あらすじ
長年愛されてきたロングセラーが、満を持しての新装刊。 文字が大きく読みやすくなり、カラー口絵付きで、パワーアップして生まれ変わりました!“才能なんて勝手にしやがれだ” “だめ人間なら、そのマイナスに賭けてみろ”岡本太郎の遺した作品と言葉は、いまでも私たちに鋭く問いかけています。 瞬間を生き抜く、岡本太郎のパッションは、強い力をもって私たちの生命にズシンと響くのです。さあ、あなたも歓喜と驚きに満ちた人生をつかみとってください。
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Posted by ブクログ
読む前からわかっていた。確実に好きな本だと。
ゆえに、本当に読む機会が訪れるまで、今の今まで読んでこなかった。
「芸術は爆発だ」の「爆発」が、静かで宇宙的なものであることは、私の中で非常にしっくりくることだった。原色・奇抜・前衛的と言われる岡本太郎の芸術からは、破壊や崩壊よりも、ビックバンの瞬間的なふくらみの方が感じ取れたから。読後にこれを言っても「岡本太郎が言っていることそのままじゃないか」という具合に全く説得力はないが。
30年以上前の文章なのに、今現在にも言えることばかりが書かれている。人生のエスカレーター的な死。最大の敵は自分。
Posted by ブクログ
熱すぎる。これが25年以上前に書かれたと思うと、今はもっと混沌とした社会になってしまっているな
とうとう来るとこまで来たな、と感じる
人生は爆発!
Posted by ブクログ
圧倒的破壊力、圧倒的な生命力、
"岡本太郎"と言う人間の力そのものが湧き出るように、あるいは溢れるように文字の中に注ぎ込まれている。
そんな力に晒されながら、私たちは岡本太郎に、
いや動物としての、生物としての人間、もしくは自分自身と向き合い、そして真正面から闘うこととなる。
一貫している主張は、
とにかく闘えということ。
自らを優しく、安定した、そんな場所に身を置くのではなく、危険に晒せ、そして死に直面しろ、と。
1章は我々個人に対して、人間らしさの復権を訴えかけ、投げかける。
正直、耳が痛い。しかし、その精神はまるで輸血のように言葉が入ってくる。否応にも我々に力を与える。
2章では、太郎が"愛"について語る。
なにかのあり方に囚われる必要はない、
自らが愛せば良い、そこに返報性など要らない。
とにかく、好きなら愛せば良い。
片思いでもそれは、"愛"なのだ、と語る。
そして3, 4章は社会に対して訴えかける。
しかし我々は社会を構成する一部なのだ。
とにかくその瞬間を生きる、そして常に危険な方向へと身を置く。自らが進みたいと思う道に進む。
そこに他者は介入できない、
自らが危険と思う道に歩みを進めると言うことだ。
また芸術については、経済・政治と対をなすような、
三権分立であるとする。
芸術こそが人間そのものである、とし、
それは無目的であるからこそ良い。
ただし、無目的を与えると言う目的が与えられている状態だと言う。
言葉では表せない、そんな"爆発"の力を芸術は持ち合わせている。
太郎の思想を一貫したような記述は今はできそうにもない、それほどまでに統一性や論理性は若干の弱さを感じる。
しかし、だからこその人間を感じる。
とにかく言いたいことを言うと言うような、
あるいは溢れ出てしまう、と言うような。
そんな強すぎる主張の連続がこの作品の特徴だ。
私は完全に輸血されきったとは思わない。
カンフル剤のようなものを摂取した気分だ、
しかしこの血は流さなくてはならないだろう。
何度でも読み、自らの血とする。
この本は、十分バイブルになりうる。
Posted by ブクログ
タローマンきっかけで岡本太郎にハマった、何度も読み返したい
以下要約
・常識と「空気」の否定: 他人の評価や世間の「常識」に迎合せず、空気を読んで自分を殺さない。嫌われることや孤立することを恐れず、自分の道を貫くこと。
・危険な道を選ぶ: 安定や安全、調和といった安易な道ではなく、常に困難でリスクのある「危険な道」を選ぶ。そこにこそ生きる実感と喜びがあるため。
・矛盾の肯定: 人間は本来、矛盾した存在である。その矛盾や葛藤を無理に解決しようとせず、むしろそれをエネルギー源として抱え込むこと。
・瞬間の爆発: 過去の後悔や未来の不安に囚われず、今この瞬間に自分の全生命力を「爆発」させ、情熱的に生きること。
Posted by ブクログ
昔から従順さが取り柄と言えるほど、優等生の道を歩んできた自分にとって、感銘を受けた一冊。
30歳を前にして、自分の中にあるこだわりが強くなっていることや、無視できない狂気性(いい意味で)が存在していることに、うっすら気づいていた。それが、自分にとってとても大切な「自分の願い」であることが理解できた。
