岡本太郎のレビュー一覧

  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    ネタバレ

    圧倒的破壊力、圧倒的な生命力、
    "岡本太郎"と言う人間の力そのものが湧き出るように、あるいは溢れるように文字の中に注ぎ込まれている。

    そんな力に晒されながら、私たちは岡本太郎に、
    いや動物としての、生物としての人間、もしくは自分自身と向き合い、そして真正面から闘うこととなる。


    一貫している主張は、
    とにかく闘えということ。
    自らを優しく、安定した、そんな場所に身を置くのではなく、危険に晒せ、そして死に直面しろ、と。

    1章は我々個人に対して、人間らしさの復権を訴えかけ、投げかける。
    正直、耳が痛い。しかし、その精神はまるで輸血のように言葉が入ってくる。否応にも我々に力

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    2025年11月28日
  • 自分の中に孤独を抱け

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    どんなに貧乏でも、いかに小さい場所であっても、片隅だってかまいやしない。充実して生きるってことが生きることの素晴らしさなのであって、それこそが文化の意味だ。

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    2025年11月17日
  • 自分の中に孤独を抱け

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    毒を持て、楯を突け とまた違った感じ
    太郎の憤っているものへの挑みを見せられている感じ
    老いに対して憤ってるのは、へーと思ったけど50年前じゃサザエさんとかで波平が50代なのにおじいちゃんって感じで今とは色々違うんだろうなとか思ったり(昨今は自分は若いと思い込んだ老害と呼ばれる人が多々、、、)

    編集の感じなのか、結構入りやすい、受け取りやすいかんじ

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    2025年11月13日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    タローマンきっかけで岡本太郎にハマった、何度も読み返したい

    以下要約
    ・常識と「空気」の否定: 他人の評価や世間の「常識」に迎合せず、空気を読んで自分を殺さない。嫌われることや孤立することを恐れず、自分の道を貫くこと。
    ・危険な道を選ぶ: 安定や安全、調和といった安易な道ではなく、常に困難でリスクのある「危険な道」を選ぶ。そこにこそ生きる実感と喜びがあるため。
    ・矛盾の肯定: 人間は本来、矛盾した存在である。その矛盾や葛藤を無理に解決しようとせず、むしろそれをエネルギー源として抱え込むこと。
    ・瞬間の爆発: 過去の後悔や未来の不安に囚われず、今この瞬間に自分の全生命力を「爆発」させ、情熱的に

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    2025年11月09日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    昔から従順さが取り柄と言えるほど、優等生の道を歩んできた自分にとって、感銘を受けた一冊。

    30歳を前にして、自分の中にあるこだわりが強くなっていることや、無視できない狂気性(いい意味で)が存在していることに、うっすら気づいていた。それが、自分にとってとても大切な「自分の願い」であることが理解できた。

    「あなたは何に燃えたいか」

    この一言に尽きる。頭でしっかりと考え、うまく説明できることが人生の全てでは無い。まだ言葉にできなくても自分が感じ取ったこと、やってみたいと思うことには全身全霊で挑み、体感で理解する。そうして自分の輪郭をはっきりさせていき、自分の人生を創る。

    限りある命を最大限に

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    2025年11月07日
  • 沖縄文化論-忘れられた日本

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    太郎と旅してる様に感じる生き生きとした文体ですぐに読み終わってしまった。沖縄が太郎に書かせたんだろうな、太郎も書かされちゃったんだろうな、それが生き生きと伝わってくる。

    読み始めて、なんか上から目線というか距離感のある客観視に違和感を感じたんだけど、この時は返還前でアメリカなんだ、って気づいてからしっくりきた。なんか距離感とか社会的に弱者が強者かでポジショニング変わっちゃうの悲しいけどしょうがないよなと思ってしまう。太郎はそういうの関係ないっ!ってどんな存在も対等にぶつかってるんだろうけど、、
    はじめの方の下手なピアノの女に、すごい演奏見せつけて下手なピアノを止めさせてやろうのくだりとか、弱

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    2025年10月24日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    文章には人柄が出る。強烈な個性を持つ人であれば文章も個性的なモノになる。
    岡本太郎の言葉は強烈で個性的。だが深い思索、知性に裏打ちされている。地に足が着いている。
    日々小さなことで悩んでいる自分がどうでも良くなるような大らかさを持つ言葉のひとつひとつを味わえた。

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    2025年10月21日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    岡本太郎さんかっけえー

    どれだけ強度のある人生を生きられるか?思想に共感するが、ここまで突き詰められる人って、実際どのくらいいるのだろう。
    むしろ逆に、どのくらいの人が共感しながらも行動できていないのだろう?

    キーワードは青春
    私も絶対一生青春してくんだ

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    2025年10月16日
  • 自分の運命に楯を突け

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    面白い人間なんだけど、めっちゃシンプルなこと貫いていってるだけなんだろうな、って思った。岡本太郎が生きてたら話してみたかった。

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    2025年10月16日
  • 今日の芸術 新装版~時代を創造するものは誰か~

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    1954年に発売された岡本太郎の著作の新装版。70年以上も前の本とは思えないほど、現代の美術や生活の実装を捉えているように思いました。合理性や幸福、穏やかな生活という綺麗さを求める現代を強く否定する岡本太郎の言葉は、人間の生生しさや生きるということの悲惨さに真っ向から向き合おうとするものばかりでした。随分前に購入して積読になっていた本ですが、タローマンきっかけで改めて読みました。突き刺すように強烈な言葉が刺さりました。

