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Posted by ブクログ 2024年01月22日
『ほかならぬ人へ』
華麗なる一族の中で「生まれそこなった」と思っている、宇津木明生。先祖は巨大財閥で、父は大学教授、母は大病院の創業家の長女、伯父は宇津木製薬グループの社長である。長兄も次兄も成績優秀で大学の研究者。
ところが、明生だけが、小学校時代から成績が振るわなかったが、先祖が日大の前身の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月13日
「恋愛」って、ドキドキしてキュンとして切なくて・・・って単純に思うけど案外それはホンモノではないのかもと思わされた一冊。
読み進めるほど、自然に馴染むように共にいられる人ほど自分にとってのホンモノなんだと思わされる。
結末に関してはどちらもちょっとつらすぎて。初めから素直な自分で出会えてたのならもう...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月12日
白石 一文は、日本の小説家。父は直木賞作家の白石一郎。双子の弟は小説家の白石文郎。2010年「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞。
親子で直木賞だけあって、文体は素晴らしく、読み応えがあり、展開も早く、吸い込まれそうに読み応えある。
NHKのドラマ「一億円のさようなら」の原作者。
1.「ほかならぬ」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月10日
タイトルに吸い寄せられて、購入。
久し振りに電車の中で泣きそうになり(と言うか、実際泣いて、本を閉じ)心を揺さぶられた一冊。
表題作の「ほかならぬ人へ」と「かけがえのない人へ」の二作。
私が泣いたのは、「ほかならぬ人へ」。
良家の御曹司として生まれた明生は
「断りもなくこんな自分として生まれさ...続きを読む
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