幻冬舎新書作品一覧
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3.4もう充分に生きた。あとは静かに死にたい――。83歳の小説家は、老いて身体の自由がきかなくなり、男の機能も衰え、あらゆる欲望が失せ、余生に絶望した。そして、ゆるやかに自死する「断食安楽死」を決意。すぐに開始するや着々と行動意欲が減退、異常な頭痛や口中の渇きにも襲われ、Xデーの到来を予感する。一方で、テレビのグルメ番組を見て食欲に悩まされ、東日本大震災のニュースにおののきつつも興味は高まり、胃痛に耐えられず病院に行く。終いには、強烈な死への恐怖が! 死に執着した小説家が、52日間の断食を実行するも自死に失敗した、異常な記録。
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4.1未曽有の国難が続く中、政府・東電の情報隠蔽に加担した記者クラブ報道の罪が次々と明らかになりつつある。「格納容器は健全に保たれている」「ただちに健康に影響する値ではない」という言葉を何の疑問もなく垂れ流し、結果として多くの人々を被曝させた罪。放射能汚染水の海洋投棄をやすやすと看過し、日本を犯罪国家に貶めた罪。記者クラブメディアが国を滅ぼしたのだ。この焼け跡で、日本人が自らを守り、生き抜くために手に入れるべきメディアリテラシーとは何か。電子書籍版ボーナステキスト「報道と私 ~出会って恋して嫉妬して~〈畠山理仁〉」収録!
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4.0「頼み事がうまくいかない」「心を開いてもらえない」など、「自分が嫌われている」と思った経験は誰にでもあるだろう。自分も知らないうちに無神経な言動をして誰かを傷つけていないか、一度振り返ってみることは有用である。そこで本書では、メールで相談に乗ってもらったのに「なるほど」だけの返信をする人や、独りよがりの励ましをする人、エレベーターでわざわざ操作パネルから遠いところに立つ人など「嫌われる人」の言動を詳細に挙げ、そういう人をどう扱うか、そして周囲から「必要とされる人」になるためにはどうすべきか、その考え方や手法を具体的に解説。
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3.9不倫スキャンダルはなぜ繰り返されるのか? 彼らは「性欲モンスター」ではない! セックスでしか満たされない人たちの実態とは。 □性的な思考や行動をしているとリラックスできる □不安や孤独感をやわらげるためにセックスすることがある □セックスの後、罪悪感や自責の念を抱いて落ち込む □性的行動に時間をとられ、家族や友人をおろそかにしている □最近、性的行動のせいで集中力や仕事の能率が落ちている □性的関係を持つ相手を次から次へと変えている □性的行動を隠すため、噓をつくことがよくある ……ひとつでもあてはまったら要注意! 不倫を繰り返して離婚、風俗通いで多額の借金、職場のトイレでの自慰行為がバレて解雇……度重なる損失を被りながらも、強迫的な性行動を繰り返してしまうセックス依存症。#MeTooムーブメントの引き金となった映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインも治療を受け、最近ではお笑いコンビ、アンジャッシュ・渡部建さんの不倫スキャンダルでも「セックス依存症では」?と憶測が流れた。 「セックス中毒」「性欲の強い変態」などと偏見を持たれがちだが、実は性欲だけの問題ではない。脳の報酬系に機能不全が生じて「やめたくてもやめられない」状態に陥ることに加え、相手への支配欲や満たされない承認欲求、過去の性被害や刷り込まれた性的嫌悪、「経験人数が多いほうが偉い」といった〈男らしさの呪い〉などが深く関わっているのだ。 2000人以上の性依存症者と向き合ってきた専門家が、実例をもとにセックス依存症の実態に迫るとともに、専門機関での治療や、ほとんど知られていない自助グループでの回復へ向けた取り組みを紹介。さらに性依存症の背景にある「男尊女卑」「性欲原因論」「家庭での性教育」といった社会問題を解き明かす。AV男優・森林原人氏との対談も収録。
