美の世界旅行

美の世界旅行

572円 (税込)

2pt

70年代、稀代の芸術家は世界を旅した。恐れと憧れを抱き続けたインド、熱く壮大なスペイン、全身が震えるほど愛するメキシコ、人生観が変わった韓国……。各国の美術と建築を独自の視点で語り尽くし、現地の人の暮らしに生身で入り込んでゆく。美の世界旅行、それは、太郎にしかできない太郎全開の旅――。長年の時を経ても驚くほど新しく瑞々しい、世界旅行の全記録! ※新潮文庫版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

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美の世界旅行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初めて岡本太郎の文章を読んだけれど、これほど上手いとは知らなかった。まるで岡本太郎と一緒に旅をしたような気にさせられ、その情熱に当てられる。熱がいつまでも残る。

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    岡本太郎のインド、スペイン、メキシコ、韓国滞在記。行ったことのないインドと韓国は、へーそうなのかという感じだったけれど、共通しているのは外から押し付けられた価値観、インドで言えば統治国英国の美術、スペインで言えばイスラム文化を否定するためのカトリック文化の魅力のなさが強調されている点で、その「外来文

    0
    2020年12月12日

    Posted by ブクログ

    1970年代、当時50代であった著者が書き記した世界旅行記、岡本太郎という1人の人間のとてつもない知性と情熱に圧倒される一冊でした。

    自分は現在40代前半ながら、ここまで知性と情熱に満ち溢れた旅行記を書くことができるだろうか...。
    知識が豊富なだけでは決して書くことができない。年を重ね人間として

    0
    2020年11月21日

    Posted by ブクログ

    少し前の時代の世界各地の雰囲気を感じました。
    岡本太郎の目線を通じて、今はもうできなくなってしまった旅行体験を読書を通じてできた気がします。

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    岡本太郎といえば、大阪万博の太陽の塔とビデオテープCMでの「芸術は爆発だ」くらいしか思い浮かばす、その芸術作人のイメージは、整っていないがエネルギッシュというものくらいだった。
    しかし、本書を読んで彼の芸術観には非常に共感を覚えた。
    驚いたのは文章がとてもすんなりと入ってくること。
    ヤマザキマリの解

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ



    新潮文庫 岡本太郎 美の世界旅行

    インド、スペイン、メキシコ、韓国の旅の記録


    「宇宙」という著者の感性を理解するのは難しい。とりあえず「宇宙」は 生命や神秘につながる 空間と解釈した


    その空間においては、生命が流動化し、生と死が循環し、永遠に輪廻が続き、世界旅行は そのような空間との出

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    宇宙はみな空に向かって開かれているものだと思っているだろうが、大地、つまり地の下に向かっても広がっている。

    ー岡本太郎

    0
    2023年02月24日

    Posted by ブクログ

    太郎さんの感性には熱がある。生命の根源から湧き起こるもの、その熱量を感じるものが好きなのだね。訪れた土地や美についての語りが岡本太郎らしいんじゃないかと思う。触れた美術や文化、風習から命の躍動を感じ取り、その刺激に自身の魂を奮わせ創作に活かしていたのかな。おどけた顔をしているカバー写真。その両目は彼

    0
    2018年02月20日

    Posted by ブクログ

    『生命爆発紀行』

    岡本太郎が世界中を旅行し、その都度、ナマの体から湧き上がる思いを執筆した作品。
    印象に残っている話はメキシコだ。
    作品よりも、その作品の見えない裏側になにかとてつもない臭気の色や形が目を大きく見開いて鑑賞者につきつける感じ。
    そのナマな表現はこれからますます浮き彫りとなり、宇宙の

    0
    2018年02月19日

    Posted by ブクログ

     岡本太郎の文章って、よくわかんないんだけど、なんかパワフル。読み終わってから頭の中で反芻しても、けっきょく何だったっけ?となる。 でもその熱だけは胸に残る。

     巻末の解説によると、岡本太郎は「芸術はうまくあってはならない、きれいであってはならない、心地よくあってはならない」という三原則を唱えてい

    0
    2017年08月15日

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