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「最近、本の質が落ちた」と感じる人が多いと聞く。無類の読書家であり経済学者の著者は、そんな人にこそ「古典を強くすすめる」という。「古典に新しい情報はない」と思うのは早計だ。組織のメカニズムを知りたければトルストイの『戦争と平和』、人を説得する術を知りたければシェイクスピアの『マクベス』。人が作った組織や人間の心理は昔から基本的に変わっておらず、トルストイやシェイクスピアといった洞察力を持った作家が書いたものは、現代人に多くのことを示唆するのだ。著者が推薦する本を読めば、そのめくるめく世界観に心浮き立つだけでなく、仕事で役立つ知識も身につくこと、請け合い!
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年05月22日
"古典"というよりも、何回も読むことに耐えられ、その世界を持っていることがその人が生きるうえでの糧となり、その人が豊かでいられる、そういう本を持っていて、それを楽しめることがなんとすばらしいことか!ということを訴えている本。作者のテンションが高いのが伝わってきて、読むのが楽しい。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月15日
テレビで観た勝手な推測だが、野口悠紀雄氏は対面会話ではあまり面白い方の様には思えない。上から目線的な所を感じてしまうし、かみ砕いて手取り足取り手引きしてくれる感じを受けない。
ところが、著作(但し経済書を除く)においては、元々備わっている文章力にその性向が加わると非常に面白いものとなる。風...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月12日
本好きの一人として、古典は功利主義的、効率的で価値があるので読むべきという目的にはあまり賛同できない。淘汰の末に時代を経て残るものの価値については分かる。しかし、古典が現代でも読まれ続けるのは、考えようによっては偶発的な事象。教材として取り上げられたり、引用する新刊が多く、社会の共通言語と成り得たか...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月15日
自分の読書で圧倒的に足りないのが「古典」だ。
ということでガイドブック的に活用しようと本書を購入。
当初の目的に十分かなう一冊だったのだが、ちりばめてある一言一言が染みてくる本でもあった。
例えば…、
「歳をとれば肉体能力は低下しますが、知的な能力は高まります。問題は、高まった能力を使い切る...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月03日
著名な経済学者による、外国文学の古典を紹介した本。恥ずかしながら、私はここに紹介されている古典は1つも読んだことがない。著者は、学生時代からこれら外国モノの小説を数多く読んでおり、その読書習慣が、著者の今の地位を築く基盤になったのだと思う。著者にとっては、かなり思い入れの強い本ばかりのようで、古典へ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月20日
著名な経済学者が自分の好きな古典について独断と偏見と良識に基づいて語る本。
トルストイの「戦争と平和」、「アンナカレーニナ」はちゃんと読んだつもりだが、驚く程あらすじを憶えてなかった。著者派瑞山性格に覚えているもんだ。
19世紀の小説は古典だが、1960年代の音楽は古いだけで古典とは言えない、と...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月20日
冒頭、本に囲まれているときが一番幸せという話が出てくる。これを目にしたのでこの本を手に取ったみたいなもんで、本当にその気持ちはよくわかる。
どんな本屋でもいいわけではないけど、なんか幸せなんだよな。でも時々、あれもこれも、まだ読んでないなとか、読まなきゃなとか強迫観念に囚われてしまうようなときがある...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月23日
古典読まなきゃ。
トルストイ戦争と平和 アンナカレーニナ
ドストエフスキー 罪と罰 カラマーゾフの兄弟
トーマス・マン 魔の山 ヴェニスに死す
ヘッセ 車輪の下 ロマンローラン ジャンクリフトフ ベートーベンの生涯 ユーゴー レ・ミゼラブル
島崎藤村 夜明け前 志賀直哉 暗夜行路 谷崎潤一...続きを読む
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