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4.5自分の人生の主導権を、コロナにも医療にも奪われないために。 新型コロナの感染拡大では、「医療崩壊」の危機が叫ばれた。 しかし、病院数も病床数も世界一多い日本で、なぜそんな事態に陥るのか。 そこには、「世界最高レベル」と称される日本の医療が、私たちの健康と幸福につながっていないという、根深い問題があった――。 著者は、財政破綻の結果、市内にひとつしかない病院がなくなるという「医療崩壊」が起きた夕張で地域医療に従事。 その経験を踏まえ、コロナ禍で露呈した日本の医療の問題点を明らかにする。 ■病床が多いと平均寿命が延びる ■全国どこでも同じような医療が受けられる ■医師が忙しすぎるのは医師不足だから ■医療も市場原理に任せるほうがうまくいく ■地域の病院は減らしてはいけない ■公立病院の赤字は税金の無駄遣い ■病院がなければ高齢者は幸せに生きられない ↑↑↑↑↑↑ 知っていましたか。以上7つはすべて「大いなる誤解」です! 〈目次〉 第1章:コロナ禍で起きた「おかしなこと」 第2章:人はウイルスとは戦えない 第3章:各国のコロナ対応、その背景と結果 第4章:日本の医療をめぐる7つの誤解 第5章:医療崩壊した夕張で起きたこと 終章:医療に私たちの人生を明け渡さないために
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3.8「最近、本の質が落ちた」と感じる人が多いと聞く。無類の読書家であり経済学者の著者は、そんな人にこそ「古典を強くすすめる」という。「古典に新しい情報はない」と思うのは早計だ。組織のメカニズムを知りたければトルストイの『戦争と平和』、人を説得する術を知りたければシェイクスピアの『マクベス』。人が作った組織や人間の心理は昔から基本的に変わっておらず、トルストイやシェイクスピアといった洞察力を持った作家が書いたものは、現代人に多くのことを示唆するのだ。著者が推薦する本を読めば、そのめくるめく世界観に心浮き立つだけでなく、仕事で役立つ知識も身につくこと、請け合い!
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3.0霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)――2020東京五輪のゴルフ競技開催会場こそ、言わずもがな、日本のゴルフ興隆の地である。1957年にそこで行なわれた試合が火付け役となり、一大ゴルフブームが到来。70年代にはビッグトーナメント全盛期を迎える。スポンサーにはタイヤメーカー(住友ゴム)に加え自動車(三菱自動車)、カード会社(三井住友)が参入、バブル崩壊後はパチンコ・不動産など新興が勢いを増した。プロゴルフのスポンサー企業の移り変わりを辿ることで、戦後経済の盛衰を浮き彫りにする。
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5.0還暦を過ぎて子どもがほしくなり31歳スリランカ人と成婚した61歳男性。ピースボートの船上で72歳男性にプロポーズされた80歳女性。65歳以上の独居人口は620万人を超え、伴侶を求めるシニアも増加の一途。だが人生の酸いも甘いも噛み分けた世代の婚活には、複雑多岐なしがらみがあり、ゆえに結婚の暁には極上の喜びに変わる。本書では多くのインタビューから見えてきたシニア婚活の実態と成婚への道筋を紹介。恋愛感情は必要か? 子どもをどう納得させる? 「後妻業」への防衛策は? 幸せな老後、幸せな最期を求める人々の愛の記録。
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4.3渋沢栄一は農民の家に生まれながらも、二十五歳で一橋慶喜に仕え、幕臣としてパリ万国博覧会へ派遣される。だが近代ヨーロッパの列強を見聞中に明治維新を迎え、仕えていた徳川幕府が消滅。帰国し大蔵省の官僚を経て、三十四歳で念願の実業界に転身。数多くの企業を興し、日本近代資本主義の父と呼ばれるまでになる。彼の人生を大転換させたのは常に人との出会い――幼少からの師・尾高惇忠、運命を変えた平岡円四郎、主君・徳川慶喜、そして維新に不可欠な大隈重信、井上馨、大久保利通だった。与えられた場所で輝き続け、日本経済の礎を築いた栄一の生き様こそ不透明な現代を生き抜くヒントだ!