「あなたは何に燃えたいか」
この一言に尽きる。頭でしっかりと考え、うまく説明できることが人生の全てでは無い。まだ言葉にできなくても自分が感じ取ったこと、やってみたいと思うことには全身全霊で挑み、体感で理解する。そうして自分の輪郭をはっきりさせていき、自分の人生を創る。
限りある命を最大限に使い果たし、自分として生きることの面白さを教えてくれたような気がした。
Posted by ブクログ
文章には人柄が出る。強烈な個性を持つ人であれば文章も個性的なモノになる。
岡本太郎の言葉は強烈で個性的。だが深い思索、知性に裏打ちされている。地に足が着いている。
日々小さなことで悩んでいる自分がどうでも良くなるような大らかさを持つ言葉のひとつひとつを味わえた。
Posted by ブクログ
岡本太郎さんかっけえー
どれだけ強度のある人生を生きられるか?思想に共感するが、ここまで突き詰められる人って、実際どのくらいいるのだろう。
むしろ逆に、どのくらいの人が共感しながらも行動できていないのだろう?
キーワードは青春
私も絶対一生青春してくんだ
Posted by ブクログ
【タローマンをきっかけに読んだら、タローマンがいかに丁寧に岡本太郎の考えを取り込んで作られているかがわかった】
タローマンを映画で観てハマり、それをきっかけにこの本を知り、タイトルに惹かれて読みました。
読む前は岡本太郎はもっとチクチクして、ある意味血も涙もないのではないか、と漠然と考えていました。
しかしこの本を読んでみると、岡本太郎がいかに深く考えていて、慈悲があって、だからこそどうアウトプットしているのかを、まるで岡本太郎が先生の授業を聴講しながら味わっているような気分になりました。
【自分が親であり、子であり、孫であること】
私自身、子供を持たないことを考えているものの後ろめたく感じていて、そんな中で読んだこの言葉がとても刺さりました。
P191より。
> ぼくは子供を持つ必要がない。なぜかというと、ぼくはぼくの息子であり、孫であり、父親であるから・・・・・・。
P192より。
> 世界中の子供はみんな自分の息子だ、世界中の親はみんな自分の親だ、そういうおおらかな豊かな気持ちを持ちたいと思う。
自分が子供を持たなくても、周りの子供たちを自分の子供のように、目一杯可愛がろう。それがきっと優しい世界になる、と考えていた自分とも重なる部分があり、とても驚いたと同時に、自分が知らなかった岡本太郎の慈悲深さを感じた文章でした。
他にも刺さった部分を紹介します。
【無理に強くならず、静かな人間で押し通しても良い、と思えた言葉】
P92より。
> 強くなろうと思えば思うほど余計、コンプレックスを持つだろう。
(中略)
> もっと極端なことを言えば、強くならなくていいんだと思って、ありのままの姿勢を貫いていけば、それが強さになると思う。
> 静かな人間でそのまま押し通すことが、逆に認められるし、信用されるということは十分あり得る。
タローマンで触れた人はもちろん、「自分の中に毒を持て」にビビッと感じた人(ちなみに私は厨二病的かっこよさを感じて読み始めました、いまもこの字面が大好きです)は、ぜひ読んでほしいです。
Posted by ブクログ
ずっと手元に置いておきたい1冊。
もう30年も前に亡くなった岡本太郎だけど、この本は今読んでも時代的に違和感がない。
そう思うと日本が抱える問題は30年以上も変わってないんだなぁと思う。
そして、今まで自分の中にずっとあった違和感が全て肯定されたようなショックを受けた。
2回読んだけど、1回目の衝撃が大きすぎて2回目は、こんなもんかな?と思っちゃった。
ありのままの自分を受け入れろ。
スジを通せ。
自分を裏切るな。
岡本太郎はいつも一貫していて、安心感がある。
現代にもこう言う人が生きていてくれたら嬉しいのにな。
成人式のスピーチをよく頼まれるとどこかの本で読んだけど、私も聞いてみたかった。
Posted by ブクログ
オードリーの若林正恭さんが大好きで、若い頃、岡本太郎さんのことを尊敬しているとラジオ等で聴いていたので、今更ながら太陽の塔を見に行って、そのまま現地でこの本を買いました。
第一章は付箋だらけになりました。
どう考え、どう生きていくのか、ということについて岡本太郎さんの熱いメッセージに圧倒されました。
仕事人間はつまらない。
芸術=人間の部分も政治経済と同じレベルで大事なものだというメッセージは1993年の本だが、現代にもそっくりそのまま通ずるものを感じました。
チャレンジ精神や、日和ってしまったときに、この本を読み返し若林さんと同じく、力をもらって生きていきたいと思います…!
