老いの落とし穴

老いの落とし穴

877円 (税込)

4pt

4.8

働き盛りの人にとって、自分の老後は常に他人事だ。自分に老後は永遠に来ない、仮に老いたら、その時はピンピンコロリだ……なんて甘い考えは通用しない。気づいたら寝たきりになり、自分の望みは一切叶えられず、「こんなはずじゃなかった」と後悔する。では、それらを避けるにはどうすればいいのか。「〈子沢山だから老後は安泰〉は大間違い」「世間の物差しで生きると、死に際に後悔する」「人は最後に本音を残す」「老後は人生の総決算」「老いを先取りする」等々、老親を介護し、看取った著者が、その経験から後悔しない老後の迎え方を徹底論考する。

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老いの落とし穴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月08日

     80歳を超えた私の両親はまだ健在だが、今のうちに読めてよかったと思った本。遥洋子が、自分の両親や兄をはじめとした肉親の看取り、友人の介護の後悔を通して、誰にでもやってくる「人生の最後」についての真実を語っていると感じた。
     介護の質は、その介護者の「見る」「気づく」「関心を持つ」と言う3つの感性が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月30日

    まだ両親は健在だが、将来について心配になってきた今日この頃。今のうちに読むことができて本当によかったと思う本。介護によって、介護した側が不幸になることが多い現実。自分の老いへの準備の必要性。差し迫っていないから受け入れることができるのだと思う。

    70代前半の両親は、自分の親は子供が面倒を見るのが当...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月25日

    父母、兄らを看取ってきた著者が、「老い」の本質をえぐっていく。友人との会話によると、渾身の介護にかかわらず、悔いが残る人がほとんどらしい。
    愚痴ばかりの母、怒り狂う兄の描写を交え、何が彼らをこうさせるかの考察。
    結局は親の姿に自分を重ねながら老いを予見し、不満を残さないように決心する筆者。
    ...続きを読む

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    貴重な描写

    2023年06月20日

    介護の暴言の根拠、怒りの元等がリアルに書かれて、理解しやすかった。家族の失敗例をあえて描くことで、自分事として考えさせられた。老老介護時代の必読書(とまでは言わないですが)。

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