【感想・ネタバレ】近衛秀麿 日本のオーケストラをつくった男のレビュー

あらすじ

その生涯、華麗にして波瀾万丈!――。兄は宰相・近衛文麿、恋人・愛人は数知れず。山田耕筰との確執、フルトヴェングラーとの交友、そしてユダヤ人救出。世界をうならせた名指揮者の知られざる全貌に迫る。

<主な内容>
序章 忘れられたマエストロ
第1章 公爵の家
やんちゃ坊主/父篤麿の死
第2章 青年指揮者
東京帝大音楽部/ヨーロッパへ
第3章 オーケストラの黎明
山田耕筰との訣別/『越天楽』誕生
第4章 開眼
フルトヴェングラー/苦い握手
第5章 恋と栄光の日々
芸者喜春/女優澤蘭子
第6章 戦火のタクト
ユダヤ人救出/ベルリンの孤独
第7章 再起に賭ける
文麿の最期/立ちはだかる壁
終章 読まれなかった弔詞

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

近衛秀麿について、なぜ今忘れられているか、その経緯がわかる。
音楽界および NHK の歴史を見直すことができる。

0
2011年06月17日

Posted by ブクログ

「戦火のマエストロ 近衛秀麿」は戦前のドイツとその周辺での
秀麿の活動に焦点が当たっていたが、こちらは伝記。
生まれてから死ぬまでが詳細に・・・良い面も悪い面も、
称賛も批判もひっくるめての、近衛秀麿の一生を克明に刻んでいる。
人柄、公家という生まれからくる世間一般とは違う生活とものの見方。
生まれた頃、36人も召使がいたそうな。
「よきにはからえ」な感じで丸投げして裏切られるというのも、
そうなのかもしれない。
思えば、明治以前は側室がいたし・・・。

ともあれ、“指揮者”“オーケストラ”を追求し続ける執念は
スゴイものです。

0
2017年10月14日

Posted by ブクログ

恋人は数知れず、才能と情熱にあふれ、数々の荒波を起こしまくった、日本にもこんな人が実在したんだね(ため息)シリーズ第一弾。

0
2009年10月04日

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