川端康成と女たち

川端康成と女たち

小説・文芸
940円 (税込)

4pt

3.5

女給ちよや藝者の松栄など、実在する女性たちの像がちりばめられた美しき川端作品の数々は、古今東西の名作のご多分に漏れず、今少しずつかつてとは違う読み方をされつつある。時代の感性や情緒が変化する中、川端作品はどれが「名作」として生き残れるか。高校二年生で『眠れる美女』に衝撃を受けて以来のめり込み、「川端は最も好きな作家」と公言する著者が〝女性″を切口に10の人気作を再読する。『雪国』『伊豆の踊り子』『山の音』『片腕』……幾重にも魅力的に光る女たちの描写から、川端の複層的な人間味も垣間見える画期的論考。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎新書
  • タイトル
    :
    川端康成と女たち
  • タイトルID
    :
    1109092
  • 電子版発売日
    :
    2022年03月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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川端康成と女たち のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    川端康成は文章が下手だった
     良い本だ。
     評伝から作品をみてゐて、川端の人生、そして運が名作『伊豆の踊子』や『山の音』『雪国』に影響を与へたことが窺へる。

     一方で、新感覚派の比喩はさすが天才性が発揮されてゐるにしても、長篇になると行きあたりばったりに書いてしまって、筋がめちゃくちゃ、その欠点はしっかり書いてある。一歩引いた信頼できる本だと思ふ。

     ところどころ著者の悪い感想がが出てゐるのは、ご愛嬌で、この本は著者が調べた事実の価値と、その推定を重んじるべきだ。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2022年10月に川端康成の再読を始めたとき、結構長いマラソンになりそうだから、中間地点としてこの本を読もうと考え、目次に現れている本を搔き集めた。

    ところへ作者が、津原泰水に対する中傷に近い文章をブログにアップした。
    私は作者の下劣な品性を心底から軽蔑することになった。
    もとより新書の「性と愛の日本語講座」、「日本人のための世界史入門」、
    「文學界」で「ヌエのいた家」や「東十条の女」を読んだくらいの読者。
    積読に「『こころ』は本当に名作か」「純文学とは何か」が控えているが。
    おそらく「歯に衣着せぬ」と戦略的に取ってきたセルフイメージに、ブログやSNSで内側から食われているのだろう。
    無頼と劣等意識とポジショントークとで訴訟馬鹿に。
    この人はSNSは辞めたほうがいい。

    と、思うが、川端初心者にはこの本は結構面白かった。
    「川端康成伝 双面の人」「川端康成 詳細年譜」の落穂拾い、いや、それこそ新書にぴったりの初心者向け「小谷野敦、川端康成を放談する」みたいなコンセプト。
    ものすごく面白いブログ記事のよう。褒めてる。
    作者が川端を「信奉まではしていない」というスタンスが、面白さを引き出している。
    また「魔界」だとか「旅人」といった川端評論のジャーゴンから距離を取っているのも、よい。
    作品論とゴシップの間を縫う、雅俗の間を行き来する、とても面白い文章だと思う。

    0
    2022年12月14日

川端康成と女たち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎新書
  • タイトル
    :
    川端康成と女たち
  • タイトルID
    :
    1109092
  • 電子版発売日
    :
    2022年03月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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