岡本太郎のレビュー一覧

  • 沖縄文化論-忘れられた日本

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    ・沖縄の古典舞踊は、べた褒め。日本舞踊や歌舞伎をお座敷芸の影響を濃く受けてゆがんで発達したと批判的。
    ・入浴文化論。日本人が大の入浴好きなのは、身体をきれいに保つという実用的な意味だけではなく、多分に精神的でマジナイ的。毎日ミソギをやっているのだ。というのは面白い。
    ・久高島の風葬。
    沖縄には日本の原始宗教、古神道に近い信仰が未だに生きている。のろは、その神秘的な女性の司祭、つまりシャーマンである。古い時代、沖縄では神と交わるのは女だけの資格であり、直接神事に関する一切は男はタブーだった。
    すぶのシロウトにも子供にだってグンと訴えかけてくるようなものでなくちゃ仕様がない。(136頁)
    身を守る

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    2016年04月19日
  • 愛する言葉

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    2015年12月。
    揺れ動く乙女な恋愛中に見るたびに、そうでないときも岡本敏子さんの言葉にぐっとくる。この本との出会いは武蔵小山駅のとあるカフェだったんだけど一目ぼれして、そのあとすぐ買った本。深い!毎日眺めたいくらい。
    恋愛バイブル認定。

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    2016年02月11日
  • 愛する言葉

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    人間というのは相手ありき。
    相手がいなくては自分を表現することはできない。
    自分自身を開いて、瞬間瞬間の命を輝かせる。
    そのためには女は男を必要とするし、男も女に刺激を受ける。

    敏子さんの言葉が情熱的で、わたしもこんな恋愛をしてみたいと思いました。
    流石は岡本太郎に愛された女性。なよなよしておらず、ほんとうに相手が好きでたまらないということが伝わってくる。
    お互いにぶつかり合い、人間として高めあっていたんだと思います。

    自由で情熱的であることは、なによりも人を魅力的にする。

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    2015年12月26日
  • 愛する言葉

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    この本は敏子さんと太郎さんの愛の言葉が沢山載っています。
    どの言葉も生き生きしていて素晴らしい。
    わたしは敏子さんみたいな女性になりたいです。

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    2015年12月09日
  • 壁を破る言葉

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    すらすらといくらでも溢れ出てきて、
    無限につくれるような気がするときもある。
    壁にとじこめられて、ニッチもサッチもいかない、
    悩めば悩むほどいきづまってしまう絶望の季節もある。
    そういうとき、どうするか。
    焦らない。自分と向き合うチャンスだ、と思って
    じっくり腰をすえて、自分はほんとうに何がしたいのか、
    見極めることだね。

    他人のものはもちろん、たとえ自分の仕事でも、
    なぞってはならない。

    同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ。

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    2015年09月04日
  • 岡本太郎の宇宙1 対極と爆発

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    ネタバレ

    岡本太郎の著作を5つのテーマに編集した著作集の第一部。テーマは対極と爆発だ。芸術はどうあるべきか、彼の芸術家としての立場はどのようなものか、芸術に対してどのような心構えや想いで望むか、そういったことについて綴られている。対極という考え方は、青年期から10年あまり過ごしたパリで生まれた。当時、アブストラクトアートとシュールレアリスムがパリの画壇でもてはやされていた。これらの絵はそれぞれ抽象と具体を突き詰めていったもので、芸術史上まさに対極に位置する。この相反する立場を、弁証法的に捉え直したのが、岡本太郎の対極主義だ。しかし、ただ合わせるのではない。片方に極端にかけることによって、はじめて激しいぶ

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    2015年02月14日
  • 芸術と青春

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    大好きな岡本太郎さんの本です。
    岡本太郎さんの青春時代のお話がたくさん詰まっています。
    母親、かの子さんの話も面白かったです。
    岡本太郎さんが人としてどう生きたのか、
    もっと読まなきゃと思いました。

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    2014年09月25日
  • 愛する言葉

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    強い、あまりにも強い言葉たち。
    何度もなんども噛まないと飲み込めない大きさと複雑さ。まだ喉につっかえっているけれど、肌にしみ込んでいくことだけは確か。

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    2014年03月23日
  • 強く生きる言葉

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    「芸術は爆発だ」というエキセントリックな発言が有名な岡本太郎氏だが、あの言葉にも深い含蓄があるなんて思ったことありますか!?

    あるんです!

