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Posted by ブクログ 2020年04月01日
最近はまっている白石さん。
かなり期待して読み始めましたが、最後まで共感や理解が追いつかないこともあって、少し落胆気味です。
しかし、本書は非常に抽象的かつ身近な事柄をテーマとしているため、はっきりとした答えや結末を出さず、筆者の一つの“考え”を紹介していると解釈すると、興味深い部分もありました。
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Posted by ブクログ 2019年04月21日
長崎市諫早市いさはやし ほんみょう本明川 めいめい銘々適当に飲み始める イリュージョン 中洲の旗艦店 デキャンティング 重度の子宮内膜炎を患っていて 過去の姿の連なり 既に無くなったものの集積 江戸川橋 神楽坂 書籍取次大手のトーハン 逆転式一方通行 ひるがれい昼餉ひるげ 都電荒川線に乗って早稲田と...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月30日
久しぶり本著者の作品が読みたくなり手に取る。
やはり独特の文体。自分の信条、考えをこれでもかという風に出してくる。小説の広げ方にもこんな方法が有るのだなあと思う。
未来から来たとしか思えない自分のレインコートと出合い、「時」を考える話。
東日本大震災も一つのテーマになっている。放射能の問題、生ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月17日
久しぶりの白石作品。
難しかったー。時間の概念というか、哲学的で考えながら読まないとついていけない。
でも、人はいずれ死んでいくとか、過去の光を見て音を聞いているわけだから自分の存在も過去であるとか、ああなるほど・・・とも思った。
所々に現れる、心に残る描写はやっぱり白石作品でさすがだな~と思った。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月17日
(2013年5月に書いた感想です)
この頃の白石一文さんは、震災や原発事故、火山の噴火などに絡め、この世(いのち)の無常さを書くことが多いのかな?
この物語もそんな感じ。
あくせく生きても、結局100年後にはみんな死んでるし、大地震みたいな自分ではどうしようもないことで、あっさり死んでしまうことだっ...続きを読む
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