Posted by ブクログ
岡本太郎が自分の生き方を語った本。「三日坊主で良い、先ずはとにかく動け」というメッセージである。小学校時代に抱いた教師への不信感、パリ留学時代の思い出など、自伝的な面でも面白い。
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芸術は爆発だ、という名言(本人はそこまで深く考えて発言した訳ではないらしいが)を残し、1970年大阪万博の太陽の塔を考案・設計した伝説の芸術家のエッセイです。筆者の幼い頃の葛藤や青春時代の交友や恋愛模様も交えて、戦い続けた先に見えた人生訓を語っています。派手か地味かとか、表に出るか出ないかとか関係なく、何をするにも最後は自分との戦いになる。自分との戦いに打ち克つ事で人生は輝くものになる。それを爆発と表現しており、この本のテーマともなっています。
Posted by ブクログ
特に前半部分は心に刺さりまくるフレーズがたくさんあり、深く考えさせられた。自分に向き合い、自分の気持ちに素直になりかつ、より厳しい選択をすることこれこそが生きるということがよく伝わってきた。
何回か読み返して理解を深めたいと思える一冊だった。
Posted by ブクログ
「ザ・岡本太郎」という感じで、今の自分に勇気と希望を残してくれる素晴らしい自己啓発本だと思います。旧装版の表紙の本人のにらみつけ方が怖いというのもありましたが、「力強く生きろ」と言われているような気がして、自分はこの写真は好きです。
力強いメッセージが多かったです。
「一度死んだ人間になれ」
「人生=芸術」
「爆発発想法」
「幸福」という言葉が大嫌い 代わりに「歓喜」という言葉を使う
「成功は失敗のもと」
「芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。心地よくあってはいけない」
「美しいと綺麗は違う」
「芸術・政治・経済の三権分立」
そして、有名な「芸術は爆発だ」岡本太郎のいう爆発は、全身全霊が宇宙に向かって無条件に散ることと書いてありました。自分も納得しました。
Posted by ブクログ
本書より抜粋
・人間にとって成功とはいったいなんだろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。
・たとえ食えなくても、本当の生き方の方向に進みたい、そう決意したいという情熱が自分を突き動かしてくる。
・恐れずに自分の内側を直視していいじゃないか。必ず心のどこかに満たされていないものがあふはずだ。
・いわゆる教育やしつけで教えたりできないものだけに、その人のセンスがひとりでに行なわしめるコケットリーが問題なのだ。
・世界中の子どもはみんな自分の息子だ、世界中の親はみんな自分の親だ、そういうおおらかな豊かな気持ちを持ちたいと思う。
・ほんとうに生きようとする人間にとって、人生はまことに苦悩に満ちている。
・モーパッサン、トルストイ、ツルゲーネフ
ショーペンハウエル
・スタンダール「赤と黒」「パルムの僧院」
・アンドレ・マルロー「人間の条件」
・実存哲学:ニーチェ、キェルケゴール、ヤスパース、サルトル
Posted by ブクログ
夢を見ることは青春の特権だ
これは何も暦の上の年齢とは関係ない。十代でも、どうしようもない年寄りもいるし、七十、八十になってもハツラツとして夢を見つづけている若者もいる。
自分自身の生きるスジは誰にも渡してはならないんだ。この気持ちを貫くべきだと思う。
人生を真に貫こうとすれば、必ず、条件に挑まなければならない。命を賭けて運命と対決するのだ。そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方であり、また敵なのである。
"いずれ"なんていうヤツに、ほんとうの将来はありっこないし、懐古趣味も無責任だ。
しかし、人間がいちばん辛い思いをしているのは、"現在"なんだ。やらなければならない、ベストをつくさなければならないのは、現在のこの瞬間にある。
Posted by ブクログ