    そのほかにも、太郎氏のときに力強く、ときに厳しくてときに優しい、
    そしてどれもが不思議に胸に響く言葉たちが詰まった一冊。
    道とか自分とか希望とか、
    なにかを見失ったときに。
    開いてみるといいかもしれない。

    もちろん元気なときに読んで自分に火をつけたって○。

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    2014年03月04日
  • 日本の伝統

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    伝統は創るもの。過去を守ることではない。かならず、今と呼応する必要がある。現在継承されている伝統の多くは、封建的な社会で育ったようです。それを「日本的だ」と言って賛美するのは、やっぱり違います。今の生活とかけ離れてしまっては、伝統とはいえない。

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    2014年01月12日
  • 強く生きる言葉

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    本というより、詩集とか語録集。
    本作のなき
    『いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん。』
    の言葉に一番影響を受けた。

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    2013年10月25日
  • 強く生きる言葉

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    岡本太郎未経験の方に、そして何より人生に悩んでいる人におすすめ。
    こう生きるのは難しいだろうが、意識するのとただ惰性で生きるのとでは大違いでしょう。
    自分が自分を甘やかしたり可愛がり過ぎたりしてるなー、とか、強く生きる人には憧れるけれどいざとなると一歩踏み出せない、という時に喝を入れてくれる本です。
    短いフレーズを集めた本なので、通勤通学に自分を引き締めるのにもいいです。

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    2013年09月30日
  • 沖縄文化論-忘れられた日本

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    芸術家岡本太郎が、何をどう見るか?ということは、興味ふかい。
    岡本太郎の三原則がある。①芸術は、きれいであってはいけない。②うまくあってはいけない。③心地よくあってはいけない。
    岡本太郎は、芸術において、美しいということを拒絶する。心を動かすような激しい芸術を求めている。芸術は、あくまでも人の魂を激しく揺さぶるものである。どれだけ強烈に、毒のような刺激を与えるのか?
    岡本太郎は、パリのソルボンヌ大学で、フランス民族学の父とも称されるマルセル・モースのところで民族学を修めている。それは、アフリカの民族の原始美術が、衝撃を与えたからだ。岡本太郎の三原則に当てはまっていた。アフリカでなぜ?が岡本太郎

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    2013年09月28日
  • 強く生きる言葉

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    岡本太郎展に行った時、彼が残したものはゲージュツだけでなく、多くの愛に溢れる言葉たち。壁に思いっきり書かれた彼の名言は金槌で頭を殴られたくらいのインパクトがあった。当時転職するか悩んでいた頃で一歩を踏み出す勇気をくれた。まっすぐ、強く生きる。これほどシンプルでたくましい生き方はない。

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    2013年09月09日
  • 美しく怒れ

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    今一番の愛読書。自分の心の中でいやったらしい考えが浮かんだ時に読んだら目が覚める。彼のような生き方をすることは、確かにこの現代社会では困難だ。しかし、この本を読むか読まないかで、人としての根っこの部分はかなり変わってくるだろう。

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    2013年09月07日
  • 愛する言葉

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    私も誰かにとって、こういう存在でありたい。全力でボールを投げて受け止めてもらうことばかり求めていたけれども、自分も相手を受け止める人間の器の大きさを備えたい、と思いました。わかりあうって、言葉に出して言わずとも…のくだりが私は好きです。

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    2013年07月30日
  • 沖縄文化論-忘れられた日本

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    久高島の聖地はぽっかりとして何もないところだった。それがまた、太郎さんの心をひきつけたのですね。芸術家としてだけではない、文化人類学の実践者としての岡本太郎の横顔が浮かび上がる。

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    2013年03月16日
  • 壁を破る言葉

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    「強く生きる言葉」も同じだけど、モニョモニョしてるときに\ササッ/と適当にページを開いて、ひとこと読んで閉じる本。なんか流れを変えたい時に使う本です。1ページにつきひとことだけなので、読み終わったとか終らないとかはあまり関係なかったり。イメージで言うとフリスクみたいな感じ。

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    2013年01月09日
  • 愛する言葉

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    一歩を出す勇気をくれる本。
    伝記だと繰り返す読むのも大変だが,phraseだけなので読み返すのが苦痛ではないだろう。自分をコントロールするかコントロールされるか。ありのままの自分の発露,その自分に共鳴する異性。恐れない。

    男の方が上なのね。そうさ男は常に女に支えられている。

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    2012年12月27日
  • 強く生きる言葉

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    一歩を出す勇気をくれる本。
    伝記だと繰り返す読むのも大変だが,phraseだけなので読み返すのが苦痛ではないだろう。自分をコントロールするかコントロールされるか。死ぬところに生を感じる。怖い方,悪い方を選択することでもがく自分が生きる存在。

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    2012年12月27日