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    2025年10月11日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    【タローマンをきっかけに読んだら、タローマンがいかに丁寧に岡本太郎の考えを取り込んで作られているかがわかった】

    タローマンを映画で観てハマり、それをきっかけにこの本を知り、タイトルに惹かれて読みました。

    読む前は岡本太郎はもっとチクチクして、ある意味血も涙もないのではないか、と漠然と考えていました。

    しかしこの本を読んでみると、岡本太郎がいかに深く考えていて、慈悲があって、だからこそどうアウトプットしているのかを、まるで岡本太郎が先生の授業を聴講しながら味わっているような気分になりました。

    【自分が親であり、子であり、孫であること】
    私自身、子供を持たないことを考えているものの後ろめた

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    2025年10月08日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    もう30年も前に亡くなった岡本太郎だけど、この本は今読んでも時代的に違和感がない。
    そう思うと日本が抱える問題は30年以上も変わってないんだなぁと思う。

    そして、今まで自分の中にずっとあった違和感が全て肯定されたようなショックを受けた。
    ありのままの自分を受け入れろ。
    スジを通せ。
    自分を裏切るな。


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    2025年09月22日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    傷病で仕事を辞め、次を決めあぐねている今、
    読んで良かったなと思う。歳を取るだに道が細く消えかかっているように感じていたが、生き方の型にはまる必要はないのだと感じた。ずっと型にはまれずにいたから少しほっとした。
    学生のときに油彩を専攻していたので、僅かながら芸術に対する想いはある。ほんとうに大したものでは無いのだが……、少しでもそういうことに意識を向けた人なら、この本に書かれた内容を理解できるんじゃないかと思った。
    知人に「芸術は必要か?」と問われたことがあって「言語では表現できないものが絵では表現できる、コミュニケーションツールのひとつとして考えてみればいい。IKEAの組立図は文章より絵がい

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    2025年09月15日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    ネタバレ

    人間らしく、本能的に生きていきたい。
    定期的に読み返したい本。

    出る杭は打たれるとか言うけど、そんなの気にせず出ていくべし

    日本人は変身しなければならない。
    政治家よ、エコノミストよ、官僚よ、もっと人間になってほしい。そして芸術家に。
    芸術と言っても、何も絵を描いたり、楽器を奏でたり、文章をひねくったりすることではない。そんなことはまったくしなくても、素っ裸で、豊かに、無条件に生きること。
    失った人間の原点をとりもどし、強烈に、ふくらんで生きている人間が芸術家なのだ。

    人間の一人ひとりはいったいほんとうに生きているだろうかということだ。
    ほんとうに生きがいをもって、瞬間瞬間に自分をひらい

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    2025年09月10日
  • 自分の中に毒を持て<新装版>

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    気分で本読む時に付箋つけるんだけど、この本も付箋つけて読もうかなって付箋用意して読み始めたら全部に付箋つけたくなったから、もう付箋つけるのやめた。すべてがパワーワードだった。芸術家タイプ向けの本なんかじゃない。全人類向けだ。あの時代、そうはいっても一般人は真似できず共感されづらかったかもしれないが、今この時代だからこそ真似できる部分が多いと思うし共感できる部分も多いだろうと思う。今この時代に生きる人全員に読んでみてほしい。

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    2025年09月08日
  • 自分の運命に楯を突け

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    あとがき「打算や保険がまぶされてない純度の高さは尋常ではない、、、」

    本当にそう思う。それぞれそのままでいいんだ、そのままの自分で戦えよ、1番の相手は自分自身だ、ということ、これを言い続けていくことは並大抵じゃない。今の時代には割と皆理解できるけど、太郎が生きていた時代はどうだったのだろう。とにかく鼓舞される

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    2025年09月03日
  • 自分の運命に楯を突け

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    ネタバレ

    ■読んだきっかけ
    気分屋な自分は、時にデリカシーに欠ける。恋人に言われて、そのことにやっと気付けた。
    僕は、気分屋でいることに信念を持っているのか?何かの妥協で気分屋に落ち着いているのか?
    どっちにしろ、気分屋につけるクスリを探して本書を手にとった。

    ■印象に残ったこと
    しかし順応しながら、一方では純粋に孤独に己をつらぬく。[キミ自身と闘って、どう勝つかだ]

    ■理由
    今の僕は中途半端だから、一番沁みた。
    自分の感情のままに挑戦してはみるものの、少し苦しくなれば逃げてごまかしてしまう。

    振り切れていないんだ。スジをつらぬくことも。考えを変え続けることにも。

    ■アクション
    ・つらぬくべきス

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    2025年07月21日
  • 芸術と青春

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    永遠の青春。
    岡本太郎の生きた時代を、この現代の万博の時代に追体験できる幸せを感じる。

    終盤の「独身と道徳について」が、首がもげるほど頷く点が多かった。

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    2025年07月17日
  • 自分の運命に楯を突け

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    他のシリーズと同じように付箋だらけになった。
    響く言葉が多すぎる。

    岡本太郎をやり通す。その生き様がかっこよくて、、

    だが、真似するのではなく自分も今持っているスジ貫に通し、自分をやり通す。
    好きなトレーニングにもさらに死ぬ気で取り組もう。

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    2025年07月09日
  • 自分の中に孤独を抱け

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    『自分の中に毒をもて』から岡本太郎さんの生き方に感銘をうけ、同シリーズものを購入。

    人生をオリた大人にはなりたくない。
    常に心には青春を抱き、自分の人生を最大限に謳歌し、突き進んでいく。
    勇気づけられる文章であふれていて個人的にはとてもお気に入りの一冊。

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    2025年06月29日