私は現代の功利主義や収入の多寡や学歴、読書においては年間どれだけ読んだかだけに執着するなどすべてを競う対象にしたりする風潮にひどく落胆していた。岡本はそんな社会に鋭いメスを入れ、どのように生きていくべきかを考えさせられる、人生のバイブルになりうる数多くの金言を自身のストーリーとともに語っている。我々は年を取るにつれて、日本社会特有の型にはめられ、がんじがらめにされ若き頃の純粋さや希望は消されてしまう。自分自身も時に自由奔放に遊ぶ子供たちを見て強い憧憬の念を持ちあの頃に戻りたいと思うほどだ。岡本はそんな若かりし頃のピュアな心をうちに秘め、そして自分に厳しく、社会や周りに屈しない強い芯を持ち続けることが自分の人生を歩むことであり、彼が定義する、努力する過程そのもの『成功』へとつながると述べている。自分に厳しく、そして自分の心に正直に行動していくことは時に矛盾をはらむかもしれないが、その矛盾こそも人生のスパイスととらえる。そこに人間らしさが現れる。すべてを合理的に科学的に証明しようと試み、証明できないものはなかったことのようにする、いかに効率よく生きるかを永遠に追求する(その問題が解決されることはないのに)そんな社会に飽き飽きしている読者の背中を押してくれる。
死にすぐ近いところで生きるということは生きていることの実感へと強くつながるだろうが、なかなかその点が我々にとって難しい。また生きがいをどこに位置付けるのか人それぞれであり、それは各人が決めていいものだと私は考えている。どんなブルシットジョブも誰かがやらないと社会は回らないのも事実だ。岡本は常に自由であったために自分がどういう状況に置かれようとその影響を食らうのは自分自身であったために何とでもいえるが、家庭をすでに持っている読者に死に近いところで生きろとはなかなか厳しいと感じた。自分は失うものは特にない19歳である。彼の言わんとすることはわかるが理解に躓く点もあったので、今後も考えるのを辞めずにいたい。それこそ私の生きがいなのだと思う。(たとえ解決できなかったとしても)
Posted by ブクログ
パワー溢れる本だったと思う。
自分はあまり自己啓発系の本を読まないが、この本はほぼ岡本太郎の伝記であって、濃厚な太郎の生き様が込められていたと思う。
太郎の思想はとにかく強烈で、語彙の一つ一つはかなり強いものが使われている。しかし、その内容は思ったよりシンプルで溜飲が下がる。
私が一番イイなと思った考え方は「上手くやろうなんて考えてはいけない。下手なら下手なりに自分の歌を歌えばいい。」というもので、下手でも元気に本気で歌うほど、人間は情熱を持つことができるし、人間のエネルギーをむき出しにできるというものである。これは大分励みになった。
この本は、自信を無くしがちであったり、劣等感に苛まれていたり、ミーハーな自分に悩んでいたりする人におすすめで、人間として、個人として孤独に闘い、挑戦する勇気を得られる本だと思う。
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お恥ずかしながらこれまで、岡本太郎さん=万博の“太陽の塔“を創った芸術家、程度の認識しかなかったのですが、この本を読み、芸術以外にも哲学や文学、いろいろな分野に長けている方だったと知ると共に、その見識の広さと哲学に感銘を受けました。
読んでいて“極端だなぁ“と思うところもありましたが、そういったものも含めて面白く、自分のちっぽけさをまざまざと見せつけられた気がしました。
とても熱くて、これからの人生を生きていく上で力になってくれる一冊だと思いました。
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この本が出版された時から今日までだいぶ時間が経っていると思うけど、岡本太郎さんの考え方は当時としては珍しかったんじゃなかろうかと思う。
読みながらハッとさせられるようなことを言っていたり、岡本太郎さんの結婚観がうんうんと頷くことばかり。
岡本太郎さんが作った太陽の塔を一度は見に行きたいです。
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古代ローマの哲学者エピクテトスは哲学を医療に例え、人生で立ち止まったり、心に傷を負った時の「哲学」の有用性を訴えました。
