人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。

人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。

660円 (税込)

3pt

4.3

自らの純粋さを貫き通し、誤解され世の中に敗れ去るをえなかった母、岡本かの子。彼女と運命を共に生きた父、岡本一平。苦悩、孤独、絶望、そして一瞬に煌いた二人の生と死の物語。その他、狂おしい青春と恋愛の日々、過激な男と女論、食べることへの想い、など、岡本太郎の幻の名エッセイ集が初めて文庫版で登場。鮮やかに、ページをめくるごとに、“瞬間瞬間のいのち”が膨らんでくる。

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人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月16日

    熱い、熱を感じる本。岡本太郎の日常考えていることがふれだした本、無造作に1つ筋の通ったエッセイ集を作ってやろうと考えたわけでもなく、集めたエッセイ集なのだが、不思議と岡本太郎の姿が見える筋の通ったエッセイ集。
    食べるというと最近美食家は舌の先だけの味を見て上品にチロチロやっている、食べるというのは生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月04日

    彼の言葉には本当に衝撃を受ける
    真っ直ぐで心に響いてくる
    画家としても作家としても本当に尊敬する人の一人です。

    0

    Posted by ブクログ 2009年11月30日

    思ってた内容と違った、
    以前読んだ「自分の中に毒を持て」のように熱いものを想像していたが違うもの。

    内容が違うと気がついてからもそれなりにがんばって読んでみましたが
    結局40ページくらいしか読めずに断念。

    本屋で内容を確認してから買うべきだと思うので私の責任なのですが。

    評価はしないといけない...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年02月17日

    随分大仰なタイトルですが、家族やパリでの生活等々、個人的な事に多く触れたエッセイ。芸術論が多い岡本太郎にしてはちょっと珍しいです。特に父岡本一平や母岡本かの子に関する記述は他の著作にはないもの。この部分だけでも読む価値ありです。

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