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4.01946(昭和21)年、毎日新聞が「日本国憲法草案(宮沢乙案)」をスクープ報道した瞬間、日本の憲法と皇室典範の受難は始まった。情報漏洩元は東大憲法学の権威・宮沢俊義(彼の弟が毎日の記者)。この一件がGHQを刺激し硬化させ「マッカーサー憲法」作成の契機となる。天皇条項には当初、天皇の身分の保障すらなかった。憲法の次は皇室典範だった。自らの公職追放を逃れるため今度はGHQの意向に添わんとする宮沢と、天皇と皇室を守るため立ち上がる宮内省参事官・高尾亮一の壮絶な闘い。誰も書き得なかった皇室典範成立秘史、衝撃のスクープ・ノンフィクション!
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3.8警察そのものへの好悪は別にして小説、映画、ドラマ…etc.と『警察モノ』は絶大な人気を誇る。本書は、それらとリアルな警察との橋渡しをするべく、元警察官でありキャリア警察官僚であった人気作家が、よく使われる言葉を、「事件」「警察関係者」「警察組織」「隠語」の4ジャンルに分け、虚実も含めて平易かつ正確にエッセイ形式で解説した。『警察モノ』ファンのみならず、警察官及び官僚志望者、警察エンタメの作者、現場での刑事訴訟法の活用を知りたい学生にも「警察というカイシャ」の実態がわかる画期的な警察読本。
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4.3「貸出先がない」「銀行の数が多すぎる」という銀行の常識は正しいのか。「十分な担保・保証がある企業以外には貸し出しをしない」という「金融排除」を銀行自らが疑いもしないのはなぜか。特に人口減少の激しい地域で、この問題を放置すれば、地方の衰退を招くだけでなく、金融機関の自滅にも繋がりかねない。そこで金融庁は、排除の克服を求め「未来の健全性」を重視した銀行検査に着手。本書では「金融排除」の実態を明らかにしつつ、革新的なビジネスモデルで実績を上げ始めた金融機関の事例も紹介。「銀行消滅」に怯える前に、地方金融が活性化する方策はいくらでもある!
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4.5前著から5年、77歳になった著者が医療と介護について再び毒を吐く。世間では2025年問題(団塊の世代が75歳以上になる)を解決すべく、「健康寿命」を伸ばして「要介護」の期間を縮めようと様々な取り組みがなされているが、それは結局“弱っても死ねない身体づくり”をしているだけ。健康寿命を伸ばすことで要介護期間が延び、社会全体の医療と介護費用はますます増えてしまうのだ。誰もが「ピンピンコロリ」を願うが、それは1等7億円のジャンボ宝くじに当たるよりむずかしいこと。ならば老人はどうすればいいのか? 生き方、死に方についての意識が変わる、目から鱗の一冊。
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3.5在米ジャーナリストが選挙後の最新情勢をもとに分析。 トランプ論の決定版! ドナルド・トランプが第45代アメリカ大統領に就任する。 ヒラリー・クリントンとの「史上最低の泥仕合」によって 国民が大きく分断されたアメリカ社会を、 「偉大なアメリカ」に再生できるのか? 屈指のアメリカ・ウォッチャーが、新政権のリスクとチャンスを見極め、 日本の取るべき道を示す。 (主な内容) ■泡沫候補だったトランプがなぜ勝利したのか? ■世界中のメディアと専門家は何を読み間違えたのか? ■「暴言・放言」は民意に訴える「仕掛け」だった ■「在日米軍のコストを全額負担せよ」「対日貿易に高い関税をかける」 発言は実行されるのか? ■日本は慌てて新政権との人脈づくりをする必要はない ■新政権の「孤立主義」は、日本のプレゼンスを高める好機になる
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4.1国民を舐めきった政治家に、激怒せよ! もはや日本に道徳はなく、損得しかないのか!? 今、つくりだすべき倫理とは? 日本は戦争する国になった。これは怒(いか)ることを忘れ、日米安保に甘えた国民の責任だ。安保法制化も、沖縄県民だけに押し付けてきた米軍基地の問題も、当事者以外の意見を封じる福島の原発問題も背景にあるのは、怒りや苦しみによる連帯ができず、すべて他人事(ひとごと)として受け流す日本人の感情の劣化だ。しかし、今度こそ怒らねば、そして怒りつづけねばならない。戦争する現実を直視しつつ、舐めた政治家たちに恐怖を与えねばならない。この危機に、かつて罵り合った小林よしのり氏と宮台真司氏、さらには東浩紀氏という日本を代表する論客三人が集(つど)い怒り合った。暴走する権力を阻止し、共闘することを誓った一冊。 感情を抑えるな! 絶望に囚われるな! 〇日本を変えるにはときには政治家へのテロしかない場合もある 〇国民国家間の戦争は本当にありえるのか 〇インターネットが持っていた連帯の可能性もいまは消えた 〇かつては日本が戦争を仕掛けたという事実を水に流していけない 〇「崩れた民主主義」の行きつく先 〇保守でも革新でもない、新しい日本像をつくる
