渋沢栄一と岩崎弥太郎 日本の資本主義を築いた両雄の経営哲学

渋沢栄一と岩崎弥太郎 日本の資本主義を築いた両雄の経営哲学

940円 (税込)

4pt

3.8

同時期に大名領の農村で生まれ、裸一貫でのし上がった渋沢栄一と岩崎弥太郎。激動の幕末期、渋沢は徳川慶喜の家臣として一橋家の財政を再建。岩崎は海援隊の金庫番として坂本龍馬を支えた。そして維新後はともに実業家に転身。公益を重視し、次々と株式会社を立ち上げる渋沢に対し、独裁主義を貫き三菱商会を大企業に押し上げていく岩崎。両者はやがて大激論の末に決別、日本の海運業の覇権を争い、死闘を繰り広げていく。両雄の波乱万丈の人生と対照的な理念を分析し「資本主義の本質」に迫る、起業と経営の歴史書。

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渋沢栄一と岩崎弥太郎 日本の資本主義を築いた両雄の経営哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月10日

    今でも残る岩崎家関係の文化施設などで、三菱財閥の財力の凄さに驚嘆し、つくづく創始者岩崎弥太郎はどんな人だったのだろうと興味があったのと、渋沢栄一は今年の大河ドラマでをやっていることもあり、興味を持ったので、同時代に生きた二人の実業家について1冊で読めるなら、と読んでみた。

    二人の人生を交互に書いて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月30日

    渋沢と岩崎の生涯を対比して書かれた本。
    渋沢栄一の情報が厚めに書かれている。
    二人がどうして合本主義と専制主義を取るようになったのかが、分かる本。

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    Posted by ブクログ 2021年06月26日

    大河に合わせて読んでみた
    一人ずつも興味深い人物だが二人の比較によって浮き上がるものもある
    面白い本だった

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    Posted by ブクログ 2021年04月08日

    激動の幕末期に経済官僚として名を成し、維新後に実業家に転身した渋沢栄一と岩崎弥太郎。公益を重視し次々と株式会社を立ち上げた渋沢栄一と、独裁主義を貫き三菱商会を大企業に押し上げた岩崎弥太郎、やがて大激論の末に決別。そんな両雄の波瀾万丈の人生と理念。

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    Posted by ブクログ 2021年07月31日

    数々の日本を代表する企業の創立に関わった渋沢栄一の公益主義と三菱を日本を代表する企業に押し上げた岩崎弥太郎の私益主義を事業運営や後継者育成などの理念を比較説明している。才能のある人と言うものはどのような立場においてもその場その場で自分なりの価値を出し輝くと言う点で現代においても学ぶべきところがあると...続きを読む

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