岡本太郎のレビュー一覧
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日本返還前の、パスポートに代わる身分証明書を使って行く時代の話。日本国の沖縄ではなくアメリカとなるので、車は右車線通行だったりと生活も異なる点も多かったのであろう。
沖縄には十数年前に会社に休みをもらい一週間ほど滞在したことがある。本島のみであったが各地を周って見たことが懐かしい。ひめゆりの塔、ガマ、平和記念公園と戦争に関するものから、首里城(当時は焼失する前)や美ら海水族館、斎場御嶽なども周ったが、どこも観光地という印象が強かった。
本著”本土復帰にあたって”という章に、「復帰が実現した今こそ、沖縄はあくまでも沖縄であるべきだ。沖縄の独自性を貫く覚悟をすべきだ。」というくだりがあるのだが -
Posted by ブクログ
・芸術は一部の特権的な人間のものではなく、すべての人間の生の爆発である。うまくあろうとする態度は既に敗北であり、まず「下手でいいからやれ」と挑発する。
・既成の美、調和、常識に従う限り、本当の創造は生まれない。芸術は社会に迎合する装飾ではなく、価値観を転倒させる行為である。
・「きれい」「心地よい」といった安全圏に安住する態度を否定し、不快や矛盾、衝突を引き受けるところにこそ芸術の核心があると説く。
・芸術は人生と切り離された特別活動ではない。日常の仕事、恋愛、生活そのものを賭ける姿勢が芸術的なのであり、創造とは生き方の問題である。
・伝統を守るだけでは死ぬ。伝統は破壊し、乗り越え、再 -
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私にとっての「岡本太郎」は1970年の大阪万博の太陽の塔。テレビのCMに出ては「芸術は爆発だ」。
彼は言う、
「芸術は、うまくあってはいけない、きれいであってはならない、心地よくてもいけない。」
「芸術はいつもゆきづまっている。ゆきづまっているからこそひらける。人生も同じ。いつもなにかにぶつかり、絶望し、それをのりこえる、そういう意思のあるものにだけ、人生が価値を持つ。」
「新しいものには新しい価値基準。若さこそ二度と取り返せない。若さとはいつも自分自身を脱皮し、固定しないこと」
ゴッホやセザンヌは、当時は作品が誰からも評価されず、「いやったらし」かった。今は、社会が彼らに追いついてし -
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オードリーの若林正恭さんが大好きで、若い頃、岡本太郎さんのことを尊敬しているとラジオ等で聴いていたので、今更ながら太陽の塔を見に行って、そのまま現地でこの本を買いました。
第一章は付箋だらけになりました。
どう考え、どう生きていくのか、ということについて岡本太郎さんの熱いメッセージに圧倒されました。
仕事人間はつまらない。
芸術=人間の部分も政治経済と同じレベルで大事なものだというメッセージは1993年の本だが、現代にもそっくりそのまま通ずるものを感じました。
チャレンジ精神や、日和ってしまったときに、この本を読み返し若林さんと同じく、力をもらって生きていきたいと思います…! -
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