十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞

小説・文芸
805円 (税込)

4pt

59もの会社から内定が出ぬまま大学を卒業した二流男の伊藤雷。それに比べ、弟は頭脳も容姿も超一流。ある日突然、『源氏物語』の世界にトリップしてしまった雷は、皇妃・弘徽殿女御と息子の一宮に出会う。一宮の弟こそが、全てが超一流の光源氏。雷は一宮に自分を重ね、光源氏を敵視する弘徽殿女御と手を組み暗躍を始めるが……。エンタメ超大作!!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞
  • タイトルID
    :
    296515
  • 電子版発売日
    :
    2015年01月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「十二単衣を着た悪魔」

    2020年11月6日公開
    出演:伊藤健太郎、三吉彩花、伊藤沙莉

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十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    正直なところ私は源氏物語は全く詳しくなく、ほぼ何も知らない状態から読んだ。
    しかしとても読みやすく、面白く、サクサク読むことができた。

    内容的には最近流行りの異世界転生ものっぽい感じがあり、物語序盤で主人公が手にするあらすじ本が言わば未来視のチートアイテムのような感じもある。
    (とか言っておきながら、実は私自身は異世界転生ものは読んだことがないのを詫びたい)
    そう書くと転生先でやりたい放題かと想像するが、作者自身のあとがきで記載の通り、しっかりと弘徽殿女御を中心とした源氏物語の世界に沿って話は進んでいく。

    物語の中では主人公や弘徽殿女御周辺の人物の心理描写を中心として描かれており、現代の便利さなど一ミリもない平安時代の世の中でも、人の愛や嫉妬、母の強さなどは変わらないのだろうなと想像させる。

    神の子とされるほどの美しさ、上品さ、人を惹きつける魅力を放つ光源氏も本作の中では性欲モンスターとして描写が強く、読んでいて呆れるというか、本当に「お前なぁ・・・」という気持ちに何度もさせられた。
    私自身男性であるが、光源氏のように下半身に主導権を握られたくないものである。

    ラストに向けた描写は大筋は想像通りだったものの、前向きな終幕となりすっきりした気持ちで読み終えることができた。

    一番最後に衝撃だったのは、作者紹介欄に記載のあった作者の生まれ年。
    1948年と書いてあり、本日時点で御年75歳。
    あまりにも現代的な文で読みやすく、作者は30代かそうでなくとも40代くらいだと思っていたので、想像を遥かに超えていた驚きで読後感が吹っ飛んでしまった。
    タイトルもプラダを着た悪魔をもじったのだろうと初見からわかっていたが、この映画も公開は2006年で全く想像がつかない。

    作中にスマートフォンというワードも出てくるが、この本のリリースは2012年5月であり、当時のスマートフォンはiPhone 4Sの世代。
    作中後半に出てくることを加味しても、執筆中はもう少し前のはずなのでiPhone4世代だと考えられる。
    まさにスマホ黎明期でスマートフォンを持っている人のほうが圧倒的に少なかった時期。
    そんな時代から当たり前のように作中にスマートフォンというワードが登場するあたり、作者の若さに本当に驚かされた。

    最後にもしかしたらこの投稿を読んでいるかもしれないこの本を貸してくださった方へ。
    4年も本借りっぱでごめんなさい。明日返します。

    0
    2024年09月03日

    Posted by ブクログ

    気付いたら源氏物語の中に入り込んでいた…と聞いただけでワクワクするような話だと思った。
    私は源氏物語を一切読んだことがなく、全く源氏物語の内容がわからないで読み始めた。

    読み進んでいるときには感じなかった、源氏物語への思いが読み終わった後に爆発した。
    もっと源氏物語を知りたい、読みたい。
    もっといろんな人達の心に触れてみたいと思った。
    近々源氏物語をちゃんと読んでみようと思う。

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    痺れる程にかっこよく、ウーマンオブザイヤーだったら大賞クラスの弘徽殿の女御がメインのストーリー。
    源氏物語は、7年位講座に通っていたので元々興味がありました。
    「十二単を着た悪魔」は本家とはかなり違う視点で書かれていましたが、最初から最後まで楽しく読ませていただきました。