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3.4軍歌は、日本史上、最も国民の心を掴んだ音楽だ。初めての軍歌「来れや来れ」が登場した一八八五年から終戦の一九四五年までに作られた曲は一万超。軍歌は、政府にとって国民を戦争に動員するための道具であり、国民には最も身近な娯楽、レコード会社・新聞社・出版社には、確実に儲かる商品だった。一九三七年の「露営の歌」は約半年でレコード売上六〇万枚超の大ヒット。一九三八年のミリオンセラー「愛国行進曲」は、第二の国歌といわれる定番曲となった。そこには、今では怖いイメージがつきまとう軍歌のまったく違う姿がある。誕生から末路まで、史上最大の大衆音楽の引力に迫る。
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3.2かつて“W村上”などという呼び方をされた時期もあったが、龍のファンは春樹が苦手で、春樹のファンは龍が嫌いだったりすることが多い。しかし、二人の作品を時代ごとに対比させると、両者とも「アメリカ」「戦争」「セックス」「バブル経済」「崩壊の予兆」「十四歳」など、根っこの部分で驚くほどテーマがつながっていることがわかる。両MURAKAMIの物語によってあぶりだされた私たち自身の時代を振り返る、今までにない鮮烈な試み!
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4.0「プレー前夜に読む過去の名手の福音は、私にとって心のレッスン書、最高の良薬である」――伝説の名手ベン・ホーガンの言うとおり、ゴルフ上達のヒントは、往年の選手たちの一言に隠されている。スランプに陥るたび、古今東西のプロアマが残した名言にインスピレーションを得たという著者が、その背景や解釈、独自の練習法を紹介。「インパクトで左手の甲を目標に向けたら、ボールは目標へ向かって飛ぶ」(リー・トレビノ)、「風雨の激しい日は、あらかじめ5打多く打つ覚悟を決める」(ウォルター・ヘーゲン)ほか実践的名言35を厳選。アベレージゴルファー必読の書。
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3.4「腕に蚊がとまって血ぃ吸おうとしたらパシンて打つやろ。蚊も人も俺にとっては変わりない」(大牟田四人殺人事件・北村孝紘)、「私ねえ、死ぬときはアホになって死にたいと思ってんのよ」(近畿連続青酸死事件・筧千佐子)。世間を震撼させた凶悪殺人犯と対話し、その衝動や思考を聞き出してきた著者。一見普通の人と変わらない彼らだが、口をつく論理は常軌を逸している。残虐で自己中心的、凶暴で狡猾、だが人の懐に入り込むのが異常に上手い。彼らの放つ独特な臭気を探り続けた衝撃の取材録。
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3.9人類の悲劇を巡る旅「ダークツーリズム」が世界的に人気だ。どんな地域にも戦争、災害、病気、差別、公害といった影の側面があるが、日本では、それらの舞台を気軽に観光することへの抵抗が強い。しかし、本当の悲劇は、歴史そのものが忘れ去られることなのだ。小樽、オホーツク、西表島、熊本、栃木・群馬などの代表的な日本のダークツーリズムポイントを旅のテクニックとともに紹介。未知なる旅を始めるための一冊。
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3.0古都のいやらしさ、それこそが美徳。 なぜ1200年たっても京都は古臭くならないのか? その秘密はイケズにあった! イケズ――京都人は排他的で底意地が悪く、何を考えてるかわからないという。腹の底で何を考えているのかわからないのは人間なら誰だって同じなのに、なぜ京都人だけがそう揶揄されるのか。 京都は山に囲まれた狭い盆地に作られた閉鎖的な町だ。そこで発生し、時間の淘汰と外圧に耐えた独自の文化を、京都の人々は工夫し、変化させながら、子々孫々確かな目利きで守り継いできた。その温かくも厳しい目こそが、今なお京文化を育む力であり、よそ者に憧れと劣等感をも抱かせるイケズの根源なのだ。 丹念な取材と考察を重ねて千二百年の伝統「イケズ」の正体を解き明かすと、均一化して活力を失った現代日本再生の鍵までもが見えてきた!
