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あらゆる物事を正確に読み取り、理解する力=読解力。文章を読んで自分の考えをまとめたり、会話で相手の意見に反論するときなど、現代社会を生きる上で不可欠な力だ。しかし読解力のない日本人が増えている。読書量の不足やネット記事・短文SNSの普及による「長文を読み解く耐性がない」「言葉の辞書的な意味は知っていても使いこなせない」ことが主な原因だ。本書では、問題を解きながら実際に言葉を使い、文章を書くことで「語彙力」「作文力」「読解力」の3ステップで鍛えていく。飛ばし読みや資料の要約、会話やコミュニケーションにも役立つ、現代人の必須スキルを磨く一冊。
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Posted by ブクログ
このタイトルを目にした時、僕は嬉しいと感じました。
なぜかというと、自分の考えと一致していたからです。
ずっと前から、「頭がいい」とはどういうことなのか疑問に感じていました。世間では多様な定義があります。自分なりに考えた結果、3つ出てきて、そのうちの一つは「行間が読める」のが頭がいいという答えに行き着きました。
我々は、日々たくさんのことを読みとっている。人間関係や社会現象、自然現象。
読解力が高まれば、色々なことが読みとれるようになり、単純に面白いことが増えると思うし、的確に自分の意見が作れるようになると思います。
加えて、コミュニケーションが円滑になり、勘違いが減り、齟齬を
きたすことが減ると思います。
いいことだらけです。
読解力を高める方法は、実際に自分で文章を書いてみること。
今、手元に原稿用紙があるので、とりあえず短いエッセイでも
書いてみようかしら。
アプリの「note」に投稿してみるのもいいかもしれない。
Posted by ブクログ
「私は、読解力をつけるには、言葉を実際に使うこと、文章を書くことが大事だと考えている。」
この言葉通り、第三章までは小論文の書き方講座のようなもの。コツとそれを利用した修正例を見せてくれるため、どうすればいいのかわかりやすい。
第四章では、二章三章と練習してきた書き方のコツを逆転させ、読みとるためのポイントとして扱っていく。それを活かして実際に文章を読んで練習問題を解く構成になっている。
第五章では、これまでに鍛えた語彙力、文章力、読解力をどのように応用するかについて示されている。
この本を読んで特に印象に残ったのは、言葉の「言い換え」を進めていた部分だった。思い返してみると、文章を書いたり誰かと話したりするときに、普段馴染みのある語彙ばかりを好んで使っていたように思う。もちろんその場に合わせた語を使うのは重要だが、他の語彙に言い換えられないか一度考えて発信し、レパートリーを増やして行こうと思った。
Posted by ブクログ
■目的
英語の勉強をしている際、リーディングが苦手だと感じた。単語もそうだが、文章の論理構成といった対局的に理解が苦手。そもそも日本語の場合でも、資料の読み込みは遅い方だと認識している。小学生の頃は、ハリーポッターや都会のトムソーヤといった小説を、スラスラ読めた。これには好奇心と、頭で映像化しながら読んでいたことが要因だったのではないか。
そこで今回は再度読解力の基礎・真髄について、TIPSを理解したいと思い本書を手にとった。基礎スキルを見直し、ブラッシュアップすることで、今後、何千、何万と読んでいく書物のインプットが効率化されることを期待する。
■第一章
近代の子供の読解力は年々悪化しているらしい。読み手側が、ビジュアライズされた絵や、図が多いコンテンツを好むようになり、それに出版社側も呼応し、旧来の文字主体のコンテンツの割合が減っていることが要因とされる。
また、youtubeやアニメだと、文字を読まなくても楽しめる娯楽が増えたことが、小説離れの原因にもなっている。
そもそも読解力は、広義の意味において、何かを読み取る力とされている。文字、文章だけでなく、人間の会話、空気、天気、位置情報など様々な情報を理解し、自分の中で統合した上で答えを出すスキルである。カーナビや天気アプリなど、情報の供給側が高度化されたことで、情報を読解する側の負担が減ったことも、読解力低下の一因だろう。
ではどうやって読解力を上げるのか。本書は結論として、「文書を書くこと・発信すること」が読解力向上の鍵だという。実際に書いてみるからこそ、読めるようになるという。サッカー中継でチームの戦略がアクションを正確に読み取り、発信できるのは、かつて自身がサッカーを経験したから、ゲームの内容を読解できるということを例に示している。
■第二章
文章を作るにあたっては、語彙力が重要。語彙力によって、文章の格調を時と場合に応じて上げ下げしたり、言い換えによって単調でない文章にすることができる。また、具体と抽象を操ることで、文章に奥行きを持たせたり、より分かりやすい文章にすることが可能となる。
この語彙力の引き出しの多さが、文章力を高めるための一つの要素なのである。これは普段から文章に触れ、ストックを増やしておくことが必要であり、また実際に作文してみることで豊富な語彙を駆使できるようになるのである。
■第三章
書くことは思考を明確にすることである。漠然と頭中に存在する思考を形にすることで相手にも伝えやすいようにする行為なのである。これはサッカー実況の例のように、書いてこそその構造だったりテクニックが身につくのである。思考という形のないものを、適した構造、抽象と具体の使い分け、言い換えという技により、他者にとっても理解しやすい文章を作るのだ。また、周囲の状況が伝わるようにリアリティを出すことも一つのテクニックだ。文字という限られた媒体の中で、あたかもその情景を見ているかのよう読み手に連想させる文章を書くこと(例:周囲を囲む行列ができるほど盛況だった)
3what=それは何か(定義)、何が起きているか(事象)、その結果何が起こるか(結果)
3w=why(理由・根拠)、when(いつからそうなのか、歴史的状況)、where=どこでそうなのか、地理的状況)
これは、読解力にもつながる。読んでいる文章の構造や著書の気持ちが、自らによる作文の経験を通じ、理解できるようになる。
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ビジネス・実用
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