あらすじ
天才芸術家、岡本太郎とそのパートナー岡本敏子。二人が遺した、激しく熱く純粋な、男が男のまま、女が女のまま、愛するためのメッセージ。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
敏子のようになりたいし、
また敏子ように真っ直ぐに男を好きになりたい。
……オナラばっかりしてたり、靴下脱ぎ捨てててめちゃくちゃ足臭いのとかで、
尊敬の念をいつかしらか持てなくなくなるの、
なんとかしたい(笑)(笑)
Posted by ブクログ
2015年12月。
揺れ動く乙女な恋愛中に見るたびに、そうでないときも岡本敏子さんの言葉にぐっとくる。この本との出会いは武蔵小山駅のとあるカフェだったんだけど一目ぼれして、そのあとすぐ買った本。深い!毎日眺めたいくらい。
恋愛バイブル認定。
Posted by ブクログ
人間というのは相手ありき。
相手がいなくては自分を表現することはできない。
自分自身を開いて、瞬間瞬間の命を輝かせる。
そのためには女は男を必要とするし、男も女に刺激を受ける。
敏子さんの言葉が情熱的で、わたしもこんな恋愛をしてみたいと思いました。
流石は岡本太郎に愛された女性。なよなよしておらず、ほんとうに相手が好きでたまらないということが伝わってくる。
お互いにぶつかり合い、人間として高めあっていたんだと思います。
自由で情熱的であることは、なによりも人を魅力的にする。
Posted by ブクログ
この本は敏子さんと太郎さんの愛の言葉が沢山載っています。
どの言葉も生き生きしていて素晴らしい。
わたしは敏子さんみたいな女性になりたいです。
Posted by ブクログ
強い、あまりにも強い言葉たち。
何度もなんども噛まないと飲み込めない大きさと複雑さ。まだ喉につっかえっているけれど、肌にしみ込んでいくことだけは確か。
Posted by ブクログ
私も誰かにとって、こういう存在でありたい。全力でボールを投げて受け止めてもらうことばかり求めていたけれども、自分も相手を受け止める人間の器の大きさを備えたい、と思いました。わかりあうって、言葉に出して言わずとも…のくだりが私は好きです。
Posted by ブクログ
一歩を出す勇気をくれる本。
伝記だと繰り返す読むのも大変だが,phraseだけなので読み返すのが苦痛ではないだろう。自分をコントロールするかコントロールされるか。ありのままの自分の発露,その自分に共鳴する異性。恐れない。
男の方が上なのね。そうさ男は常に女に支えられている。
Posted by ブクログ
何度も何度も読んだ本です。
すごく深くて、愛に溢れています。
何年もかけて、少しでも近ずきたいと思います。
太郎さん素敵だし、
敏子さんのような女性を尊敬します。
Posted by ブクログ
大好きな本です。
恋愛でもやもやするときは必ず開きます。
敏子さんの考え方、感じ方、本当に女の私から見てもかっこよくて、素敵な女性だなぁって思います。
Posted by ブクログ
ふたりの愛のかたちがとてもすてきなの。尊敬や信頼がこんなににじみ出た言葉ってあるかしら。女性は、男性が『男の子』でいられるように、けしかけ支えなんでも受け入れる。自分を持って、いまに、瞬間に、一生懸命でいることが、後悔のない人生につながるのかなと思いました。
Posted by ブクログ
何度も何度も読み返している本。
私の恋愛観をそのまま表現してくれたような本。
岡本太郎さん、敏子さんに、感謝。
他人にはなかなか理解を得られず、
ココロが折れそうなときに読み返す。
そして、「これでいいんだ」と自信を取り戻す。
その繰り返し。
私のバイブル。
今日、今週末に結婚を控えた大切な友達に、
この大切な本をプレゼントする予定だ。
Posted by ブクログ
女にとって、組織や役割なんて、いつでも脱ぎ捨てられるガウンのようなもの。
瞬間を生きる。
賭けなきゃ。自分を投げ出さなきゃ。
もっと自分をさらさなきゃ、なにも始まらない。
情報に流されている自覚を持つ。
やきもちを妬く時間が無駄。いま向き合ってることがすべて、それが一番大切。
恋愛についてはあまり賛同できないけど、人として、生き方として、取り入れたいなって思う姿勢や考え方がいくつかあった。
岡本太郎は確かに破天荒だけど、でも無責任では決してなかったんだろうな。逆に、自分のすべてに責任をもってたんだと思う。
Posted by ブクログ
芸術家、岡本太郎とその秘書であり、養女であり、実質の妻であった岡本敏子。
二人の愛の言葉が
つらぬく
はぐくむ
ひきあう
かさなる
ぶつかる
の項目で連なる。
「つらぬく」ことをしなければ愛は得れず
「はぐくむ」努力なしには愛は続かず
「ひきあう」者同士はやはり自然とひきあう
「かさなる」ことでより大きな変化や成長がある
「ぶつかる」ことは最も大切。
ぶつかりながら歩み続ける。
愛に溢れた、愛しか詰まってない一冊。
Posted by ブクログ
