本田有明の一覧
「本田有明」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
-
作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー
-
前向きに頑張る彼らから、生きる勇気をもらいました。部活はきびしいけれど、いい経験していてうらやましく思いました。
Posted by ブクログ
-
息子の心に少しでも響いたら嬉しいなという下心をこめて購入。
す、すごい…。
この通りに実践を続けたら素晴らしい!
大人でもそれなりに読み応えありました。
小学校高学年以上向けかなと思います。
こっそり子ども用本棚に忍ばせておきます。何か少しでも響くものがありますように!
Posted by ブクログ
-
本書は子ども向けの自己啓発小説。
だけど、40歳目前のおばさんにもグッとくる。
難しい自己啓発本より、よっぽど分かりやすく、やってみようという気持ちになる。
Posted by ブクログ
-
冒頭───
帰りのそうじ当番をしていたとき、校内放送がかかった。
「六年三組の韮崎翔太くん。至急、職員室に来てください」
スピーカーで名前をよばれるのは、初めてのことだ。
モップを黒板の横に立てかけ、教室を出ようとして、ボスたちにぶつかった。
「翔太、なにをやらかしたんだ?」
ボスが大きなか
...続きを読むらだで前をふさいだ。
「さっき、警察のひとが職員室にいたぞ」
「おまえ、逮捕されるんじゃない?」
付き人のデカ丸とチビ丸が言った。いつものことだ。
──────
中学の卒業式のことは鮮明に覚えているけれど、小学校の卒業式はほとんど記憶にない。
僕らの時代、特に地方に住んでいた僕らには、小学校卒業といってもみんなが同じ中学に進学するので離れ離れになるという意識がなく、それほど悲しいイベントではなかったからだろう。
逆に、中学校ってどんな雰囲気なんだろう? 部活動は何をやろうか? というワクワク感のほうが大きかったように思う。
中学校はあくまで小学校の延長線上で、少し大人になっていく程度の気分だったのだ。
中学受験をするやつなんていなかったし、いじめもなかったし、本当にのんびりほのぼのした時代だった。
でも今は違う。
小学校高学年からいじめは存在し、不良と呼ばれるようなかなり危ない子供も結構いるようだ。
荒んだ公立中学を避けるために、或いはいい大学を目指すために、中学受験も当たり前になっている。
だから、中学進学を機にクラスメイトがばらばらになってしまうので、小学校の卒業式でも悲しさが募るのかもしれない。
この作品は、字も大きいし、表現も平易なので、児童文学の範疇に属すると思うけど、大の大人である私が不覚にも落涙してしまった。
純粋な子供たちの友情や、別れへの哀しみが描かれている姿に、感動してしまったのだ。
学年の中で一番駄目な組と思われている六年三組。
私立中学を受験する子が多く、みんなが好き勝手に行動し、順位付けのある学級対抗では最下位が指定席のクラスだ。
その三組が、あることをきっかけに合唱コンクールで一つになっていく。
コンクールの自由曲を主人公の韮崎翔太と帰国子女の細川が力を合わせて作ることになるのだ。
自分たちだけのオリジナルの歌を作る。
それは卒業の歌でもあり、出会いの歌でもあるという意味を込めて───。
こういう学校ものには弱い。
すぐにジーンと来てしまう。
六年三組の子供たちの未来に幸あれと願いたくなる。
児童文学ではあるけれど、大人が読んでもかなり感動できる良作だと思う。
Posted by ブクログ
-
とても分かりやすく書かれているので、楽しくてすぐに読んでしまった。
気づけば、今の職場にいる上司や環境と照らし合わせていて…。
上の立場でないからこそ気軽?に買えたが、ぜひ上の方々に読んで欲しいと思った。
Posted by ブクログ
本田有明のレビューをもっと見る