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3.7【ホリエモン×カジノで106億円熔かした井川意高の壮絶な人生哲学のぶつかり合い】 すべてを失わなければ、辿り着けない強さがある! 大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、 世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。 大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、 42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。 二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ“人生の表と裏”“世の中の清と濁”。 東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。 ○エリートが辿り着いた“ムショの教え”○ ・人間の嫉妬ほど怖いものはない ・「成り上がり」は真っ先につぶされる ・裁判官の年収以上の金を動かした人間は全員悪人 ・ドンペリより運動後の麦茶のほうが美味い ・くだらない愚痴を言い合えない環境ほど辛いものはない ・刑務所では前を向いてはいけない。後ろを数えろ ・すべてを失って初めて、自分らしい生き方が見つかる ・夜の独房で「死の恐怖」と戦って分かること ・どんな大恥をかいたって、すぐにみんな忘れてくれる ・結局、仕事に勝る自由はない ・シャバでついたアカは刑務所に入ってキレイに落とせ
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3.5近年、穴場的な「隠れ名所」が注目されがちな京都。だが、京都を愉しむなら、まず「定番」を押さえたい。誰もが知る名所・名店・祭事でも、その成り立ちや、今に至る歴史の流れまで知る人は少ない。名刹の背後にある物語、「京都風」でない真の京料理を守り続ける料理人の心意気、都人の春夏秋冬の愛で方、花街のルールなどについて知ると、京都の奥ゆかしさや美しさの理由が分かる。この街で生まれ育った著者でさえ、定番を改めて辿ってその奥深さに驚愕した。数多の情報に振り回されず、本当の京都を知るための究極のガイド。
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3.3今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。
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4.1平成22年「くまもとサプライズ」キャラクターとして登場したくまモン。 商品売上は1年で293億円、熊本のブランド価値向上への貢献は計り知れない。 ゆるキャラ・くまモンを「売るキャラ」に育て上げたのは、PRもキャラクタービジネスも経験ゼロの、しがない地方公務員集団・チームくまモン。 くまモン失踪事件などの物語戦略、利用料フリーで経済を活性化させる楽市楽座戦略等々、公務員の常識を打ち破る自由な活動を展開し、自治体史上例のない成功を遂げた奇跡のプロジェクトの全貌。
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4.0平成元年、ベルリンの壁とともに世界秩序も崩壊したことに気づかず、バブルに浮かれていた日本人。バブル崩壊後も、相次ぐ大災害と長きデフレにより、目先の生活を守ることに追われて、志向はさらに内向きに。そして日本は、理念を持たない「戦争ができる国」となり、「デマと差別が溢れる国」となった。その姿は、国際社会から取り残され、無謀な戦争に突き進んだ戦前の日本とあまりに重なる。過たずに済む分岐点はどこだったのか。昭和史研究の泰斗と現代を代表するジャーナリストが、平成の失敗を徹底的に検証した白熱対談。
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3.5年齢を気にせず好きなことに没頭している人は、みな若くてイキイキしている。一方で「もう年だから」が口癖の人は総じて老け込み、わびしい人生を送っている。ことほどさように年齢を意識しすぎることは何の得にもならず、生き方を狭めてしまうだけである。「年齢を聞くことは品のない行為」「『還暦祝い』が嬉しい人はいるのか」「今日という日が人生で一番若い」「外見の若さを求め続けると、いつか破綻する」「年齢を自分で決めると楽になる」等々、年齢を超越し、充実した人生を送るヒントが詰まった一冊。