    ちなみに本家の弘徽殿の女御といえば、ヒール度100%の悪の帝王という感じです。
    内館牧子さんはそのイメージを全て覆し女御の知られざる?魅力を存分に引き出す方法として、現代の感覚と発想を持つ女性として女御を登場させました。
    とりわけ印象的だったのは彼女の言葉でしょうか。
    とにかく何でもズバッとハッキリ言ってのけてしまうのです。
    今の時代では好ましいかもしれませんが、平安時代では完全にNGです。
    周りに控えている人々は完全に引いてまい、帝ですら
    恐れていました。
    どこまでも強くて厳しい物言いなのですが、言葉の底には、世のために…という確かな思いがありました。

    光は気付いていたのだと思われます。
    人間離れした鋭すぎる感性を持つ人物だったので。
    そしてもう一人の主人公の雷。
    雷は元々現代の人なのですが、なぜか源氏物語の世界へトリップしてしまったのです。
    26年という長い年月を女御の側で過ごし、女御と他の様々な人物たちと喜怒哀楽を共有してきました。
    その中で心の機微というものを捉えられる人間に成長したのだろうと思われます。

    どんな時でも誠実に丁寧に向き合うという事は、相手の本当の思いに触れられる第1歩なのでしょう。

    今一度、本家の女御を見直してみようと思い立ち、昔の資料を発掘中です。
    当時読んでた本も出てきましたけど、それは又次の機会に。
    私の部屋はすっかり散らかってしまいましたが大満足な読書体験でした。
    (足の踏み場はありますよ…一応歩けますので…)

    最後に女御の決めゼリフ。
    「能力は形にして示すものだ」
    やっぱり痺れます。




    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    源氏物語をほとんど読んだことがないのだが,この超大作は面白すぎる!
    浦島太郎の反対バージョンにもなってるのかな?

    0
    2023年11月05日

    Posted by ブクログ

    タイトルにひかれて軽く読み進めていたら、ぐんぐん引き込まれて一気に読んでしまったお話。
    歴史ファンタジー、ではあるのだけれど、登場人物の心情がとても繊細に描かれていて、切なくて泣けます。

    0
    2023年10月10日

    Posted by ブクログ

    プラダを着た悪魔 が大好きで、それに通じるものがあるのかと思って手に取りました。
    十二単を着た悪魔は、本当に悪魔のようでした。笑

    その時代の立場や役目は生まれた時から決まっているようなものだけど、現代よりもシビアな女の争い、いかにしたたかに賢く振舞うか。読んでいて本当に面白かったです。

    女性として生きた証を残せるような人になりたいと思いました!

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    ラブコメちっくな実写版はあまりタイプではなかったけれど、弘徽殿の女御の台詞がとてもよくて、、!
    これは原作だったらめちゃめちゃおもしろいのではないか?と思い手に取りました。

    結果、毎晩ベッドで夜更かししてしまうほどとてもおもしろかった。
    平安時代の物語の世界へタイムスリップという、「ありえない×ありえない」な設定なんだけど、平安の時代情景までもしっかり書かれていて想像力が掻き立たされました。

    私も一度でいいから平安時代の新鮮な空気を吸って、真っくらな夜を体験してみたい、、✨

    0
    2022年10月19日

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    源氏物語に詳しくないけれど、弘徽殿女御のキャラに惹かれ、どんどん読み進めていけました。
    色々考えさせられる事や、共感や感心などもあり、色んな面白さで楽ませんてもらいました。
    後書きも面白くて、だからこの題名なのね!と納得したりして、最後の最後まで楽しませてもらいました。

    0
    2022年10月17日

    購入済み

    題名がピンとこない。

    源氏物語に題材をとった作品は多いが、脇役悪役憎まれ役の弘徽殿女御をヒロインに仕立てた着眼点が素晴らしい。更にこのヒロインのキャラクター作りが実にいい。兄弟愛 親子愛 男女愛 権力愛と今も昔も変わらない愛情の描き方もすっと頭に入ってくる。(当時の人としてはあまりにも現代風の思考形態になっているような気がするが)
    ただ題名がピンとこない。作者は随分なこだわりがあるようだが。

    0
    2021年09月01日

    購入済み

    良かった

    終わり良ければ全てよし。最後、主人公がスッキリとした気持ちで終わったので、良かったです。男前なこきでんの女御がとてもカッコ良かった。素晴らしい。

    0
    2020年11月07日

十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞
  • タイトルID
    :
    296515
  • 電子版発売日
    :
    2015年01月09日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • 映画化

    「十二単衣を着た悪魔」

    2020年11月6日公開
    出演:伊藤健太郎、三吉彩花、伊藤沙莉

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