作品一覧 2022/07/15更新 伊藤博文を暗殺したのは誰なのか 安重根と闇に隠された真犯人 試し読み フォロー がん生還者の記録 試し読み フォロー 宮中某重大事件 試し読み フォロー 近衛秀麿 日本のオーケストラをつくった男 試し読み フォロー 天皇の暗号 明治維新140年の玉手箱 試し読み フォロー 天皇は暗殺されたのか 150年後に明かされる明治維新の真相と南朝の闇 試し読み フォロー 裸の天才画家 田中一村 試し読み フォロー もう投げられへんって、ベェーや がん宣告と闘った野球少年の250日 試し読み フォロー 山本五十六 自決セリ 試し読み フォロー 吉田兼好とは誰だったのか 徒然草の謎 試し読み フォロー 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 大野芳の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 裸の天才画家 田中一村 大野芳 田中一村が好きで、奄美の旅行をした後に読みました。 田中一村の生涯についての本かと思っていたら、その周辺の人々の経歴や今までの人生まで説明している、なんでだろう?と思っていたけど、 田中一村を応援したり、支えた人、興味を持って優しくした人、可能性を感じて世に出そうと奔走した人、そういう名もなき人...続きを読む々がいて、「田中一村」という世間的にはなんの肩書きも称号も評価も受けていなかった画家が世の中で知られるようになったというお話でした。 奇跡的な偶然が人の縁をつないでいく様を見ました。それの発端には田中一村という人の、自分の描きたい絵を描きたいままに描くという烈しい熱があったからであって。それがなければ人は動かないと思います。 1番良かったのは 第八章 274-275ページ 装飾的で画面全部にピントが合いすぎているという美術家からの評価に対し、 大島支局の記者さんの記事 「南の自然は、それ自体が装飾的。(中略) 視界の中のすべてが百パーセントの自分を主張し、そのどれもにピントが合ってしまうような光景。」 奄美に行って見てきたのでその情景が浮かんで、そうだよねえと思った部分でした。 奄美の綺麗な風景や海を楽しむだけでなく、こういう人の人生も知って、厚みのある旅にしてほしいと思いました。 Posted by ブクログ 裸の天才画家 田中一村 大野芳 田中一村さんの名を知ったのは もう20年以上も前になるでしょうか、 当時、 自分たちが歌いたい歌は 自分たちが創ればいいのだ、 と 日本全国を「自分の歌」を持って 駆けまわっていたフォークシンガー笠木透さん に出逢った頃でした コンサートの終わった後、 「いゃあ どえらい絵描きだわ」 と笠木さんが...続きを読む熱っぽく語っておられた。 その時以来 田中一村さんは 私の中では特別な存在となっている。 NHK出版の「田中一村画集」を 始めとして、 「田中一村 豊饒の奄美」大矢 鞆音 「 アダンの画帖田中一村伝」南日本新聞社 「評伝 田中一村」大矢 鞆音 などなど むさぼるように 手にしてしまうこととなった この大野芳さんの一冊には それらの全てが盛り込まれた 実に興味深い、魅力的な一冊に なっている Posted by ブクログ 近衛秀麿 日本のオーケストラをつくった男 大野芳 近衛秀麿について、なぜ今忘れられているか、その経緯がわかる。 音楽界および NHK の歴史を見直すことができる。 Posted by ブクログ 天皇の暗号 明治維新140年の玉手箱 大野芳 明治維新とは何だったのかと言う事が書かれている。 明治維新とは南朝の革命だったのではないかと。 そしてかなり説得力のある内容だ。 明治維新とは何だったのか。 もう少し突きつめて調べてみたい。 Posted by ブクログ 近衛秀麿 日本のオーケストラをつくった男 大野芳 「戦火のマエストロ 近衛秀麿」は戦前のドイツとその周辺での 秀麿の活動に焦点が当たっていたが、こちらは伝記。 生まれてから死ぬまでが詳細に・・・良い面も悪い面も、 称賛も批判もひっくるめての、近衛秀麿の一生を克明に刻んでいる。 人柄、公家という生まれからくる世間一般とは違う生活とものの見方。 生まれ...続きを読むた頃、36人も召使がいたそうな。 「よきにはからえ」な感じで丸投げして裏切られるというのも、 そうなのかもしれない。 思えば、明治以前は側室がいたし・・・。 ともあれ、“指揮者”“オーケストラ”を追求し続ける執念は スゴイものです。 Posted by ブクログ 大野芳のレビューをもっと見る