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4.0雅で煌びやかな反面、寂しさや侘しさを内包している京都――。平清盛に心変わりされた祇王が出家した「祇王寺」、愛する男と生きるためすべてを捨てた遊女の眠る「常照寺」ほか、千二百年の歴史を持つ都には、悲話の残る小さな寺社が多い。また、朝陽に照らされた東寺五重塔、大覚寺大沢池の水面に映る景色、野宮神社の“黒い”鳥居など、街中で、ふと足を止めて見入ってしまう物悲しい光景にもたびたび出会う。綺麗、楽しい、美味しいだけじゃない、センチメンタルな古都を味わう、上級者のための京都たそがれ案内。
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3.8「家庭を持って初めて一人前になる」とはよく言われるが、実際に幸せになる人はどれほどいるのか? 日本で初めて加害者家族支援のNPO法人を立ち上げ、千組以上の相談にのってきた著者は問う。なぜなら「妻の不妊治療に協力しながら痴漢行為をやめない夫」「家にお金を入れないダメ夫へのストレスから生後間もない息子を殺した妻」等々、家族のせいで不幸になる人が後を絶たないからだ。「加害者家族に共通するのは、極端に世間体を気にし、愛情のかけ方を間違えていること」と著者。家族が本当に幸せになるとはどういうことかわかる一冊。
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3.7大阪と聞いて何を思いうかべるだろうか? 芸人顔負けのおばちゃん、アンチ巨人の熱狂的阪神ファン、“金もうけとど根性”の商売人……しかしそれらは東京のメディアが誇張し、大阪側も話を盛ってひろがった、つくられた大阪的イメージだ。「おもろいおばはん」の登場は予算のない在阪テレビ局が素人出演番組を安く量産した結果だし、阪神戦のテレビ中継がまだない一九六〇年代、甲子園球場は対巨人戦以外ガラガラだった。ドケチな印象はテレビドラマが植えつけたもので、「がめつい」は本来、大阪言葉ではなかった。多面的な視点から、紋切型の大阪像をくつがえす。
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3.0アフリカからの難民をイタリアが堂々と受け入れ拒否し、EU内では政権参加するポピュリズム政党が増加、ロシアの軍事的脅威には徴兵制復活の動きで対抗する……。ギリシャの共通通貨ユーロ離脱は一応回避し、外からは一見、落ち着きを取り戻したかのように思える欧州。だが、エリートたちが懸命に目指そうとする理想とは裏腹に、普通の人々の生活レベルでの不満は鬱積し、むしろ深化していた――。9年半のベルリン特派員経験を持つ著者が、緊張の現場を丹念に取材。米・英に続く、ヨーロッパの「本音化」というべき現象が、EUの協調を崩し、世界の衝突の震源地となる!
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4.3「肝【かん】・心【しん】・脾【ひ】・肺【はい】・腎【じん】」という五臓で人間の体を捉える中国伝統医学。中でもとくに重要なのが「腎」。腎は腎臓だけでなく成長・生殖の働きも含み、生命の素となるエネルギー=腎精【じんせい】を蓄えている。腎の衰えは性欲・やる気の低下として現れるだけでなく、脳の働きも左右する。加齢と共に減る腎精をどう長持ちさせるか? 決め手になるのが「食こそ薬」と考える食養生法【しよくようじようほう】だ。「毎日一握りのナッツを」「肉は骨つき・皮つきが基本」「食べても消化できなければ毒になる」等、2000年の伝統から編み出された究極の「抗衰老【アンチエイジング】」。
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3.8個人主義で自己主張の強い欧米人とくらべ、日本人は集団主義的で協調性があり、「和をもって貴し」とする民族だと言われてきた。しかし、ひとたび街に目をむければ、それはまちがいだと気づく。利権まみれで雑多な東京。くいだおれ太郎やかに道楽など人形だらけで幼稚な大阪。“千年の都”と称されながらスクラップ・アンド・ビルドをくりかえす京都。ローマと東京、ヴェネツィアと大阪、フィレンツェと京都――街並をくらべるかぎり、近代化に成功し、本物の自由を勝ちとったのは欧米ではなく日本なのだ。都市景観と歴史が物語る、真の日本人の精神とは?
