岡本太郎のレビュー一覧
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ネタバレ> よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人にはむずかしいという人がいる。
そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。
それだけのことだ。(p6)
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岡本太郎の言葉は、よく分からないものもあるが、なんだかとても熱くてエネルギーに溢れている。
とにかく自分自身に賭け、やりたいようにやる。そうすることが人間らしいと岡本太郎は言う。
そういう生き方をできている人は少ない。「やりたいことで生きていく」と、YouTubeが流行り出したときによく聞いた。しかし、大抵の人はそうではない。嫌なことを我慢して生きている。だから、岡本太郎の言葉を目にした時に、 -
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岡本太郎が世界を旅し、各国の美術や建築を語ります。
以前「孤独が君を強くする」を読んで、意識高めでストイックそう…と感じたけど、印象だいぶ変わりました。
どこに行ってもその地の風土・生活様式・価値観などへのリスペクトにあふれ、無邪気にはしゃいでる。
遺跡や建築美術から、当時の人々の営み、ナマっぽさ・俗っぽさ・おおらかさを感じ取るアンテナの感度ったら。多分、人の何倍もの濃度でキャッチしているんだろうなぁ。
これはそのつど画像を検索しながら読むのがおすすめ。
太陽の塔やみんぱくで、私も「なんだこれは!」と圧倒された展示の数々。それを思い出しつつ現地に想いを馳せます。楽しい〜!
さらに「こうなっちゃ -
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読む前からわかっていた。確実に好きな本だと。
ゆえに、本当に読む機会が訪れるまで、今の今まで読んでこなかった。
「芸術は爆発だ」の「爆発」が、静かで宇宙的なものであることは、私の中で非常にしっくりくることだった。原色・奇抜・前衛的と言われる岡本太郎の芸術からは、破壊や崩壊よりも、ビックバンの瞬間的なふくらみの方が感じ取れたから。読後にこれを言っても「岡本太郎が言っていることそのままじゃないか」という具合に全く説得力はないが。
30年以上前の文章なのに、今現在にも言えることばかりが書かれている。人生のエスカレーター的な死。最大の敵は自分。 -
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ネタバレ圧倒的破壊力、圧倒的な生命力、
"岡本太郎"と言う人間の力そのものが湧き出るように、あるいは溢れるように文字の中に注ぎ込まれている。
そんな力に晒されながら、私たちは岡本太郎に、
いや動物としての、生物としての人間、もしくは自分自身と向き合い、そして真正面から闘うこととなる。
一貫している主張は、
とにかく闘えということ。
自らを優しく、安定した、そんな場所に身を置くのではなく、危険に晒せ、そして死に直面しろ、と。
1章は我々個人に対して、人間らしさの復権を訴えかけ、投げかける。
正直、耳が痛い。しかし、その精神はまるで輸血のように言葉が入ってくる。否応にも我々に力 -
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タローマンきっかけで岡本太郎にハマった、何度も読み返したい
以下要約
・常識と「空気」の否定: 他人の評価や世間の「常識」に迎合せず、空気を読んで自分を殺さない。嫌われることや孤立することを恐れず、自分の道を貫くこと。
・危険な道を選ぶ: 安定や安全、調和といった安易な道ではなく、常に困難でリスクのある「危険な道」を選ぶ。そこにこそ生きる実感と喜びがあるため。
・矛盾の肯定: 人間は本来、矛盾した存在である。その矛盾や葛藤を無理に解決しようとせず、むしろそれをエネルギー源として抱え込むこと。
・瞬間の爆発: 過去の後悔や未来の不安に囚われず、今この瞬間に自分の全生命力を「爆発」させ、情熱的に -
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昔から従順さが取り柄と言えるほど、優等生の道を歩んできた自分にとって、感銘を受けた一冊。
30歳を前にして、自分の中にあるこだわりが強くなっていることや、無視できない狂気性(いい意味で)が存在していることに、うっすら気づいていた。それが、自分にとってとても大切な「自分の願い」であることが理解できた。
「あなたは何に燃えたいか」
この一言に尽きる。頭でしっかりと考え、うまく説明できることが人生の全てでは無い。まだ言葉にできなくても自分が感じ取ったこと、やってみたいと思うことには全身全霊で挑み、体感で理解する。そうして自分の輪郭をはっきりさせていき、自分の人生を創る。
限りある命を最大限に -
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太郎と旅してる様に感じる生き生きとした文体ですぐに読み終わってしまった。沖縄が太郎に書かせたんだろうな、太郎も書かされちゃったんだろうな、それが生き生きと伝わってくる。
読み始めて、なんか上から目線というか距離感のある客観視に違和感を感じたんだけど、この時は返還前でアメリカなんだ、って気づいてからしっくりきた。なんか距離感とか社会的に弱者が強者かでポジショニング変わっちゃうの悲しいけどしょうがないよなと思ってしまう。太郎はそういうの関係ないっ!ってどんな存在も対等にぶつかってるんだろうけど、、
はじめの方の下手なピアノの女に、すごい演奏見せつけて下手なピアノを止めさせてやろうのくだりとか、弱 -
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ずっと手元に置いておきたい1冊。
もう30年も前に亡くなった岡本太郎だけど、この本は今読んでも時代的に違和感がない。
そう思うと日本が抱える問題は30年以上も変わってないんだなぁと思う。
そして、今まで自分の中にずっとあった違和感が全て肯定されたようなショックを受けた。
2回読んだけど、1回目の衝撃が大きすぎて2回目は、こんなもんかな?と思っちゃった。
ありのままの自分を受け入れろ。
スジを通せ。
自分を裏切るな。
岡本太郎はいつも一貫していて、安心感がある。
現代にもこう言う人が生きていてくれたら嬉しいのにな。
成人式のスピーチをよく頼まれるとどこかの本で読んだけど、私も聞いてみたかっ