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太郎は文章を通じて「どう生きるか」を公言し続けた。先が見えない現代だからこそ、その閉塞感をスパッと切り裂いてくれる太郎の言葉〈メッセージ〉は、時代を超えて私たちの魂を射ぬく。本書は、いまも読み継がれているベストセラー『自分の中に毒を持て』の第二弾である。同書は、1979年から1981年にかけて『週刊プレイボーイ』に連載された人生相談の一部をベースに加筆構成された。本書は、その中に収まりきらなかった人生相談の中から、いまこそ読みたい言葉を抜粋し、あらたに構成したものである。2014年に刊行した、同タイトルの待望の文庫化。第1章 もっと「自分」をつらぬいてみないか 第2章 「すごい!」という感動が起爆剤だ 第3章 キミも人間全体として生きてみないか 第4章 下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ 第5章 キミ自身と闘って、どう勝つかだ
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Posted by ブクログ
■■評価■■
★★★★✬
■■概要■■
○岡本太郎先生が雑誌などで受け答えしたものをベースに編集された本。自分に対して純粋に生きる言葉がこれでもかと散りばめられている。
○1979-1981に掲載されたにらめっこをベースに再構築
○『自分の中に孤独をいだけ』『自分の中に毒を持てと合わせて』3部作シリーズだが、話の角度は多少違っても根底的な部分は変わらない。個人的には一番はじめに読んだ『自分の中に孤独をいだけ』が最も衝撃であったが、本書もかなりガツンとくるような内容である。
○岡本太郎先生のような人生をそのまま生きることはできないかもしれないけれど、純粋な気持ちで行動すること、自分自身を見方だと思うだけではなく、最大の敵だと思って突き放してみること、日々の生活の中での行動に落とし込んでいきたい。
Posted by ブクログ
「自分のまわりに垣根をつくって、外ととけこめるはずがない」「下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ」。
岡本太郎の本を読むのは『自分の中に毒を持て』に続き2冊目。なぜこうも力強いのか。幼少からスジを通してきたという岡本太郎。先生至上主義である義務教育、そして軍国日本で徴兵されたときも自分を貫いて戦ってきた。
読んでいると、弱者が暴力(身体的、精神的にかかわらず)を振るい、強者が耐えて戦っているのだとつくづく感じる。残念ながら、理不尽は今の世もある。なぜ私がこんな目に遭うのか。そう思った人は少なくないだろう。ここで大切なのは、自分のスジを貫くということだ。迎合して生きるのが自分のスジだというなら迎合してよいし、反発するならしていい。なにくそ、と思う気持ちがエネルギーになる。
うまくやる、折り合いをつける、という風潮が当たり前な現代にそれでいいのかと真っ向から叫ばれてるように感じた。声の先を振り返ると岡本太郎がいて、力強い言葉の先に自分の姿が見えた気がした。いつの間にか、自分の姿の方に向かって歩き出していた。そんな、一冊。
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