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4.0世界の知性が見る「民主主義の限界と現実」とは? 大反響のNHK異色教養ドキュメント、 待望の書籍化! 世界中で民主主義が劣化している。アメリカのトランプ現象、イギリスのEU離脱、フランス極右政権の台頭など、多数の民意を反映した選択は、目先の利益のみを優先し、自国の生き残りを賭けたものばかりだ。協調、共和といった精神からかけ離れたむき出しの欲望が民主主義と結びつき、社会の分断は加速する。今、世界の知性たちは何を考えるのか──?若き天才哲学者、マルクス・ガブリエルら六人が考察する政治変動の深層と民主主義の混迷。世界の現実を知る必読書。
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3.5大規模サイバー攻撃により、チェルノブイリ原発一時停止。 原発、病院、銀行、交通機関――日本も狙われている! 世界中の貧困層や若者を中心に、ハッカーは「ノーリスク・ハイリターン」の夢の職業だ。同時に、サイバー犯罪による“収益”を資金源とする犯罪組織やテロリストは、優秀なハッカーを常に求めている。両者が出会い、組織化され、犯罪の手口は年々巧みに。「気付かないうちに預金額が減っている」といった事件も今や珍しくないし、数十億円を一気に集めることも容易い。一方で、日本人は隙だらけ。このままでは生活を守れない! 日々ハッカーと戦うサイバーセキュリティ専門家が、ハッカーの視点や心理、使っているテクニックを、ギリギリまで明かす。
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3.5これからは文系ビジネスパーソンにも、数学的スキルが不可欠だ。といっても、数式の勉強が必要なのではない。大事なのはコミュニケーション、物事を数字で把握し、論理的に伝えられるようになろう。「見積もりは?」と聞かれたら、「〇円くらいです」と概算して即答する。「今後の成長市場はここ」と、販売データを一目瞭然のグラフに加工してプレゼンする。「定義づけ」と「三段論法」で、ムダなく明快に説明してNOと言わせない等々――数字の苦手な人でも飛躍的な成果を上げられるノウハウを開陳! 本電子書籍版には限定特典として、「伝わる文章の書き方」を収録。 論理的でわかりやすい文章にするためのテクニックを特別に公開!
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3.6一軍を支え、一軍を目指すプロ野球の二軍。各チームに所属する約70名の「支配下登録選手」のうち、一軍登録された28名を除く最大42名の彼ら二軍選手は、どんな日々を送っているのか? 一軍の状況次第で急遽昇格することもあれば、二軍戦への出場機会ですら一軍選手に奪われることも。調整中のベテランと新人選手が入り交じり、「プロの厳しさ」を肉体的・精神的に学ぶ「二軍のリアル」を元メジャーリーガーの現役監督が解説。さらには、日米ファームチームの違いや二軍の試合の楽しみ方、監督ならではの苦労や裏話も満載。
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4.1ブッダは、人生の「苦」から抜け出すには、出家して修行、すなわち瞑想を実践することで、煩悩を解脱した「悟り」に至らなくてはならないと説いた。 では出家したくないのはもちろん、欲望を捨てたくない、悟りも目指したくない「普通の人」は、「苦」から逃れられないのか? 「普通の人」の生活にブッダの教えはどう役立つのか? 瞑想をすると何が変わるのか? タイで三十年近く出家生活を送る日本人僧侶と気鋭の仏教研究者が、スリリングな対話を通して「実践する仏教」の本質に迫る。
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3.0北は雪山を180度のパノラマで楽しめる十勝岳温泉(北海道)から、南は日本最南端にキラキラ輝くシギラ黄金温泉(沖縄)まで。 さらには、標高2150mの日本最高所に湧く山の秘湯「本沢温泉」(長野県)から、170mの谷底に湧く四国一の名湯・祖谷温泉(徳島)まで……。 日本全国3500以上の温泉に入浴してきた温泉博士が、6つ(海、山、川・湖、露天、内湯、温泉街)のジャンルに分けて100の「絶景温泉」を厳選。景観と温泉(温泉地)の魅力を詳述する。