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Posted by ブクログ
世界でただ一人生き残った少女は幸せに暮らしていました。その少女は五人の家族と愛犬と暮らしていました。でも本当は五人の家族はもう死んでいて、実は愛犬と少女だけが生きていて・・・・・・
あらすじだけを読んで衝動買いした小説です。
内容はとても綺麗にまとまっていて、途中で飽きることなく勢いに乗ってすんなりと読み終わりました。
しばらく読んでいる内は「多分この後こうなるだろうなー」と思いながら読み進めていたのですが、読んでいる途中で急に意外な展開に変わりました。
とてもおすすめです。
この小説に文句があるとすればキャラクターデザインがイメージと合わなくて、小説の場面を頭で思い浮かべるのが少し困難だったぐらいですかね。
Posted by ブクログ
作品の纏っている雰囲気は柔らかく、ストーリーにも特に難点をつける場所は見当たらない。しかし、終始漂い続けた暗さを和らげることは出来なかったのだろうか。あまりの暗さに暗澹たる気分になってしまった。確かにこの暗さは作品の中核を成すテーマ性を背負ってはいるが……。
もう一つの特徴としては物語の語り部となる人物が箱庭で暮らしている人々に対して半客観的な立場にいる点。この物語は読者からすると主人公に見えてしまう少女ではなく、あえて機械を語り部にする事で徹底した暗さを保っている。
他の人物たちとは一線を画する「彼」が途中で巻き起こす騒動は正しく恐ろしいの一言に尽きる。
この作品では現状に至るまでの状況は描かれていない。描かれているのは楽園の始まりと終わりの部分だけだ。彼らの幸せを祈る隙も無い。何とも、悲しい気分になってしまう作品だった。
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