今日の芸術 新装版~時代を創造するものは誰か~

今日の芸術 新装版~時代を創造するものは誰か~

ビジネス・実用
748円 (税込)

3pt

「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」――斬新な画風と発言で大衆を魅了し続けた岡本太郎。1954年の底本刊行当時、本書は人々に大きな衝撃を与え、ベストセラーとなった。彼が伝えようとしたこととは何なのか? 「伝説」の名著は、時を超え、いつの時代にも新鮮な感動を呼び起こす。

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今日の芸術 新装版~時代を創造するものは誰か~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1954年に発売された岡本太郎の著作の新装版。70年以上も前の本とは思えないほど、現代の美術や生活の実装を捉えているように思いました。合理性や幸福、穏やかな生活という綺麗さを求める現代を強く否定する岡本太郎の言葉は、人間の生生しさや生きるということの悲惨さに真っ向から向き合おうとするものばかりでした。随分前に購入して積読になっていた本ですが、タローマンきっかけで改めて読みました。突き刺すように強烈な言葉が刺さりました。

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    岡本太郎の情熱に満ちた言葉の数々、芸術に対する深い洞察に胸を打たれました。この本、マジでおすすめです。人生を通して、己自信を創造してゆこうと思えた。これから何度も読み返すであろう1冊です。

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    2025年06月01日

    Posted by ブクログ

    1950年代にしかも43歳でこの論理に至っていた偉人の今読んでも古臭さを感じない精神自由主義啓発本
    芸術家じゃなくても読まれたし

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    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    絵をかけは、自分の殻を破るってことのなのかな
    とにかく、自分に自信を持って自分を知ることが、大切なんだろうな

    0
    2023年05月30日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、「芸術は爆発だ」の意味が分かった。ただ、芸術だと思っていたものがバラバラに壊されて、自分が何を美しいと思うのか分からなくなってしまった。岡本太郎が抽象美術運動に近いこともあって、この本を読むと抽象絵画やシュルレアリスムこそ本当の芸術だと考えてしまうけど、ちょっと待って、と思った。

    「『名所絵はがき』のように、写真としてはつまらなくてもそれを通じて想像する景色に思いをはせて、あこがれるようなものです。また、いかに真にせまって描いてあるかという、技法について感心したとしても、これは芸術の問題ではありません。」
    -これまで、自分がいいなと思う絵はいくつかパターンがあった。その一つが、その絵の奥に広い世界を感じるもの、絵が別の世界への窓のように感じるものだ。だから、風景画やポスターなどテーマやモチーフがはっきりした作品が好きだった。また浮世絵を見る時は彫師や摺師の技巧にうっとりするのが好きだった。しかし、この文章を踏まえるとそれは絵そのものの芸術を評価してはいないのかもと思った。それから、自分の好きだった絵が急につまらなく思えてしまった。だけど、やっぱり違う世界に思いをはせたり、超絶技巧にうっとりすることも芸術の一つの魅力なのでは思う。だからこの文章には100%賛同はできなかった。

    芸術は己のなかにあって、知識や教養の垢にまみれてしまったそれを取り除いて噴き出させるのが創造である、という文脈を知って、「芸術は爆発だ」の意味を深く理解できた。
    また、描いてある意味を理解しようとするのではなく、己の芸術と呼応させるのが鑑賞なのかも、と思った。芸術は分かろうとするのではなく、ただまっさらに感じたらいいんだ、と思うと、抽象絵画や現代アートを見て何が描かれているか分からない時に感じた困惑や強張った態度が優しくほぐれていった。

    自分は映画や本や美術を見ること・読むことが趣味だったけど、それに没頭した後は何故か空虚で物足りない感覚があった。第1章を読んで、それは創造をしていないことから生まれる虚無なのだと気づいた。芸術は生きるための喜びであり、創造がその本質。すなわち創造が最大の娯楽であるという筆者の考えは、サブスクやYouTube で受動的な娯楽が格段に増えた現代の横っ面を引っ叩くようなインパクトがあった。
    では自分では何が創造できるか、と考えた。
    鑑賞も自分の心の中に自分なりの作品を映し出すことだから、創造的行為であるという指摘から、今の趣味を創造的に発展させることもできるのでは、と思った。意思を持って、挑戦する姿勢で鑑賞する。これも1つの創造だとすると、鑑賞の姿勢がまた変わってくるなと思って面白かった。
    また、本や映画の感想を書くときにスッキリした感覚になるが、これこそ創造の楽しさなのかも、と思う。感想を言葉にするという創造を、これからも続けたいと思った。
    普通に、絵も描いてみたいと思った。

