岡本太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ結論から、やっぱり岡本太郎の本は面白いなと思いました。ただ「父母を憶う」の章が岡本敏子さんの本に書いてあった内容そのものだったや岡本太郎の青春だから凄い女性関係の書いてある本かと思いましたがそうでもなかったので★1つひきました。
全体として、「1.青春回想2.母を憶う3.女のモラル・性のモラル」の3章だけの本でしたが、岡本太郎の幼少期~戦時中の間での話が中心だった気がします。
異性の話~パリ、日本の話が印象的でした。
個人的に面白かった一節
・異性がただの憧れや羞恥感の対象であり、謎である限り、私は決して自由ではあり得ないし、人生や芸術などの真の姿を結局は知ることはできない。
・女性の魅力 -
Posted by ブクログ
「発言」や「一言」を集めた本のため、
1ページに並ぶ文字数は少ない。
流れるようにさらりと読み終えてしまうもよし、
言葉の意味を噛み締めながらじっくり読みすすめるもよし。
恋愛についての言葉であっても、それだけではなくて、
恋人以外の人間関係を作り上げていく上で、
自分が一人の人間として生きていく上で、
「考えるヒント」となって「頑張っていこう」と励まされる。
78ページの敏子さんの言葉。
太郎さんが「男女」っていう素敵な字を書いたの。
男と女がくっついてひとつになっているんだけど、男が上。
だから「やっぱり男が上なのね」と言ったら、
「そうだよ、いつだって女が支えてるんだ」って