岡本太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書店でタイトルに心惹かれて購入した一冊。
岡本太郎というとテレビで見た世代ではないし、「芸術は爆発だ」は漫画の中の言葉だと思っていた。前衛的で世の中に噛みつくタイプの芸術家くらいの印象はあって、今回は"孤独"というキーワードに引っかかって読んでみた。
前半は、自分が主であること・お前がお前の頭で動け、という痛烈なメッセージを感じた。でも、今の若者は、、的な周りを憂う雰囲気より、本来こうあるべきだろう!という活力を強く感じた。たまにこういう人に出会うことも必要だと思う。簡単な言葉かもしれないけど、なんかやってやるか、という気持ちになる。
自分は未熟であることを理解して(無知の知)、自分で考えること、これが基本で最も重要な芯のある人間の真理かもしれない。
先日みた映画「セッション」で、自分のダメだったところがわからないではなくて、怒られるのが怖くて何にも言えない生徒にブチぎれる教師を思い出した。考えを出さない、行動しない人が増えていくと結果的に陰湿な雰囲気になるし、いい考えになっていかない。なんとなく会社の雰囲気が悪くなっていくときを思い出した。
終盤は、芸術家としての在り方みたいな内容で、わかり切らない部分もあったが、全体通して丸くなり過ぎてはいけないな~と思い出すような内容だった。
著者の老いに対する考えとして、認識することに強い嫌悪感があることを感じた。協同体の重荷になったら自殺する部族のエピソードは強烈。倫理を無視するなら、なんでもかんでも長寿ではなくて本能的にそういう選択もありなのかもしれない。
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自分がやりたいことをやる。ひとに迷惑は掛けない。それでいいじゃないか。
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以下印象的な内容のメモ。
・孤独を悲壮感でとらえるな
・人生に目覚める(責任を持つ)のは12~13歳
・惰性的に生きると悩みが重くなる
・人間のノーブレスは闘うこと・災いを受け入れること(noblesse:フランス語で高貴さ)
・自分を客観的に動かすイメージ。自分=他人、他人=自分の使い分け
・私なんか...は他責の現れ。謙虚は自分を貫くこと。
・社会のルールを学ぶだけで何の意味がある?形而上学の意味が無くなってしまう。
・無目的、無意味な挑みに意味がある
・不純なものにノーと突き付けて、飛び込む。逃げない
・誤解された範囲がその人間の大きさ
・サルが木から降りれなかったのではなく、ヒトが木に登り損ねた。最も自然生活から遠ざかった動物。
・排他的心情の中に愛はない。
・遊びの手段が増えるほど、空虚なムードは増えている。病む人が増える。溢れ出る本然の喜びとは?
・鑑賞にいいと思ったことだけを感じる。わからない部分は心配しない。
・表現したいは原初の欲求のはず
・日本では「誰かがやらなければいけない」とみんなが言う。「オレがやる」は不遜で常識違反?? -
Posted by ブクログ
あなたはあなたのままで良いと強く背中を押してくれる本だった。10代や20代のうちに読んでおいて心の隅にでも岡本太郎さんの言葉がストックできていれば、その後の人生の至る所で素敵な考えや想いにぶち当たることができるような気がする。
この本では周りを気にせず、心のままに絵を描く大切さを説いている。読んでいて保育所のお絵描きの時間に「見たまま真似して描かなくても良い」「感じたまま描きたい色で描けば良い」と先生が教えてくれた事を思い出した。その教えが自分の自信となり、気持ちを素直にぶつける心地よさを教えてくれたのだと今にして思う。先生には感謝したい。