、原発事故に対する著者の意見も垣間見えた気がした。

    0
    2014年12月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりの白石作品。
    難しかったー。時間の概念というか、哲学的で考えながら読まないとついていけない。
    でも、人はいずれ死んでいくとか、過去の光を見て音を聞いているわけだから自分の存在も過去であるとか、ああなるほど・・・とも思った。
    所々に現れる、心に残る描写はやっぱり白石作品でさすがだな~と思った。

    0
    2014年09月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・バーバリーのコートが故郷のバス停でなぜか発見されるところから始まる話。
    ・過去にも、どうも1回読んでいた記憶があるが、内容が曖昧だった。
    ・今回も歯痛があったので、しっかり集中して読めず、内容がイマイチ頭に入ってこなかった。
    ・2012年1月の発刊。主人公の内省がふんだんに作中に盛り込まれるタイプ

    0
    2025年08月07日

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