本書を哲学書と例えるならば、人生において立ち止まった時や迷った時の治療になりうる作品なのではないかと感じました。
特に「幸せ」に対する本書の考え方は白眉です。
私には二人の子供がいますが、子供達にはどうしても「幸せになって欲しい」「苦労なく過ごしてほしい」と思ってしまします。そのような考え方を本書で岡本太郎は真っ向から否定します。
読んだ当初は共感できませんでしたが、その後我が子に重度の障害があることが分かり、本書の考え方が必要となりました。それは、先に述べたエピクテトスの考え方、医療としての哲学を初めて感じた瞬間でもありました。
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湧き上がる好奇心と情熱が人生を豊かにすること、また「幸せ」とは「純粋に生きること」だという言葉が刺さった。
世間から見た幸せに囚われず自身の情熱を突き詰めた生き方はさすがだ〜〜と思った。
好奇心から情熱が生まれ、情熱のないところに成功はない。
生き方が多様化する社会で、好奇心と情熱を大切にした生き方をしていきたいと感じた。
Posted by ブクログ
岡本太郎さんが熱く語りかけてくるような文体で、実際に声が聞こえてくるようなリアル感がある。
「人間として生きることとは」を改めて考えさせられ、そして背中を押してくれるような本。
今、何かに迷ってる人とかにおすすめかも。
個人的に刺さったのは「人間は祭りのために生きる」でした。思い返せば、自分も祭りのために生きていた(る)のかもと、妙に納得した。
Posted by ブクログ
快適で安定した人生は安心だろうがつまらない。
「死」はとおいだろうが、「生」も遠くなる。
敵はいつも自分の中にいる。
自分の中の敵と全力で戦え。
死に物狂いで勝負しろ。
すると生きがいが見えてくる。
Posted by ブクログ
太陽の塔で知られる岡本太郎の著作。
人によっては、この本がバイブルのような存在になり、強く心を打たれるのだと思う。
一方で、私自身の解釈や感覚は、正直なところ著者の考え方とは少し距離があった。人はそれぞれ違うものだから。
読み進める中で、「なるほど」と思う言葉に出会うこともあったが、その感じ方も人それぞれでいいのだと思う。だから、この本を肯定も否定もしない。
ただ、岡本太郎という人間が持っていた情熱は、この著書からしっかりと伝わってきた。『こうすべきだ』『こうあるべきだ』といった強い言葉も多いが、その根底にはとても繊細で、直感に従いながら正直に生きた人の姿があるように感じた。
彼の言葉の端々からは、「生命力=芸術」とも言える強いエネルギーが感じられる。
岡本太郎という一人の人間を知ることができた一冊だった。
Posted by ブクログ
自己啓発本。行動を起こす際に背中を押してくれる。しかしなぜ岡本太郎がこのような生活ができたのか。やはり実家の太さもある。自己啓発本を読んで成功できるほど単純な話ではない。高度経済成長期の日本では、岡本太郎のような前衛的思想が流行る。「やりたいことをやる」には責任が伴う。実家が太い場合、金銭的余裕から挑戦に移せる。
しかし、それも言い訳。自分の持っているカードで戦うこと。もがきながらも進むこと。歩むことを辞めないことの大切さを教えてくれる本。
Posted by ブクログ
岡本太郎さんの生き様をストレートに感じることが出来る。心に刺さる言葉がいくつかあるが、
「人間の生命、生きるという営みは本来、無条件、無目的であるはずだ。何のためこの世に来たのか。そして生きつづけているのか。ほんとうを言えば、誰も知らない。本来、生きること、死ぬことの絶対感があるだけなのだ。」
なるほど、確かにその通り
Posted by ブクログ
自分が未熟であることを認め、平気で生きること、下手で結構と言う絶対的なプライドが本当のプライド。
他に対してプライドを見せると言うことは、他を基準にして自分を考えていると言うこと。
と言うフレーズが響いた。
できなくて悔しい、恥ずかしい、というのは相対的なプライド、基準に自分を当てはめているだけなのかもしれない