芸術と青春

芸術と青春

440円 (税込)

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「青春は無限に明るく、また無限に暗い。」――岡本太郎にとって、青春とは何だったのか。パリでの旺盛な芸術活動、交遊、そしてロマンス……。母かの子・父一平との特異ではあるが、敬愛に満ちた生活。これらの体験が育んだ女性観。孤絶を恐れることなく、情熱を武器に疾走する、爆発前夜の岡本太郎の姿がここにある。

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芸術と青春 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年08月17日

    私の中で岡本太郎は美術家というよりも文学家。
    そう定義しても異論を唱える人はいないのではないだろうか。留学時代や第二次世界大戦中の出来事もいきいきと書かれている。

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    Posted by ブクログ 2017年11月12日

    この徹底的に常識を疑い、
    自身の思うところを思うままに叩きつけていく有り様が素晴らしい。

    タブーをタブーとせず、
    突き進む。

    「人格相互は、個々の判断や好みで精神的に結びつかなければならない。理想像を厳しく抱えていればいるほど、本当の相手にぶつかることはむつかしく、おそらく一生かかってもめぐりあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月25日

    大好きな岡本太郎さんの本です。
    岡本太郎さんの青春時代のお話がたくさん詰まっています。
    母親、かの子さんの話も面白かったです。
    岡本太郎さんが人としてどう生きたのか、
    もっと読まなきゃと思いました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    変な人やと思ってたんやけど

    がんばってがんばった結果

    人は強くなるんだな

    弱い人間には得られない境地に

    私もいつかたどり着きたい

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    今まで岡本太郎は「芸術は爆発だ!」が先行して感情的な人かと思っていたけど、そうではない。哲学や社会学、民俗学など幅広い学識があり、自分の芸術についても懊悩した人だ。本書は渡欧中の青春時代、父母の記憶、そして女と性のモラルについてのエッセー。
    父母の章では特異ではあるが深い敬愛で結ばれた夫婦のあり方に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「今日の芸術」岡本太郎著をやっと読み終わりました。

    ただいま私の中に岡本太郎ブーム到来という感じです。

    実はこの本、ちょっとショックなことに文庫版の再販を買えば500円前後らしいのに、廃刊と勘違いして、中古のしかも文庫版初版を入手。マニア的には価値がありかもですが倍の値段を出して買ってしまいまし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月15日

    岡本太郎の青春の原点、フランスでの大学時代のことについて書かれた1章目は本当に印象的だった。
    読みながら、若者特有の青春の眩しさ、熱気を感じられるような、そんな作品だった。
    個人的には読みながら、まるで映画を見ているように情景が思い浮かび、太郎氏の青春を自分も追体験できるような、なんだか自分もこんな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月18日

    岡本太郎のエッセイ集的な物です。

    これまで思想的なものばかり読んでいたので、小説や、紀行記のような文章は興味深い。

    しかし、やはり後半の思想的な文章の方が、岡本太郎の面白さ、魅力が詰まっていると思います。

    母であるかの子と父の一平とのエピソードも面白い。
    かの子については数点の短歌を知る程度で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月03日

    両親への想いの章がジーンときた。2人の変わった愛の形、愛し方の違いゆえに満たされない思い、でも強固に結び切った信頼関係。「人間関係」から生まれた芸術。

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    Posted by ブクログ 2013年05月16日

    あっという間に読んでしまった。岡本さんの著書を読んだのは初めてだったけど、絵画だけではなくて文章も魅力的な方だった。
    1章青春回想では特に「妖獣」の表現力が恐ろしかった!思わず就寝前の電気を消す瞬間にせず時が凍ったほど。
    2章父母を憶うでは両親の馴れ初め、夫婦を超えた人と人、芸術家と芸術家の関係性が...続きを読む

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