    芸術はうまくあってはいけない、という指摘は、芸術をより広く身近なものにさせる一方、じゃあ上手い下手ってどうやって決めたらいいの?と思った。美大受験がまさに直面している問題なのではと思った。「芸術はけっして型ではありません。」という岡本太郎は、今の受験制度や美術教育をどう考えるのだろうと、聞いてみたくなった。

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    「芸術とは何か」ではなく

    “人が生きるうちにまとわりつけてしまう、「空気」や「常識」や「評価」から、どう自らの自由感を奪還するのか”

    そういう本だと私は理解をした。

    うまくあるな。
    きれいにまとめるな。
    まず、自らが感じろ。

    とても強烈な本です。

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    戦後はやはり、自由な表現は簡単にはできなかったのですね。。時代が移り変って、今やアートに触れる人が増えたんだな!と実感。むしろ「個性」や「あなたらしさ」が求められると感じるまでありますね。
    私は現代の平和な自由度がちょうどいいなぁ、たまに絵を描いたり、落書きしたり、粘土ひねったり、習字してみたり。こういう目的のないアートに取り組むというのを目的にして生きたいദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎
    ※読後しばらく経ったので本書の筋から外れてる可能性大アリ

    0
    2026年03月31日

    Posted by ブクログ

    ・芸術は一部の特権的な人間のものではなく、すべての人間の生の爆発である。うまくあろうとする態度は既に敗北であり、まず「下手でいいからやれ」と挑発する。

    ・既成の美、調和、常識に従う限り、本当の創造は生まれない。芸術は社会に迎合する装飾ではなく、価値観を転倒させる行為である。

    ・「きれい」「心地よい」といった安全圏に安住する態度を否定し、不快や矛盾、衝突を引き受けるところにこそ芸術の核心があると説く。

    ・芸術は人生と切り離された特別活動ではない。日常の仕事、恋愛、生活そのものを賭ける姿勢が芸術的なのであり、創造とは生き方の問題である。

    ・伝統を守るだけでは死ぬ。伝統は破壊し、乗り越え、再創造してこそ意味を持つ。過去を模倣する態度を痛烈に批判する。

    ・他人の評価や権威に依存するなと繰り返す。評価されるための作品は空虚であり、まず自分の内側から噴き上がる衝動に忠実であれと主張する。

    ・芸術家だけが創造するのではない。名もなき個人が自己を賭けて行為するとき、その人が時代を創る主体になる。

    ・無難さは最大の敵である。失敗や誤解を恐れず、極端に振り切ることでしか新しい価値は生まれないと断言する。

    ・日本社会の「空気」や同調圧力を批判し、波風を立てないことを美徳とする精神構造を解体しようとする。

    ・芸術とは完成品ではなく、闘いのプロセスである。完成度よりも、どれだけ本気でぶつかったかが重要だとする。

    ・創造は孤独であるが、その孤独を引き受けた者だけが時代の先端に立てる。群れの安心より、個の緊張を選べと迫る。

    ・真の芸術は見る者を安全圏から引きずり出し、価値観を揺さぶる力を持つべきだとする。感動とは、自己が揺らぐ体験である。

    ・芸術を「趣味」や「教養」に押し込める態度を拒否し、人生そのものを賭けた実存的行為として再定義する。

    ・最終的に問われるのは「時代を創造するものは誰か」という問いであり、その答えは権威でも制度でもなく、いま生きている一人ひとりの覚悟である。

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    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    私にとっての「岡本太郎」は1970年の大阪万博の太陽の塔。テレビのCMに出ては「芸術は爆発だ」。

    彼は言う、
    「芸術は、うまくあってはいけない、きれいであってはならない、心地よくてもいけない。」

    「芸術はいつもゆきづまっている。ゆきづまっているからこそひらける。人生も同じ。いつもなにかにぶつかり、絶望し、それをのりこえる、そういう意思のあるものにだけ、人生が価値を持つ。」

    「新しいものには新しい価値基準。若さこそ二度と取り返せない。若さとはいつも自分自身を脱皮し、固定しないこと」

    ゴッホやセザンヌは、当時は作品が誰からも評価されず、「いやったらし」かった。今は、社会が彼らに追いついてしまい、いやったらしくない。ピカソは今も「いやったらしい。」

    芸術は、描くのも、見るのも、たたかい、か。

    0
    2026年02月14日

    Posted by ブクログ

    ただ逆説を唱えるだけならきっと誰でも出来るが、岡本太郎の説得力は違う。
    美大生の私には耳が痛くなるほど芸術についての知見、そして情熱が溢れ出す良書。

    0
    2025年04月15日

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