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Posted by ブクログ 2017年11月12日
この徹底的に常識を疑い、
自身の思うところを思うままに叩きつけていく有り様が素晴らしい。
タブーをタブーとせず、
突き進む。
「人格相互は、個々の判断や好みで精神的に結びつかなければならない。理想像を厳しく抱えていればいるほど、本当の相手にぶつかることはむつかしく、おそらく一生かかってもめぐりあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
今まで岡本太郎は「芸術は爆発だ!」が先行して感情的な人かと思っていたけど、そうではない。哲学や社会学、民俗学など幅広い学識があり、自分の芸術についても懊悩した人だ。本書は渡欧中の青春時代、父母の記憶、そして女と性のモラルについてのエッセー。
父母の章では特異ではあるが深い敬愛で結ばれた夫婦のあり方に...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「今日の芸術」岡本太郎著をやっと読み終わりました。
ただいま私の中に岡本太郎ブーム到来という感じです。
実はこの本、ちょっとショックなことに文庫版の再販を買えば500円前後らしいのに、廃刊と勘違いして、中古のしかも文庫版初版を入手。マニア的には価値がありかもですが倍の値段を出して買ってしまいまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月15日
岡本太郎の青春の原点、フランスでの大学時代のことについて書かれた1章目は本当に印象的だった。
読みながら、若者特有の青春の眩しさ、熱気を感じられるような、そんな作品だった。
個人的には読みながら、まるで映画を見ているように情景が思い浮かび、太郎氏の青春を自分も追体験できるような、なんだか自分もこんな...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月18日
岡本太郎のエッセイ集的な物です。
これまで思想的なものばかり読んでいたので、小説や、紀行記のような文章は興味深い。
しかし、やはり後半の思想的な文章の方が、岡本太郎の面白さ、魅力が詰まっていると思います。
母であるかの子と父の一平とのエピソードも面白い。
かの子については数点の短歌を知る程度で...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月16日
あっという間に読んでしまった。岡本さんの著書を読んだのは初めてだったけど、絵画だけではなくて文章も魅力的な方だった。
1章青春回想では特に「妖獣」の表現力が恐ろしかった!思わず就寝前の電気を消す瞬間にせず時が凍ったほど。
2章父母を憶うでは両親の馴れ初め、夫婦を超えた人と人、芸術家と芸術家の関係性が...続きを読む
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