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太郎は文章を通じて「どう生きるか」を公言し続けた。先が見えない現代だからこそ、その閉塞感をスパッと切り裂いてくれる太郎の言葉〈メッセージ〉は、時代を超えて私たちの魂を射ぬく。本書は、いまも読み継がれているベストセラー『自分の中に毒を持て』の第二弾である。同書は、1979年から1981年にかけて『週刊プレイボーイ』に連載された人生相談の一部をベースに加筆構成された。本書は、その中に収まりきらなかった人生相談の中から、いまこそ読みたい言葉を抜粋し、あらたに構成したものである。2014年に刊行した、同タイトルの待望の文庫化。第1章 もっと「自分」をつらぬいてみないか 第2章 「すごい!」という感動が起爆剤だ 第3章 キミも人間全体として生きてみないか 第4章 下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ 第5章 キミ自身と闘って、どう勝つかだ
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年10月07日
全人間的に生きる。客観的に生きるのは人生でない。主観的に生きる。一緒に飯を食って愚痴をこぼす、くだらない話をするのが友人ではない、共感しあって慰め合うのも友人ではない、寂しさを紛らわすのが友人ではない、自分の意見をぶつけ闘い、反論し合うそれが友人だ。向かってくる運命も自分の1部だ、向かってくる運命と...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月02日
■■評価■■
★★★★✬
■■概要■■
○岡本太郎先生が雑誌などで受け答えしたものをベースに編集された本。自分に対して純粋に生きる言葉がこれでもかと散りばめられている。
○1979-1981に掲載されたにらめっこをベースに再構築
○『自分の中に孤独をいだけ』『自分の中に毒を持てと合わせて』3部作シ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月22日
「自分のまわりに垣根をつくって、外ととけこめるはずがない」「下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ」。
岡本太郎の本を読むのは『自分の中に毒を持て』に続き2冊目。なぜこうも力強いのか。幼少からスジを通してきたという岡本太郎。先生至上主義である義務教育、そして軍国日本で徴兵されたときも自分を貫いて戦っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月21日
常識を疑い、物事の本質を捉え、
自分の感じたことを表現する。
他人に媚びす、感じたままことを大切に、
自分の信念を貫く。
死んだっていいじゃないか。
死に直面してこそ、生きる歓びを感じる。
瞬間瞬間を懸命に生きることへの情熱を
死ぬまで燃え続けていた情熱を
20年経った今でも遺した言葉から、作品...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月18日
なんかふしぎな構成の印象だったんですが、人生相談を編集した本だったんですね。今なら村上隆が人生相談に答える的な感じだったんですかね…ちょっとちがうか。「人生、即、夢!」ってフレーズがいいですね。「悪・即・斬!」みたいです。太郎さんの本はいつも熱くて情熱的で、ソルボンヌ大学出身のインテリなのに(だから...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月21日
岡本太郎の人生観が詰まっている本です。
「芸術は爆発だ」という有名な言葉。
この言葉の意味は、未来や過去を考えずに、今という一瞬に自分の全てをぶつけるという意味だと理解しました。
今に全力で取り組むことは、最高の成果を出すために欠かせない考え方だと思います。
過去を悔やまず、未来に不安がることなく、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月29日
岡本太郎に関して、変わった絵を描く変人というイメージしか無かったが、なんだか面白そうなので読んでみた。
すると、とんでもない大人物であることが分かった。
パリで人文系の大学も修了しており、様々な見識を持った人間だった。
岡本太郎から繰り出される言葉は、1911年生まれの人間が言うとは思えない言葉であ...続きを読む
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