岡本太郎のレビュー一覧

  • 強く生きる言葉
    岡本太郎の著者の中からの言葉の伐採集。
    著者は強い人、自信に満ちた人。と、いう印象がありましたが、本人は自分の弱さを認め、それを力に時間時間を爆発させていた模様が言葉によって思わされました。
    弱いからって、逃げてる自分がいるけど、弱いからこそそれをバネにしなさいって言われてる感じでした。
  • 日本の伝統
    庭園の外の景色を生かした庭園つくり=借景とか
    久しぶりにおもしろいネタだった。

    広島の宮島は瀬戸内海自体が池の庭の役割を担うなど。。

    時間があったらまた岡本太郎の著作はよもー。
  • 芸術と青春
    芸術家・岡本太郎さんの自伝的エッセイ。晩年にテレビに出ていたころの彼しか知りえない人は、この本を読んで、彼の評価を改めると良いんですけどね。誤解を恐れない人です。
  • 沖縄文化論-忘れられた日本
    岡本太郎といえば、エキセントリックな言動の芸術家肌の人かと思っていたので、文章を読んで、こんな理知的に物事を論じることが出来る人なんだということを知って驚いた。

    沖縄について、一般的な価値や見方を持って訪問した岡本太郎が、「期待していたものはここでは得られなかった」と、最初に述べている率直な感想が...続きを読む
  • 芸術と青春
    もっと後の報に読んでもよかったかも。

    岡本太郎さんの青春の日々。

    男女のこと、性のこと。

    恥ずかしがる日本人は、読むといいかも。勉強になる。
  • 日本の伝統
    結論、自分向けの本ではなかったです。
    岡本太郎の本は好きなのですが、さすがに庭とかの石とかの解説されてもピントきませんでした。

    全体として、伝統を徹底的に見返すという目的の本です。写真付きで解説などされています。


    チェックした点
    ・知覚の恒常性という説
    ・伝統というものは我々が現在において新し...続きを読む
  • 日本の伝統
    縄文土器、光琳、庭園の3つを取り上げて繰り広げる伝統論。興味がないひとにはやや読み進めにくい内容ではあるものの、岡本太郎の視点を通して語られる日本の伝統には、爆発的に新鮮な発見が満ちている。
  • 芸術と青春
    パリ時代の生活、かの子と一平の思い出が詳しく記述されている。太郎が残した唯一の小説『青春の森』も収録。P83のパリ時代の太郎の写真、やけに幼くてかわいいな。
  • 沖縄文化論-忘れられた日本
    久しぶりに読んでいて、ドキドキした文学だった。
    内容も去ることながら、言葉の選び方や文字での表現方法に、鳥肌がたった。
    まさに、文字の芸術品。
    太郎さんの言葉を借りるならば、『残酷な程に美しすぎる』エッセイだ。
  • 沖縄文化論-忘れられた日本
    芸術を創りだすとか、文化が何ぞやとか...、それを語るとか...
    そんな事を全く無視して存在するもの...って事なのか???

    あの岡本太郎が『ビビーーット』来てしまった素の沖縄

    観光の沖縄ではなくて、裏っかわの沖縄を覗きに....
    行けるものなら..行きたいと思ってしまう。
  • 人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。
    思ってた内容と違った、
    以前読んだ「自分の中に毒を持て」のように熱いものを想像していたが違うもの。

    内容が違うと気がついてからもそれなりにがんばって読んでみましたが
    結局40ページくらいしか読めずに断念。

    本屋で内容を確認してから買うべきだと思うので私の責任なのですが。

    評価はしないといけない...続きを読む
  • 芸術と青春
    繰り返し記述される感情や表現。
    擦り切れない強さを感じると共に、そこに臨場感は感じられない。
    難しいな。
    やはり、此の人は絵で藝術を示した人なのだろう。
  • 芸術と青春
    青山の岡本太郎記念館にてBUY。

    完全にタイトル買いですね。

    内容はというと、パリで暮らした青年時代や両親のこと、性のモラルになどについてのエッセイになっています。

    でも、結局、岡本太郎が一貫して言っているのは「自由」についてだと思います。
    芸術にしろ、人生にしろ、「自由」であることが喜びであ...続きを読む
  • 芸術と青春
    金沢の21世紀美術館にて購入。青春回想の独り旅が1番よかった。驚いたのは太郎さんものすごい文才のあるんじゃないか??言い回しなどはフランスの影響もあるのかもしれないが、とても綺麗な感じを受けた。「青春は無限に明るく。また無限に暗い。それは私の芸術、生きがいを支え、はぐぐんでくれるのである。今までも、...続きを読む
  • 日本の伝統
    「伝統」とはなんたるかを教えてくれる。彼がいいたいのは、日本人が純粋に持っているココロ・精神を現代という時代において、どう持ち続けていくかということを投げかけてくれていると思う。
  • 日本の伝統
    「法隆寺は焼けてけっこう」「古典はその時代のモダンアート」「モーレツに素人たれ」――創造であり、生きるための原動力でもあると主張する著者が、縄文土器・尾形光琳・庭園を題材に、日本の美の根源を探り出す。『今日の芸術』の伝統論を具体的に展開した名著、初版本の構成に則って文庫化。著者撮影写真、多数収録。解...続きを読む