岡本太郎の一覧
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ユーザーレビュー
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友人に勧められて購入。読んでよかった。とても共感できること、気付かされること、理解できないことなど様々あり、この本に出会えてよかったと心から思う。自分が日々の生活で漠然と抱えていた不満や不安、違和感を紐解くヒントをたくさん与えてくれた。自分の人生にしっかり還元するために自分に置き換えたら何に当たるの
...続きを読むかを理解し、岡本太郎氏の考えに対する自分の考えは何なのか整理して自分の哲学を築き上げたい。そこから何が導きだせるのかが今からとても楽しみだ。あとはシンプルに日本語の勉強にもなった。初めて見る単語や表現、何となく流し見してた日本語を改めて調べるきっかけとなり、刺激的で楽しかった。この本を勧めてくれた友人に心から感謝したい。
Posted by ブクログ
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自身の全体性を表現し続けた岡本太郎だからこそ書ける本。一つ一つの言葉の重みが体験を伴っていて素晴らしい。芸術家の中の芸術家。
心に残ったのは下手、素人だからこそ作ること。作ることは楽しみ、解放感、冒険者が含まれていること。自由感生活感のある作り出したものが素人だから作れること。下手でもいいからどん
...続きを読むどん作って生活を豊かに開いて行く、そうすると意外にも美しく嬉しいものができる。
Posted by ブクログ
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すごいパワーがこもっていて生きているように感じられる言葉が沢山。
この本には全く関係ないけど小学校の時の図画の時間目の前に座っていた石村君の作った何かも分からないぐちゃぐちゃの粘土の林檎が綺麗に整えて作った私の林檎より注目を集めていて悔しい思いをしたの思い出した。
私の作ったのはこの世にある林檎を
...続きを読む模範したものだったけど石村君が創った林檎は石村君にしか創れない紛れもなく新しい林檎だったからなんだろうなー。
強い衝動に駆られて創り出されたものに模範品が太刀打ち出来るわけがない。
私は自分の環境やつまらない考えで蓋をしてやりたいと思ったことや立ち向かわなきゃならないものから目を逸らしている。
その自覚はうっすらあったけどそれに気づかないようにしてた。
この本の言葉たちに強く殴られたような気がする。
けど結局私はどうすれば良いのかどの道に進めば良いのかわからない。
自分を見つめて少しでも危険な道に賭けてみなければ。
この言葉たちが自分の血と同じように私の中を巡って身体をつき動かそうとする。動かなきゃいけない。
壁にぶち当たっていく。いかなければ。
そう思える1冊。
Posted by ブクログ
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89年年上。同じうお座だったからためになった。
うちは母子家庭だった。母は5人兄弟の末っ子で可愛がられて生きてきた。私は一人っ子だった。注目されて当然。
当然私と母はぶつかり合った。
小学生の頃から。思うと、私よりも母の方が子供だった。守ってあげないとと思った。
2人とも死にそうになった。もう嫌に
...続きを読むなった。生きていられないぐらい絶望したし、死んでしまおうかと思った。私も母も。母に包丁を向けられたこともあるし、母が自らに刃を向けていたことも何度もあった。あれはほんと今思えば命懸けの対決で。母が泣きながら飛び降りようとする度に、包丁を自分自身に向ける度に私も泣きながら必死で止めた。
そんな経験があったなんてきっと私と母を見て誰も思わないだろう。私たちは可愛くて優しくて穏やかで外面がいいから。
ただ7歳ぐらいから17歳までは女二人の決闘の場が家だった。
あれから5年以上が経ち母も再婚し二人の子供を儲けた。私と離れて暮らした。今だから言えるけどなかなかスリリングで楽しかった(?)かもしれない。笑
第3章を読んだら、その経験が救われたように思えた
その日々を乗り越えたからまだ生きていけると思う
確かに私と母は対等だったなぁと
そういえば、私が母親なんだから○○しなさい。とか言われたこと無かったなぁ
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滅びたっていいじゃないか。当たり前のこと。どうして人は滅びたくないと考えるのだろう。悲観論も楽観論も実は同じ心情の裏表にすぎないのだ。いずれは滅びるだろう。生物は栄え、そして滅する。永遠に滅びないなどと考える方がおかしい。人類がこの世界に出現した、それは当然、いつかは消え去ることを前提にしているはずだ。めそめそと悲しみ嘆く必要はまったくない。
人間はまことに矛盾した生きものだ。
エコノミックアニマル日本
自分を大事にしようとするから、逆に生きがいを失ってしまうのだ。
逆に滅びるのが楽しみだなって思ったよ
最後、よかった
Posted by ブクログ
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■■評価■■
★★★★✬
■■概要■■
○岡本太郎先生が雑誌などで受け答えしたものをベースに編集された本。自分に対して純粋に生きる言葉がこれでもかと散りばめられている。
○1979-1981に掲載されたにらめっこをベースに再構築
○『自分の中に孤独をいだけ』『自分の中に毒を持てと合わせて』3部作シ
...続きを読むリーズだが、話の角度は多少違っても根底的な部分は変わらない。個人的には一番はじめに読んだ『自分の中に孤独をいだけ』が最も衝撃であったが、本書もかなりガツンとくるような内容である。
○岡本太郎先生のような人生をそのまま生きることはできないかもしれないけれど、純粋な気持ちで行動すること、自分自身を見方だと思うだけではなく、最大の敵だと思って突き放してみること、日々の生活の中での行動に落とし込んでいきたい。
Posted by ブクログ
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