『愛している、好き、何かしてあげたい。それだけでじゅうぶんじゃないの。(敏子さんの言葉より引用)』
から始まる妻敏子さんと、岡本太郎さんの言葉が詰まった本。
与えられることを考えて過ごしてきたから、愛するって何だろうって自問自答しながら読みました。
敏子さんの言葉から、太郎さんをどんな風に思い、支えてきたのか伝わってきます。
『恋愛というのは、お互いが溶け合っているようでいて、お互いに観察しあっていることなんだ。(太郎さんの言葉より引用)』
どんなに愛情があって、長い時間を過ごしても1つになれないから、お互いを知って探りたくなる。わかっていてもわからないから苦しい。でも、わかりあえた時に最高に幸せを感じるから、人は恋をしたいって思うのかもね。
Posted by ブクログ
岡本太郎になることを決意し、ひたすらに岡本太郎として振る舞い続けた太郎。
太郎を支えるべく、岡本太郎のパートナーになることを決意し、ひたすらに岡本太郎のパートナーとして振る舞い続けた敏子。
Posted by ブクログ
岡本太郎と、その秘書であり養女であり伴侶だった岡本敏子が、人どうしの愛について語った言葉を方々から集めたもの。「芸術は爆発だ!」よりよっぽどいい言葉がたくさん詰まっている。
総じて、太郎より敏子の言葉のほうが熱くて、そして胸を打つ。愛している自信にあふれている。太郎のことを「好き!好き!好き!」「愛することができて幸せ!」「いとおしい」といった思いがほんの一言からバンバン伝わってくる感じ。それに比べると、太郎の言葉は、どこかで聞いたことがある感じ。ちょっと屈折している感じもするな。
これって、やっぱり女性のほうが気持ちの言語化が上手ってことだろうか。稀代の芸術家といえども、言葉のうえでは女性に分があり? あるいは、そのくらい敏子が太郎を愛していたということかもしれない。この本にも、「どんなに仲のいいふたりでも、必ずどちらかが満たされぬ思いをもっている。一緒であるってことはあり得ない。でも好きなの。」っていう言葉があるんだけど、そういうことだろうか。でも、この満たされぬ思いすら、幸せの一つのような気がしてくるかのような敏子の情熱。
Posted by ブクログ
全身・全力で太郎さんを愛した敏子さん。時に敏子さんの慈愛に包まれ孤独を感じた太郎さん。人は一人一人で、一つになる事は出来ない。でも、だからこそ、愛しいし救われるんだ。相手が辛い時に、ちょっと踏ん張って支えてあげられるんだ。私も誰かにとって、そんな存在でありたいな。
Posted by ブクログ
愛について、改めて考え直した。寂しいとか、独占したいとか、「自分らしさ」なんか超えて、相手と向き合える恋愛を私はしてるかな?自分が女だからというのもあると思うけど、敏子さんに多く共感。
偉人の太郎さんを少し身近に感じました。
Posted by ブクログ
天才芸術家岡本太郎と、そのパートナー岡本敏子。
互いの全てをさらけ出し、本気でぶつかり合いながら人生を併走した二人による、「愛する言葉」の数々。
お互いや男女の在り方を語る言葉を通して、二人の率直でしなやかな人柄が伝わって来た。
「自分が大事、愛されたい、優しくされたい」というエゴを捨て去れない凡人には真似しようと思って出来るものではない。だけど言葉の表面からでも、感覚として参考になる部分は沢山あった。やっぱり本気で生きてきた人たちの言葉には魂が宿る。
Posted by ブクログ
なんというか、野生的? 本能的? 言葉一つ一つに凄みがある気ががする。「わかるけど違う」っていう言葉と、「なるほど」っていう言葉があるけど、どちらも心にグサっと直撃するかんじ。やっぱり自分が女だからか、敏子さんの言葉のほうが心に引っかかってくる率が高かった。
Posted by ブクログ
「発言」や「一言」を集めた本のため、
1ページに並ぶ文字数は少ない。
流れるようにさらりと読み終えてしまうもよし、
言葉の意味を噛み締めながらじっくり読みすすめるもよし。
恋愛についての言葉であっても、それだけではなくて、
恋人以外の人間関係を作り上げていく上で、
自分が一人の人間として生きていく上で、
「考えるヒント」となって「頑張っていこう」と励まされる。
78ページの敏子さんの言葉。
太郎さんが「男女」っていう素敵な字を書いたの。
男と女がくっついてひとつになっているんだけど、男が上。
だから「やっぱり男が上なのね」と言ったら、
「そうだよ、いつだって女が支えてるんだ」って言うのよ。
ちゃんとわかってらっしゃる。
なんて素敵な二人なんだろう、感動してしまった。
「男女」という二つの漢字が組み合わせられて出来た言葉。
そしてこの本の白い紙の上に「在る」青い文字で表される
男の言葉と赤い文字で表される女の言葉、
それらが全て岡本太郎さんと敏子さんの姿に重なる。
この本を開けば、わかっていないようで実はよくわかっていた、
人を愛する事にかけても天才で、
とてもカッコ良い岡本太郎さんがいて、
そんな彼を心から尊敬し、時には母のように、
全身全霊をかけて彼を愛した敏子さんがいる。